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ターミネーター4/TERMINATOR SALVATION '09(米)

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「ターミネーター」は
2まででよかったと常々思っている。


「3」はジョン・コナーがヘタレで全体的になんだか地味な印象だったし、
「4」にはまったく興味なかったので、オープニングクレジットを見て

「うわ、クリスチャン・ベイルで2時間か、
キッツイなぁ」早々と腰が引けた。


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顔が苦手。余裕がないというか遊び心がないというか、
常にテンパってる感じでしんどい。

ところが、サム・ワーシントン登場で
気を取り直す。


「おや?初めて見るけどちょいと好みのタイプじゃないの」
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骨格(特に頭の形)と髪質が好み♪
クリスチャン・ベイルと比べると断然「余裕・遊び」がある顔。

サム・ワーシントン扮するマーカスは
サイバーダイン社に騙されて献体した死刑囚。
2003年に死刑執行されて2018年に目覚めると、
地球は核戦争で荒廃し、エライことになっていた。
浦島太郎状態のマーカスは偶然カイル・リース少年と出会い、
ジョン・コナー率いる抵抗軍の本拠地へ。

カイル・リース役には
「1」のマイケル・ビーンの面影があるコを起用していて
このあたりはちゃんと作っているなと感心。
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それに比べて「3」であんなヘタレだったジョン・コナーが
急にカリスマ性十分の英雄になってるのはどう考えても「?」
外見もまったく似てないし。
「2」⇒ダイレクトに「4」の方がまだ納得。
いろんな意味で「3」は浮いてますね。

「マーカスかっこいい♪」
「マーカス可哀想・・・」
「マーカスがんばれ!」


ずっとマーカス>ジョン・コナーの姿勢で鑑賞していたわたし。
抵抗軍の女性兵士との恋に発展しそうな関係もよかった。

最後、コナーの心臓が弱り、マーカスが自らを犠牲にするのだが、
コナーがそれを当然みたいな顔していて
「何様じゃ!」と腹立たしかったわ。

それよりヒーロー交代したほうが
シリーズに新展開あって
よかったんじゃないの?


と完全に私情はさんで観てました(;^_^A


'09 11 DVD ★★★☆☆
監督:マックG
出演:クリスチャン・ベイル、サム・ワーシントン
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by gloria-x | 2009-11-30 14:56 | 映画レビュー

ヒーローネバーダイ/真心英雄 '98(香港)

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ジョニー・トーは完全にアホですな
(もちろん最大級の褒め言葉として)


こんな傑作を今まで見逃していたなんて!
愛すべき香港珍品ノワールだ。

クサいけどクセになる、
ジョニー・トーのスタイルに
またまたどっぷりハマりました。


香港黒社会で対立する二大組織。
各ボスの右腕である凄腕殺し屋に扮するのが
レオン・ライとラウ・チンワン。
2人は宿敵であり、実はお互いをリスペクトしている関係。

冒頭、タイの占い師みたいなのを訪ねるシーンから
激しいカーチェイスありの銃撃戦まで、
わけわからん間に話が展開するし、画質があまりよくないので
ちょっと退屈で眠くなるが、
酒場の対決シーンでハッと目が覚める。
レオン・ライとラウ・チンワンがコインを投げて
相手のグラスに命中させて割るという対決。

これがまるでコント!

呆れて失笑しているうちに、すっかり監督の術中にハマり、
どんどんおもしろさが加速して、あとはラストまでどっぷり・・・

とにかくすべてが
これでもかというほどクサくあざとい!
そしてそれがなんともいえない快感♪


ラウ・チンワンの真面目なのか笑いの範疇なのか
判断に苦しむルックス&ファッション。
あの顔でテンガロンハットにカウボーイブーツって・・・

2大組織のボスの絵に描いたような暴君&卑劣っぷり。
(外見も似ていて見分けがつかない)

ラウ・チンワンの恋人(小川菜摘似)の捨て身演技。

両足を失ったラウ・チンワンの驚愕のリハビリ法。
そしてハンドメイドの台車!

