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わたしの新生活

これがわたしの生きる道♪ なんてね(笑)

わたしの新生活_c0008209_2053723.jpg

ダーリンとわたしの数ヶ月ごとのささやかな贅沢。
日頃の疲れをリフレッシュしにココへ行ってきました。

温泉、岩盤浴、韓国式アカスリ、タイ王宮式アロママッサージに加え、
今回はフェイシャルトリートメントもプラス。
まさに癒しのフルコースをたっぷり満喫してきました~♪

*************************

この春、わたしは新しい仕事をスタートしました。
ライフスタイルも激変、忙しくも楽しく充実した毎日を送っています。

約1年前から計画・準備した転身。
ごく親しい人たちにしか話していないのですが
昔からわたしを知っている人なら
「ぴったり~!」とけっこう納得するかも?
注:バーのマダムじゃないよ(爆)

長年のライター業の後、
数年の寄り道&社会勉強を経て
これから何をするか、かなり真面目に考えました。
まず、職種云々より
今後どんな風に生きたいか、どんな人になりたいか
理想像をイメージすることから始めたのです。
そして、自分の中で条件検索するように選びました。

◆歳を重ねても続けられて、歳を取ることがマイナスにならない。
◆自分の個性や能力、今までに培った特技が生かせる。
◆服装、持ち物、話術や立ち居振る舞いなど、
 すべての面で自己プロデュースできる。
◆将来「只者じゃない」オーラのある老婦人になれる可能性大。

なにより優先したのは、お洒落して仕事できること♪

わたしにとって服装(メイク含む)はとても重要。
自分が納得いかない格好で働くなんてまっぴらごめん!

だけど、有閑マダムみたいに友人とのランチや
自己満足のためだけにお洒落するのも虚しい感じ・・・
仕事に効果を発揮してこそ、お洒落のしがいもあるというもの。

ファッション業界で働きたいなんて思ったこともないし
わたしなんかに働けるはずもない。
ところが、なぜか
「アパレル関係のお仕事ですか?」
「ブティックか何か経営されてるんですか?」
そう言われることが度々。
「えーっ!まったく違いますー!」と
のけぞって否定してたんだけど
ベクトルは違えど、もしかしたら服装への強い執着がそう思わせてたのかも?

とにかく、これからは自分の楽しさ、快適さを第一に仕事しようと思ったのです。

こんな風に書くとふざけてるみたいだけど
仕事って職種や肩書きに固執するよりも
案外こんな風にふわ~っと
送りたいライフスタイルをイメージして選んだほうがいいのでは?
(これはライターを辞めてからの数年で実感したこと)

とはいえ、まだまだペーペーの新人。
これからさらなる勉強の日々だし
なってみて初めて知った予想外の現実も諸々ありますが
思わぬ嬉しい特典は「先生」と呼ばれる職種なことかな。

「がんばる」「張り切る」は苦手だし
「こんなこと始めました!」と自己宣伝するのも性に合わないので
謎めいた書き方で恐縮ですが
「一人前」と言える自信がついたらカミングアウトするかも?
ま、ダメだったらダメでまたその時に考えればいいしね。

PUFFYじゃないけど、わたしはこんな感じの脱力スタンスでやっていきま~す(^_-)v

# by Gloria-x | 2012-04-17 00:07 | 出来事・世間・雑感

紙の月 /角田光代

ひしひしと身に迫り、身につまされる怖い話。
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裕福な家庭に育ち、結婚後も経済的に恵まれた生活を送っていた主婦が
パートで銀行に勤め、優秀な成績を認められて契約社員に。
ある日、営業帰りに立ち寄ったデパートで買物する際、
顧客から預かった金に手をつけてしまう。
それを境に彼女の中でバランスが崩れ、金銭感覚が麻痺。
やがて約1億円を横領するまでになる。
事件発覚前に海外に逃亡した彼女は果たして逃げ切れるのか?

ああ~またしても読みごたえ満点!
ページをめくる手が止まらない反面、
読み終わるのが惜しい&引き込まれすぎてクラクラし
セーブしながら読むという矛盾のスパイラルに・・・

ストーリーは主人公の梅澤梨花、彼女の元同窓生、元恋人、
それぞれの視点で交互に進行する。
そして、各人がなんらかの形でお金の問題を抱えている。

主人公・梨花が夫との会話で抱く
言葉にはできないもやもやした違和感や
横領を始めてから抱く、不思議な多幸感や万能感。
そのあたりの心理描写がものすごく緻密でリアル!

