俺のアリス?
(専用ボトル購入客に無料で純水を提供してくれるラ〇フです)
後ろでこんなダミ声が。
「俺のアリス、どこにあるー?」
アリス・・・?
アリス?
アリスという単語と声質のミスマッチに
思わずふりむくと、そこにいたのは
横山やすしが生きて60~70代になったらこんな風では?
と思う風貌の男性。
「えー?なにー?」
そこへカートを押しながら女性が登場。
「大家族モノ」の奥さんによくいるような
いわゆる↓のアルファベット3文字タイプ。
服のサイズは軽く17号超え、
根元2cmくらい黒くなったパサパサの茶髪
いやほとんど金髪を無造作にゴムでしばり、
もちろんスッピンにジャージ上下・・・
やっさん似おっちゃんの奥さんらしい(たぶん)
やっさん似は奥さんに向かって再び言う。
「アリス・イン・ワンダーランド、どこへやったかな~?」
「あーダンボール箱の中やわ」と奥さん。
アリス・イン・ワンダーランド!
ダンボール箱の中?
なんとシュールな会話!
「あ、ちゃうわ。アリスはパソコンの中に入れたやん」
「あーそうか、そうか」とおっちゃん。
「それはええけど、プリズンブレイク全巻誰かが借りてんねん、腹立つ~」と奥さん。
「それやったら俺、Dr.パルナサスの鏡借りるわ」とやっさん似。
「パブリック・エネミーズのほうがええのんちゃう?」と奥さん。
そこで映画DVDの話なのだと気づく。
気づくがシュールな感覚は続く。
大阪の街頭インタビュー常連風コテコテな高齢男女の口から
スラスラと洋画の正確なタイトルが飛び出てくることに・・・
2人の口から出る映画名が
「釣りバカ日誌」や「男はつらいよ」なら
わたしはいちいち聞き耳を立てなかったはず。
人は見かけで判断しちゃいけないってことですねー。
どうやらやっさん似はジョニー・デップファンで
ファンタジー好きらしい。
わたしはファンタジー苦手だけど、映画話でけっこう気が合うかも?(笑)
by gloria-x | 2010-12-26 14:16 | 出来事・世間・雑感