ボス暗殺のためビル屋上から狙撃するもまさかの失敗。
そして、瀕死で再挑戦するラウ・チンワンの頬に止まるハエ。

ラウ・チンワンのことばかり書いてるけど、
とにかく彼に目がくぎづけになるんだから仕方ない。
ルックス的にはNG中のNGなタイプだけど、
なぜか見ているうちに愛着がわいてくるから不思議だ。

なんと!死体になってからの
意表をつく活躍にも爆笑


コントとか爆笑とかばかり書いて叱られそうだけど、
監督はたぶん真剣にやってるはず。
でも、あまりにクサすぎて嬉しくなって笑っちゃうのだ。

レオン・ライはいつもながらクールで涼しげで◎!
酒場のマスターと挿入歌「スキヤキ」もいい味出してる。

ジョニー・トー作品はいつも女が邪魔な印象だけど、
これは小川菜摘似の姐さん大奮闘で許せる。
(レオン・ライの恋人役はちょっと鼻につくけど)

いやいや、大満足でした。

'09 11 DVD ★★★★★
監督:ジョニー・トー
出演:レオン・ライ、ラウ・チンワン
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by gloria-x | 2009-11-27 23:42 | 映画レビュー

カルビは2切れで充分かも

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ことのほか仕事が忙しかったある日、

4時頃から突然
「ホルモンが食べたい!」と思った。

しかもテッチャン(大腸)という部位限定で。

わたしは大の肉食で、「焼肉食べたい!」と
居ても立ってもいられなくなることは多々あるが、
ホルモン系はそれほど好きでもなかったのに、
その日はなぜかテッチャンの口になってしまったのである。

妊娠中の女性は突然思いもよらないモノを食べたくなり、
それこそ自制が効かなくなるらしいが、
きっとこんな感じなのだろうなぁと思いつつ
就業時間まで居ても立ってもいられなかった。

帰宅後、ダーリンに「ホットプレート用意しておいて!」」と命じ、
大阪の台所「黒門市場」まで
自転車を飛ばす。


夕方6時半を過ぎているとあって
魚屋、八百屋、ふぐ専門店、そして肉屋もほぼ店仕舞い。
「今夜はムリか・・・」とがっくりしかけた時、
一軒の有名肉屋がまだ営業していた!

砂漠でオアシスを見つけた気分で駆け寄り、
テッチャン、レバー、ハツ(心臓)を注文。
(ミノ、センマイ、ハチノスなどはあまり好きじゃない)
ホルモンだけではナンなのでハラミとカルビも購入。


ダーリンがボウルにホルモンを入れてタレをもみこみ、焼いてくれる。

ビールで乾杯し、いい塩梅に焼けたテッチャンを・・・
美味しい~!甘い脂が口中に広がってしあわせ~♪
仕事中からカラダが強烈に求めていただけあって
急速に疲れが癒される感じ・・・

ホルモンがこんなに美味しかったなんて
新境地開拓だわー。



その後、ハラミ、カルビと焼いてもらうが(もちろん素焼き)
カルビ2切れ目を食べたところでカラダがストップサインを出した。

食べようと思えばまだ食べられるけど、
ここでやめたほうがいいとカラダが言う。
これにもびっくり!