「浮世の悩みの9割はお金で解決できる」
「この世でいちばん怖いのは貧乏」
とわたしは常々思っている。
「お金がすべてじゃない」とキレイ事を言えるのは
お金の苦労をしたことがない人だ。

こういう考えを持つわたしには、
ほんとリアルというか身につまされっぱなしの怖い話でした(-_-;

G・W、横領したお金で若い恋人と
高級ホテルのスイートルームに連泊し、
ルームサービスで食事やシャンパンを頼む。
高級店で買物三昧し、ハイヤーでホテルに帰る。
当然、出会う人誰もが親切で気持ちよく接してくれる。
ストレス皆無の天国のような世界だ。
梨花は資産家の顧客たちの顔を思い浮かべ、
金持ちが一様におっとりとしていることに納得する。

その一方、連休中の平日はホテルから銀行に出勤。
満員の通勤電車、人を押しのけ突き飛ばして歩き、
ガツガツと卑しい表情の人々の群れ。
それこそ梨花が本来いるべき現実社会なのだが
一度天国を味わった彼女には我慢できない。
疲れ果ててホテルへ帰ってきた梨花は
「こここそ本来のわたしの居場所だ」と心からホッとする。

スケールの差こそあれ、
この感覚はわたしにも馴染み深いものである。

梨花の元同級生で、バツイチ編集者の買物感覚も
共感する部分が多々あり恐ろしくなった。
一方、元恋人の妻は共感度ゼロで不可解な存在。

読む人のバックグラウンドや金銭感覚によって
感情移入のポイントや度合いも様々なのだろうけど
現代日本に生きているなら、
仙人みたいに浮世離れした人でないかぎり
かなり共感するのではないだろうか。


'12 4 ★★★★★

# by Gloria-x | 2012-04-09 23:26 | ブックレビュー

罪悪 / フェルディナント・フォン・シーラッハ

最終篇「秘密」、最後の一行がゾッとするほど気持ちいい!

罪悪 / フェルディナント・フォン・シーラッハ_c0008209_1702357.jpg

著者は刑事事件専門の弁護士で、
実際に手がけた事件をもとに書いた短編集二作目。

処女作犯罪も強烈なインパクトがあったが、
文体や表現、全体の構成など
「本業は弁護士なんですけど、事実は小説より奇なりであるなぁと
痛感する事件が多く、ドキュメンタリーではない手法でカタチにしたくて
こういう本を書いてみました」
的な印象は否めなかった。
(あくまでもわたし個人の想像です(;^_^A)

本作では、いい意味でエンターテイメント色が濃くなったと感じた。
反面、処女作のどこか浮世離れしたようなおとぎばなし風味は薄れ、
現実的で後味の悪さ、エグさを増しているが個人的には◎
感情を抑え、そっけないくらい淡々とした文体はそのままに
15篇がバラエティに富んで読みごたえ満点で
一気に独特の世界にどっぷり引き込まれてしまった。

著者がここぞと「プロ意識」を発揮したのが
最終篇のラスト一行のオチ。
最終行からどんどん膨らむ想像の世界が恐ろしくも気持ちいい。


'12 3 ★★★★★

# by Gloria-x | 2012-04-03 17:53 | ブックレビュー

マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙/ The Iron Lady '11(英)

ストレートな伝記映画かと思ったら、意外なアプローチに感情移入(T_T)

マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙/ The Iron Lady \'11(英)_c0008209_2028309.jpg

イギリス史上初の女性首相で「鉄の女」と呼ばれた
マーガレット・サッチャーの半生を描いたドラマ。


英国史上初の女性首相の直球な伝記映画かと思っていたら
マーガレット・サッチャーという政治家の第一歩を作り、
その後も陰で支え続けた夫デニスとの夫婦愛が主軸。

オープニングからいきなりホロッとさせられました。
時系列に沿って回想シーンや実写映像をはさみながら
デニスは常にマーガレットの側にいます。
しかも妻だけが知っている姿、表情、振る舞いで。
もしわたしがサッチャーと同じ身になったらと想像するだけで・・・・(T_T)

若き日のデニスを演じたハリー・ロイドがよかった。

マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙/ The Iron Lady \'11(英)_c0008209_20284921.jpg

「君はどこから見ても裕福な家庭の奥様風だ。
その層の支持は既に得ている。首相になるためにはそれじゃダメだ」と言われ
髪型、メイク、服、話し方までプロのアドバイスを受けるサッチャー。
変身直後の表情が絶品です。

男女問わずこういう変身プロセスを見せる映画は大好き!
あー、わたしも誰かプロのアドバイスで変身したいわー!

