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わたしの新生活

これがわたしの生きる道♪ なんてね(笑)

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ダーリンとわたしの数ヶ月ごとのささやかな贅沢。
日頃の疲れをリフレッシュしにココへ行ってきました。

温泉、岩盤浴、韓国式アカスリ、タイ王宮式アロママッサージに加え、
今回はフェイシャルトリートメントもプラス。
まさに癒しのフルコースをたっぷり満喫してきました~♪

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この春、わたしは新しい仕事をスタートしました。
ライフスタイルも激変、忙しくも楽しく充実した毎日を送っています。

約1年前から計画・準備した転身。
ごく親しい人たちにしか話していないのですが
昔からわたしを知っている人なら
「ぴったり~!」とけっこう納得するかも?
注:バーのマダムじゃないよ(爆)

長年のライター業の後、
数年の寄り道&社会勉強を経て
これから何をするか、かなり真面目に考えました。
まず、職種云々より
今後どんな風に生きたいか、どんな人になりたいか
理想像をイメージすることから始めたのです。
そして、自分の中で条件検索するように選びました。

◆歳を重ねても続けられて、歳を取ることがマイナスにならない。
◆自分の個性や能力、今までに培った特技が生かせる。
◆服装、持ち物、話術や立ち居振る舞いなど、
 すべての面で自己プロデュースできる。
◆将来「只者じゃない」オーラのある老婦人になれる可能性大。

なにより優先したのは、お洒落して仕事できること♪

わたしにとって服装(メイク含む)はとても重要。
自分が納得いかない格好で働くなんてまっぴらごめん!

だけど、有閑マダムみたいに友人とのランチや
自己満足のためだけにお洒落するのも虚しい感じ・・・
仕事に効果を発揮してこそ、お洒落のしがいもあるというもの。

ファッション業界で働きたいなんて思ったこともないし
わたしなんかに働けるはずもない。
ところが、なぜか
「アパレル関係のお仕事ですか?」
「ブティックか何か経営されてるんですか?」
そう言われることが度々。
「えーっ!まったく違いますー!」と
のけぞって否定してたんだけど
ベクトルは違えど、もしかしたら服装への強い執着がそう思わせてたのかも?

とにかく、これからは自分の楽しさ、快適さを第一に仕事しようと思ったのです。

こんな風に書くとふざけてるみたいだけど
仕事って職種や肩書きに固執するよりも
案外こんな風にふわ~っと
送りたいライフスタイルをイメージして選んだほうがいいのでは?
(これはライターを辞めてからの数年で実感したこと)

とはいえ、まだまだペーペーの新人。
これからさらなる勉強の日々だし
なってみて初めて知った予想外の現実も諸々ありますが
思わぬ嬉しい特典は「先生」と呼ばれる職種なことかな。

「がんばる」「張り切る」は苦手だし
「こんなこと始めました!」と自己宣伝するのも性に合わないので
謎めいた書き方で恐縮ですが
「一人前」と言える自信がついたらカミングアウトするかも?
ま、ダメだったらダメでまたその時に考えればいいしね。

PUFFYじゃないけど、わたしはこんな感じの脱力スタンスでやっていきま~す(^_-)v
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by Gloria-x | 2012-04-17 00:07 | 出来事・世間・雑感

紙の月 /角田光代

ひしひしと身に迫り、身につまされる怖い話。
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裕福な家庭に育ち、結婚後も経済的に恵まれた生活を送っていた主婦が
パートで銀行に勤め、優秀な成績を認められて契約社員に。
ある日、営業帰りに立ち寄ったデパートで買物する際、
顧客から預かった金に手をつけてしまう。
それを境に彼女の中でバランスが崩れ、金銭感覚が麻痺。
やがて約1億円を横領するまでになる。
事件発覚前に海外に逃亡した彼女は果たして逃げ切れるのか?

ああ~またしても読みごたえ満点!
ページをめくる手が止まらない反面、
読み終わるのが惜しい&引き込まれすぎてクラクラし
セーブしながら読むという矛盾のスパイラルに・・・

ストーリーは主人公の梅澤梨花、彼女の元同窓生、元恋人、
それぞれの視点で交互に進行する。
そして、各人がなんらかの形でお金の問題を抱えている。

主人公・梨花が夫との会話で抱く
言葉にはできないもやもやした違和感や
横領を始めてから抱く、不思議な多幸感や万能感。
そのあたりの心理描写がものすごく緻密でリアル!

「浮世の悩みの9割はお金で解決できる」
「この世でいちばん怖いのは貧乏」
とわたしは常々思っている。
「お金がすべてじゃない」とキレイ事を言えるのは
お金の苦労をしたことがない人だ。

こういう考えを持つわたしには、
ほんとリアルというか身につまされっぱなしの怖い話でした(-_-;

G・W、横領したお金で若い恋人と
高級ホテルのスイートルームに連泊し、
ルームサービスで食事やシャンパンを頼む。
高級店で買物三昧し、ハイヤーでホテルに帰る。
当然、出会う人誰もが親切で気持ちよく接してくれる。
ストレス皆無の天国のような世界だ。
梨花は資産家の顧客たちの顔を思い浮かべ、
金持ちが一様におっとりとしていることに納得する。

その一方、連休中の平日はホテルから銀行に出勤。
満員の通勤電車、人を押しのけ突き飛ばして歩き、
ガツガツと卑しい表情の人々の群れ。
それこそ梨花が本来いるべき現実社会なのだが
一度天国を味わった彼女には我慢できない。
疲れ果ててホテルへ帰ってきた梨花は
「こここそ本来のわたしの居場所だ」と心からホッとする。

スケールの差こそあれ、
この感覚はわたしにも馴染み深いものである。

梨花の元同級生で、バツイチ編集者の買物感覚も
共感する部分が多々あり恐ろしくなった。
一方、元恋人の妻は共感度ゼロで不可解な存在。

読む人のバックグラウンドや金銭感覚によって
感情移入のポイントや度合いも様々なのだろうけど
現代日本に生きているなら、
仙人みたいに浮世離れした人でないかぎり
かなり共感するのではないだろうか。


'12 4 ★★★★★
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by Gloria-x | 2012-04-09 23:26 | ブックレビュー

罪悪 / フェルディナント・フォン・シーラッハ

最終篇「秘密」、最後の一行がゾッとするほど気持ちいい!

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著者は刑事事件専門の弁護士で、
実際に手がけた事件をもとに書いた短編集二作目。

処女作犯罪も強烈なインパクトがあったが、
文体や表現、全体の構成など
「本業は弁護士なんですけど、事実は小説より奇なりであるなぁと
痛感する事件が多く、ドキュメンタリーではない手法でカタチにしたくて
こういう本を書いてみました」
的な印象は否めなかった。
(あくまでもわたし個人の想像です(;^_^A)

本作では、いい意味でエンターテイメント色が濃くなったと感じた。
反面、処女作のどこか浮世離れしたようなおとぎばなし風味は薄れ、
現実的で後味の悪さ、エグさを増しているが個人的には◎
感情を抑え、そっけないくらい淡々とした文体はそのままに
15篇がバラエティに富んで読みごたえ満点で
一気に独特の世界にどっぷり引き込まれてしまった。

著者がここぞと「プロ意識」を発揮したのが
最終篇のラスト一行のオチ。
最終行からどんどん膨らむ想像の世界が恐ろしくも気持ちいい。


'12 3 ★★★★★
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by Gloria-x | 2012-04-03 17:53 | ブックレビュー