若い頃はまずカルビ!だったのにねぇ。

子供の頃、家族で焼肉に行って、
親が肉をそんなに食べず「肉はもういいわ」と言うのを聞いて
子供にたくさん食べさせるために身を引いているのかと思っていた。
まさか自分にもそんな時が訪れるとは想像もできなかったけど、
10~15年前に比べると肉の量は3分の1以下かも。

大人になるってこういうことなのねぇ・・・
としみじみ。


*******************

わたしは焼き鳥も塩派だし、肉にタレはつけないのですが、
ホルモンにはタレが必須。

ダーリンお勧めの「叙々苑のタレ」
普通のタレの倍くらいの値段なので、
わたしはつい「金龍のタレとかでいいやん」と思うのですが、
ダーリン曰く「ここでケチると元も子もなくなる」
食べてみると、やはり高いだけのことはある味です。
一度お試しあれ。
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by gloria-x | 2009-11-25 19:37 | 食べる・飲む

マイケル・ジャクソン THIS IS IT /THIS IS IT '09(米)

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常々思っていること。
生まれ変わるなら、歌とダンスの才能に恵まれたい。
この映画を観てあらためて強くそう思った。

ダンス系映画やドキュメンタリーが好きなので(でもミュージカルは苦手)
バックダンサーのオーディションや振り付けレッスンのシーンが楽しかった。

わたしもダンスが上手かったら
「BEAT IT」や「THRILLER」を踊りたい!


バックダンサーのリハシーンをもっと観たかったなぁ。
「コーラスライン」のオーディションのドキュメンタリー
「ブロードウェイ・ブロードウェイ」がとてもよかったので、
つい比べてしまい、そこはやや物足りなく感じた。
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マイケルのことは特別に好きでも嫌いでもなかったけど、
やはり彼の死はショックだった。
すべての楽曲に馴染みや思い出がある。
マイケル・ジャクソンが同時代を生きていて
ヒット曲を生み出していることが
空気みたいに当たり前の感覚だったのかもしれない。


近年は「やりすぎ整形」「借金問題」「子供がらみ」などの
ワイドショー的ネタで見ることが多かっただけに、
マイケルが優れたエンターテイナーだということをつい忘れがちだったけど
あらためて観るとやっぱりすごい才能だ。

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マイケルが口癖のように何度も囁く「God bless you」
スタッフとの調整の際の
「怒ってるんじゃないんだ。愛だよ、愛。L-O-V-E」が心に残った。

'09 11 18 劇場 ★★★★☆
監督:ケニー・オルテガ
出演:マイケル・ジャクソン
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by gloria-x | 2009-11-21 20:50 | 映画レビュー

見知らぬ場所 Unaccustomed Earth/ジュンパ・ラヒリ

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好きな作家ベスト5に入るジュンパ・ラヒリ最新作。

前作その名にちなんではここ数年読んだ海外の長編小説の中では
大いに心を動かされ、読書の醍醐味を再確認した作品だ。
(カズオ・イシグロわたしを離さないでと互角)

映画化も原作の味わいを損なわず、なおかつ
ドラマ的にもビジュアル的にも見事な完成度だった。

第一部は5篇からなる短編。
第二部は3部連作「ヘーマとカウシク」。
どれも家族間の愛と確執、夫婦や恋人の間で生じる齟齬など
人種や世代を超えて誰もが思い当たる普遍的なテーマを
押し付けがましくなく、静かに心に沁みるタッチで書いている。


デビュー短編集停電の夜に以来、
インド系であることを強く出すことが個性であり魅力だったが、
本作はふと主人公がインド系であることを忘れ、
いい意味で、普通の(という表現も変だが)
海外小説を読んでいるような感覚になることが多々あった。

なんといっても「ヘーマとカウシク」がよかった。
両親がたまたまインドの同郷の出身ということで
アメリカ東部の町で家族ぐるみのつきあいが出来た2つの一家。
それぞれの家の娘ヘーマと、息子カウシクは
思春期から大人になるまでまったく接点がなく、
それぞれ別の仕事に就いて世界に飛び出し、意外な土地で再会する。
淡々とした静かな語り口のモノローグで
交互に綴る物語が想像もしない衝撃的な結末で幕を閉じる。