好みはさておき、コンサバなファッションの数々も見ごたえ満点。
ブルーがサッチャー首相のイメージカラーだったのか
様々な色調のブルーのスーツやドレスが出てきて楽しい♪
スカーフなどの小物やアクセサリー使い、
上質なスーツの着こなし方、
マットでパウダリーな白肌メイクの質感などなど・・・
けっこう本気で将来の参考にしようと思いながら観てました。

密かな決意は「歳取ってもちゃんとメイクして
お出かけ時にはハイヒールを履こう」です


マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙/ The Iron Lady \'11(英)_c0008209_20294064.jpg

メリル・ストリープが二度目のアカデミー賞主演女優賞に輝いた作品。
長年ノミネートの常連だったメリル。
今年の授賞式ではゴールドのドレスを着ていた。
「ディアハンター」で主演女優賞を獲った時もそうだったので
「あ、今年はメリルが獲るな」と思ったら当たり!
授賞後のスピーチも◎♪
昔は嫌いだったけど、ここ数年好きになってきた。
なんだかんか言ってもやっぱり上手いもん。

マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙/ The Iron Lady \'11(英)_c0008209_20292486.jpg

この老け役、全身が驚嘆!
主演女優賞納得。

考えが言葉になり、言葉が行動になる。
やがて行動が習慣になり、習慣が人格を作る。

名言ですね。


'12 3 29 劇場 ★★★★☆
監督:フィリダ・ロイド
出演:メリル・ストリープ、ジム・ブロードベンド、ハリー・ロイド

# by Gloria-x | 2012-03-29 22:15 | 映画レビュー

Happy birthday❤❤❤

Happy birthday❤❤❤_c0008209_1524717.jpg


今日はダーリンの誕生日


生まれてきてくれてありがとう♪


タイムマシンがあったら会いにいきたいな~(^-^)

# by Gloria-x | 2012-03-16 15:28 | 夫婦の日常・おでかけ

おとなのけんか/ Carnage '11(仏・独・ポーランド)

おもしろかった~!!!上手い役者揃い踏みのアンサンブルが絶妙♪

おとなのけんか/ Carnage \'11(仏・独・ポーランド)_c0008209_1155428.jpg


ブルックリンの公園、ささいなことで小競り合いになった少年たち。
11歳のザッカリーが木の枝でイーサンを殴ってケガをさせてしまい、
彼らの両親が話し合いのために集まる。
冷静かつ平和的に終結するかに見えた集まりだったが
ささいな言葉の行き違いなどからヒートアップ。
被害者VS加害者の対立から、夫婦間のバトルにまで発展して
全員が本性むきだしで罵りあう展開に。


おとなのけんか/ Carnage \'11(仏・独・ポーランド)_c0008209_12205736.jpg

登場人物はたった4人。アパートの室内だけで話は進行する。
平和的な解決であっさりお別れかと思いきや、
玄関やエレベーターまで送り送られながら、
なぜか何度も引き返すハメになってコートを脱いだり着たり・・・

「早く帰りたい」「早く帰ってくれ」と思ってるくせに
自家製デザートを勧めるほうもどうかしてるし
辞退すりゃいいのに座りなおすほうも変~
京都人なら目が点になるはず(?_?)
「息子たちも同席させて改めて集まろう」となると
お互いに自分たちの家でと主張するのも
わたしには理解不能だけどいわゆる「縄張り意識」?

おとなのけんか/ Carnage \'11(仏・独・ポーランド)_c0008209_1238396.jpg

被害者イーサンの両親、ロングストリート夫妻。
夫は金物などの卸売業。
ジョン・C・ライリー、いい味出してるわー。
夫婦だけに通用する「呼び名」についての空気を読まない無邪気さとか
小柄な妻が届かないよう、スコッチの瓶を背伸びして持ち上げる憎たらしさ(笑)

妻はライターでアフリカの飢餓や難民問題の活動家。
ジョディ・フォスター、老けたなぁ~。
肩に力入ってピリピリした感じがこの役にぴったり!

クリストフ・ヴァルツ扮するカウワン氏が放った

「世の中を良くしなければ!が口癖の
門番女に男は欲情しない」に笑った~!


おとなのけんか/ Carnage \'11(仏・独・ポーランド)_c0008209_1239568.jpg

加害者ザッカリーの両親、カウワン夫妻。
夫は企業弁護士、妻は投資アナリスト。
どっちもスノッブで家庭より仕事。
夫は片時も携帯電話を手放さず、
他人の家でもおかまいなしに延々仕事の長電話。

クリストフ・ヴァルツ、ちょっとした表情の小芝居が絶品!
基本的に嫌味な人物なのに、憎めないチャームを小出しにするという
難易度の高い役をほんとにうまく演じてます。

携帯についてはここまでひどくないけど、我がダーリンも似たような状況多々。
本人も「携帯なんか発明されないほうがよかったかも」などと・・・。
わたしは携帯メールもしないし、ほぼ「不携帯電話」なので
ケイト・ウィンスレット扮する妻のイライラに共感しっぱなし!

おとなのけんか/ Carnage \'11(仏・独・ポーランド)_c0008209_12391990.jpg

ケイト・ウィンスレットが過度の緊張とイライラからゲロってしまうのだが
その吐き方があっぱれ!
日本映画やドラマって「うっ」と口元押さえて流し台に駆け寄るだけで
口からな~んにも出てない白々しい演出が多いので
ケイトのリアルなゲロっぷり&量に拍手したいほどだった。
とはいえ、吐かれた側がせっせと掃除し(子供も被害者なのに!)
吐いた本人も夫も悪びれずケロッとしてるのにもびっくり。

上映時間79分が◎!
最近、ムダに長い映画が多いけど、この映画みたいにギュッと凝縮して
「もうちょっと観たいかも」と感じるくらいがベストだと思う。
オリジナルは舞台劇。
「日本の役者もさぞかしやりたい劇だろうな」と思っていたら
大竹しのぶ、段田安則などで舞台化されていたらしい。


'12 3 劇場 ★★★★★
監督:ロマン・ポランスキー
出演:ジョディ・フォスター、ケイト・ウィンスレット
    クリストフ・ヴァルツ、ジョン・C・ライリー

# by Gloria-x | 2012-03-12 15:33 | 映画レビュー

曽根崎心中 / 角田光代

江戸時代の女性心理をリアルな現代感覚で表現!


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18世紀初頭、大阪の曽根崎で実際に起きた心中事件をもとに
近松門左衛門が書いた人形浄瑠璃を、角田光代が現代語の小説に翻案。
大阪内本町の醤油屋・平野屋の手代・徳兵衛と
堂島新地天満屋の遊女・お初の悲恋の物語。

時代小説は苦手だけど、さすが角田光代!
江戸時代の遊女の心理をここまでリアルに共感度高く表現するとは。

徳兵衛が友人に騙された顛末を話すのを
最初はハラハラしながら聞いていたお初。
話が長いわりに肝心なことを言わない徳兵衛に
「何をのうのうと話してるのか、この男は」と
心の中でイライラを募らせたり、
がくりと背を丸め、うなだれて泣く徳兵衛を見て
「わたしが守ってやらないと」と思ったり、

手に手を取って逃げた最後の最後にきて
実は徳兵衛は「騙された」と嘘をついているのでは?
狂おしいほど好きな男だけど
実は自分は彼のことを何ひとつ知らないのでは?
とチラッと思ったり。