ラヒリの小説を読んでいると、インド系移民って
みんながみんな裕福で高学歴なのかと錯覚してしまう。

登場人物のほとんどがアメリカの名門大学や大学院を卒業して
博士号や修士号を取得、エリート職に就く人たちばかりだから。
わたしみたいな庶民のコから見ると
まぎれもない「特殊な世界の人々」なのだけれど、
著者自身がそんな家庭環境で育ち、自身もそんな世界に属する人なので、
特殊でもなんでもなく、どうやらただ自然に書きやすいだけのようだ。

'09 11 ★★★★★
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by gloria-x | 2009-11-18 19:11 | ブックレビュー

その土曜日、7時58分/BEFORE THE DEVIL KNOWS YOU'RE DEAD '07(米・英)

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原題が渋い。「死んだことに悪魔が気づく前に」
冒頭、「早く天国へ行ってしまいたい」と出てタイトルに続く。
だけど、この兄弟にそんな甘い願いが許されるはずがない。
どん底を突き抜けて底無し沼、
いや、それこそ無間地獄に堕ちていくだろう。
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兄アンディ(フィリップ・シーモア・ホフマン)は
大手不動産会社で会計士として高収入を得ているが、
いろいろ後ろ暗いことでパンパン。
一方、弟ハンク(イーサン・ホーク)はいわゆる負け犬で、
離婚して娘の養育費も滞りがち。
ある日、アンディがハンクに強盗計画を持ちかける。
彼らの実の両親が郊外のモールで営む宝石店を襲うというもの。
ハンクは即座に断るが、喉から手が出るほど金が欲しい窮状につけこまれ、
アンディに強引に言いくるめられてしまう。
決行当日、簡単なはずの計画に誤算が起き、家族は崩壊。
追い詰められた兄弟は・・・。
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フィリップ・シーモア・ホフマンがとんでもなく悪い奴。
こういうのを生まれながらの性悪というのだろう。
一方イーサン・ホークは根っからのヘタレ。
心は優しいがいかんせん弱すぎる。
そんな息子2人を育てた父アルバート・フィニーの心中たるや・・・
この人がいちばんの被害者であり、短い老い先を
心に地獄を抱えて生き続けるのだろう。

後半、この父と長男アンディの間の確執が出てくるのだが、
ちょっと突然だし、特に要らなかったような気がする。
幼児期のトラウマとか関係なく、
アンディを性根から悪い奴として描いたほうがよかったのでは?
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マリサ・トメイはアンディの妻。ハンクと浮気している設定で、
大胆なベッドシーンとすごくエロイ体を披露している。
この人、若いときからなぜか「男運悪く幸薄い」イメージがあるのよねー。

奥田英朗の「最悪」に通じるような、
誰も彼もが人生最悪の状況で、なんとか逆転させようと悪あがきするも、
さらにドツボにハマっていくので正直観ていてヘビー。
しかし、さすがシドニー・ルメット監督&豪華キャスト陣だけの値打ちはある。

フィリップ・シーモア・ホフマンがヤクを打ってもらいに行く
高級アパートメントのインテリアがすごくいい!

'09 11 DVD ★★★★★
監督:シドニー・ルメット
出演:フィリップ・シーモア・ホフマン、イーサン・ホーク
    アルバート・フィニー、マリサ・トメイ
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by gloria-x | 2009-11-15 11:57 | 映画レビュー

7つの贈り物/SEVEV POUNDS '08(米)

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ウィル・スミス演じる主人公が何者で、どんな過去があり、
その過去の出来事が原因で何をしようとしているのか。
けっこうすぐにわかるのに、
過去と現在を断片的にチラ見せする
思わせぶりな演出がややしつこいかも・・・

とはいえ、全貌が明らかになったときの衝撃は強く重い。

主人公から最後の贈り物を受け取るエミリーの立場だとしたら、
あまりにも複雑な心境だし、
これぞ究極の選択だ。(自分では選べないけど)

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主人公の親友役にバリー・ペッパー。彼の顔苦手~。
千原ジュニアに似てない?