惚れた男の、弱いところも情けないところも
全部ひっくるめて、それでもどうしようもなく好きという女心が絶妙。
ラストに向かってたたみかけるような心理描写は圧巻だ。

おかみがお初に言う。
「恋なんかするもんやない」

金も甲斐性もない若造との恋などという
つまらないものでで自らの値打ちを下げるな、と。

「つまらんもんやろうか」と問うお初に
「つまらんもんや」とおかみは即答する。
「一年たったら、笑い話。十年たったら、覚えてないわ」

言えてる!!!
渦中にいるときにはわからないんだけどね。

「運命の人はいるよ」と自信たっぷりに言う姐さん。
運命の人は前世でも縁のあった人だから
何度生まれ変わっても、一目見ればすぐわかるという。

運命の人をまちがえることもあるのか
まちがえたらどうなるのか、と聞く後輩たちに姐さんは

「心配おまへん。まちごうたときはすぐにわかる。
その恋がうまくいかなんだら、すぐわかるんや。
あてらが不安になる恋、苛々する恋、
信じられへん恋、会えん恋、すれちがう恋、
ぜえんぶまちがいなんや。
運命の人やったら何ごともすんなりいくもんやで」


これも言えてるー!!!
経験者なら全員共感するはず。

*********************

徳兵衛が騙し取られたという「二貫」を
「現在の金銭感覚ではおよそ三百万円」と
巻末の用語手引で解説してくれているのが◎

時代モノの映画を観ていつも隔靴掻痒なのは
劇中にセリフで出てくる貨幣価値が
いったい今の感覚でいくらなのかわからないこと。
飲み食いの値段くらいなら推測できるけど
侍の給料、刺客の報酬、遊女の身請代、賄賂etc・・・
現在の価値で〇十万円位、〇百万くらいとわかったほうが
感情移入度もアップすると思うんだけどなー。


'12 3 ★★★★☆

# by Gloria-x | 2012-03-08 10:27 | ブックレビュー

ブルーバレンタイン/ BLUE VALENTINE '11(米)

夫婦ゲンカは犬も・・・の見本みたいな話。あーダルかった!

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シンディとディーンは結婚7年目で幼稚園児の娘がひとり。
出逢った頃はあんなに毎日がキラキラして
会えばキスして、激しく抱き合って、強く求め合ったのに
今は2人ともすっかり疲れてしまい、顔を合わせれば罵りあい。
どうして愛やときめきがなくなってしまったのだろう・・・?

ただこれだけの話。くだらん!
「大きな事件も起きず、市井の人々の日常を描いた」映画は
好きなほうだけど、それにしてもくだらん!

2人の出会いから現在までを時系列を交錯させて描くのだが
現在の場面で2人共えらく深刻な顔をしてるから

この夫婦にいったいどんな問題が?と思ったら
特にな~んにもないやん!アホらし!


まあ、妻が看護師なのに夫はバイト程度の仕事という
根本的な問題はあるし、デキちゃった結婚だし
夢と現実の落差に愕然なんだろうけど。

要するに、この夫婦はどっちも
恋人時代のドキドキ感を持続させるための努力をしなかっただけ。
自分たちが怠けてたくせに
責任をお互いになすりつけても自業自得でしょ。


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ミシェル・ウィリアムスは2011年アカデミー賞主演女優賞ノミネート。
ゴールデン・グローブ賞にはライアン・ゴスリングと共に
主演男優賞・主演女優賞ノミネート。

たしかに主演2人の演技は◎!
それが逆効果というか、もったいないというか
かえってストーリーのつまらなさを強調している。
映像、演出、音楽の使い方なども
スタイリッシュだけど薄っぺらじゃなくて
いい雰囲気なのが思わせぶりすぎ。

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やっぱり男のほうがロマンチストなんですねー。
娘が妻の実家に泊まる日、夫は突然
「ラブホテルの宿泊券をもらったから行こう」と提案。
部屋に入ったら2人の思い出のCDをかけるなど
あの頃のときめきを取り戻そうと涙ぐましい努力。
夫ディーンのほうが若い頃から純粋で心優しく、好感が持てた。
別の女の子と結婚してたら明るい家庭を築けたかも?

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妻シンディは尻軽さ、だらしなさで人生を棒に振った女。
本来は頭がいいだけに現実が受け入れられないのかも。
常に疲れた表情で、空気を和ませようとする夫のジョークにも
無反応、というよりイライラを無理に抑えて無視って感じ。
そして口論になると徹底的に夫を罵倒&拒否。
こういうタイプは誰と結婚しても無いものねだりで同じだろう。
ま、女っていったん愛が冷めたら容赦ないですからね。

観終わった後、ともだちから
延々ダンナの愚痴を聞かされたような疲労感だった・・・


'12 3 WOWOW ★★☆☆☆
監督:デレク・シアンフランス
出演:ライアン・ゴスリング、ミシェル・ウィリアムス

# by Gloria-x | 2012-03-06 15:50 | 映画レビュー

スロージョグ再び

久しぶりに走ってみたら意外なほど気持ちよかった!