同じく苦手なウディ・ハレルソンだけど、今回はいい役。
いろんな役が出来るのねー。
しかも無理なく、表情とかすごく自然。これこそ役者ってことですね。

ウィル・スミスはすくすく育った感じがしていつも好き。

'09 11 DVD ★★★★☆
監督:ガブリエレ・ムッチーノ
出演:ウィル・スミス、ロザリオ・ドーソン
    バリー・ペッパー、ウディ・ハレルソン
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by gloria-x | 2009-11-14 16:31 | 映画レビュー

DNAの成せる技?

先日、ジョギングに行こうとした時のこと。
途中の階でエレベーターが開いた。

乗ってきたのはご夫婦とベビーカー。
だんなサマは「絵に描いたような」アメリカ人男性。
ドアが開くなり「ハーイ」とわたしににっこり微笑みかける。
わたしもつられて「ハーイ」(;^_^A
「これからトレーニング?」
「ええ、ちょっと走りに」
なんだかまるでN.Yはセントラルパーク近くの
アパートメントで交わされるような会話!

 
注:正確にはオーストラリア人かカナダ人か知らないが、
  金髪で背が高く、ちょっと肉付きがよく、見るからに陽気な
  海外で見かけたら「アメリカ人だな」と思うタイプ。
  ポロシャツ×短パン姿なのだが、
  それがちょっとリッチなリゾートで見るような上質な感じ。

奥サマは日本人で、赤ちゃん連れには珍しく
大人のセレブっぽいワンピ姿。
彼女とわたしもにっこり挨拶を交わす。

その時、ほんとに不思議なんだけど
ベビーカーから眩しい光が発せられているような気がして
思わず目がそちらに。
次の瞬間、口から勝手に言葉が。

「可愛い!」

中にいた赤ちゃんがほんっとに可愛らしかったのだ。
わたしに向かってニコニコ笑いかけていて、
それがオーラとなって光を発していたのか?
目が合うとさらに嬉しそうにキャッキャと笑う。
ハーフだから顔が可愛いのは当然としても、
「可愛げ」度がハンパじゃない。
オープンで、フレンドリーで、人を惹きつける魅力満点!

ブログでも何度か公言しているが、
わたしは子供が苦手だしまったく興味がない。


なので、エレベーターや電車で子供と隣合わせても
にっこり笑いかけたり一切しない。
むしろ、子供の存在になど気づかないようにふるまう。

そんなわたしの氷のような心を
一瞬でとかした赤ちゃん恐るべし!


日本人の赤ちゃんってけっこう
他人に対して警戒心満々なコが多いような気がする。
目が合ったら不信感丸出しになったり、
プイッと親の方に助け求めたり、
親がよそ見してる間につねってやりたくなるほど。
(不穏当な発言ですみません(-_-;)

これって大人も同じ。
日本人は知らない人には無表情もしくは
無遠慮な視線を向けることが多いけど、
欧米人(特にアメリカ人)は他人と目が合うと
とりあえず敵意がないことを示すためかにっこり笑う。
それが完璧な習慣になっているのですごく自然。
海外に行く度、いいなーと思い、見習いたいと思うけど
日本に帰ってきたらマネしたくてもできない。


長きにわたって他人ににっこり微笑みかけてきた
人種のDNAがその赤ちゃんにも組み込まれているのだろうか?

日本人がそうなるには地球が100回くらい
ビッグバン繰り返さなきゃムリだろうなー。

**************

でも、よく考えたら同じ階にいる
いつもスーツ姿の白人男性は愛想なし。
こっちが挨拶してやっとかすかに会釈する程度で、
「チッ、白人だと思ってお高くとまりやがって」と内心ムカッ。
(自分の東洋人特有の卑屈な心理もイヤだけどね)
てことは、DNAより個人の問題ってことなのかしらん?
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by gloria-x | 2009-11-09 22:23 | 出来事・世間・雑感

グレイ・ガーデンズ 追憶の館/GREY GARDENS '09(米)