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運動が生活習慣になって早や20年。(本人がいちばん驚き!)

一時期、けっこう走っていたのだが
持病の腰痛で病院に行ったらヘルニアと診断され
ジョギングより腰に負担の少ないウォーキングを勧められた。

この2年ほどは週4~5日、約6~7km歩いている。

先日、歩いている途中でふと軽く走ってみたら
意外なほど気持ちよくて
しばらく走り続けてしまった!



実は2kgほどリバウンドしてしまい
「今のうちになんとかしないと!」なのです。
ムリしすぎてまた腰を痛めてもなんなので
基本はウォーキングだけど
その日以来、コースの一部をスロージョグにしている。
理屈抜きで気持ちいいんだもの。
なんか脂肪が燃えてるのを実感できるというか。
(あくまでも個人的感想です(;^_^A)

走ることが気持ちいいなんて
10代の頃のわたしが聞いたら絶対に信じないだろう。
人間のカラダってほんと不思議だ。

********************

ちなみに今履いてるシューズは
リーボックEASY TONE

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謳い文句は「履くだけのジム」で
特にヒップアップ、美脚効果バツグンとか。

確かにヒップアップ効果はあります!

上半身デブのわたしは
ヒップまわりにはあまり悩みがないので恐縮だが
EASY TONEで歩くようになってから
ヒップがさらに引き締まってアップしたのを実感!
お尻と太ももの境目って年齢と共に肉がついて
変な段差ができるらしいけど
自慢じゃないがそのゾーンはすっきりしてます。

でもなぁーわたしは上半身にその効果が欲しいんですけど・・・
一度でいいから「横から見たら薄い体型」になってみたいの。

EASY TONEってウェアもあるみたいだけど
トップス着て走ったり歩いたら上半身スッキリするのかしらん?

# by Gloria-x | 2012-03-02 23:39 | おしゃれ・美容・運動

相続人TOMOKO / 大沢在昌

かっこいいのに嫌味じゃないヒロインを書かせたら大沢在昌の右に出る者なし!

相続人TOMOKO / 大沢在昌_c0008209_14331076.jpg

魔女の笑窪」「魔女の盟約」を教えてくれたmiffyさんのリコメンド。

彼女のコードネームはTOMOKO。元CIAの優秀な工作員。
上司の命令で米国有数の財閥ウェリントン家の総帥に接近したTOMOKOは
不覚にもターゲットと恋に落ち、結婚する。
実は彼女に下された命令の裏には巨大組織の陰謀が隠されていた。

前にも書いたけど、大沢在昌ってキャラクター作りの天才ですね!
特にかっこいいヒロインを書かせたら右に出る者なし。

完璧な容姿と頭脳を持ち、クールでタフ。
普通、こんなパーフェクトなヒロインってどこか嫌味で鼻につくはず。
特に女性読者の目で見ればツッコミどころ満載だろう。
しかし、大沢在昌が描くと鼻につくどころか
素直に「かっこいい!」とヒロインに好感を持ってしまうのがすごい。

これって男性作家には珍しい、得難い才能だ。

ジャンルを問わず、男性作家が描くヒロインって
女から見れば「こんな女いるー?」とか
「このヒロイン、絶対に女友達いないよねー」的なキャラが多いもの。

米国軍需産業と右翼の秘密組織、米陸軍特殊部隊、
日本の警察、ヤクザが入り乱れて一人の女の命を狙い、
TOMOKOは単身戦いを挑む。
荒唐無稽なストーリーだけど細部まで綻びがなく
(あってもわたしには気づかないけど)
結末までグイグイ引っ張られて一気読み!
そして、TOMOKOと一蓮托生のハメになる
元売春婦・智子の成長が気持ちのいい読後感。

映像化するなら誰だろう?と想像してたら
なんと!2000年に小柳ルミ子で映画化されてたらしい!
いや~そりゃないでしょ~(笑)

'12 2 ★★★★★

# by Gloria-x | 2012-02-25 15:51 | ブックレビュー