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いやはや、ものすごく見ごたえある実話モノだ。
N.Yのお金持ちの別荘地として有名なイースト・ハンプトン。
そこに実在するグレイ・ガーデンズという屋敷が舞台。

ケネディ大統領夫人、後にオナシス夫人となる
ジャクリーヌの実家・ブーヴィエ家出身のイーディスと、
その娘イーディ(母娘同じ名前)が、
享楽的な富豪生活から、電気・水道も止められた
ゴミ屋敷で暮らすまでに落ちぶれていく物語。


母イーディスをジェシカ・ラング、
娘イーディをドリュー・バリモアが演じている。
どっちも上手い!そしてすごい迫力!
特に晩年、ジェシカは性別不詳の怪演。
(角度によってサム・シェパードに見える。不思議だ)
ドリューは特殊メイクとは思えないほど自然な崩れっぷり。
(歳取るほどアゴが目立ってきたレネ・ルッソ似)
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↑:没落前。美人母娘 ↓:没落後。化け物屋敷に住む変人
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母娘そろって名家の奥様、お嬢様に納まりきれない性質。
なまじ美貌と才能があるばかりに女優や歌手への夢が捨てきれず、
それが仇となって果てしなく落ちぶれていくハメに・・・

母と娘の共依存がグロテスクな関係に加速していくプロセスが恐ろしい!
ののしりあい、傷つけあい、憎みあいながらも離れられない歪んだ関係。
娘を自分のそばに縛り付けておきながら、
「もっと早く出て行けばよかったのよ」という母親。
それに対して娘が次のような内容の言葉を返す。
「過去と現在の境い目がどこかなんてわからなかったのよ」
この言葉、思わずグサッとくる。
誰しも思い当たることのひとつやふたつあるのではなかろうか?

こう書くとシリアスで重苦しい話のようだが、
主役2人に居直ったサバサバ感のようなものがあって気持ちいい。

多くの使用人を抱え、夜毎パーティーに興じていた屋敷が
どんどん荒れ果て、ゴミがあふれ、ペットの猫が異常繁殖、
野生のアライグマまで棲みつき、
周辺住民からの悪臭苦情で警察が強制退去を迫るくだりは
ワイドショーなどでおなじみの「ゴミ屋敷」を見ているよう。

でも、2人は食料さえ尽きても優雅というか生活感皆無というか、
こうなるまでになんとかできたのでは?とゾッとするけど
この危機感の欠如というか、あえて没落に身を任せるのが
真の金持ちというものなのかも。

ゴミ屋敷で餓死・凍死寸前なのに
毎日ファッショナブルな娘イーディのセンスは必見。
ジャクリーヌ役のジーン・トリプルホーンも本人にそっくりだった。
1975年製作のドキュメンタリー映画もあるらしく、
そっちも観たい!


'09 11 WOWOW ★★★★★
監督:マイケル・サシー
出演:ドリュー・バリモア、ジェシカ・ラング、
    ジーン・トリプルホーン、ダニエル・ボールドウィン
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by gloria-x | 2009-11-05 21:23 | 映画レビュー

歓喜の歌

先日「暑すぎる!異常だ!腹立つ!」などとボヤいたおかげか、
一夜にして10度も気温が下がってやっと涼しくなった。

まぶしい晴天でも陽射しがうっとうしくないし
フツーに歩いても汗ばまないので
身軽に行動できるのが嬉しい。

ジョギング中、顔や呼吸器に感じる空気も
ひんやりとして大変心地よい♪

大好きな秋!

毎年この季節になると
わたしの頭の中で、自動的にある歌がリフレインされる。

五輪真弓の「恋人よ」

~枯葉散る夕暮れは、来る日の寒さを物語り
  雨に壊れたベンチには、愛をささやく歌もない~

失った恋への思いを切々と歌い上げる悲しい歌で、
歌詞の内容も思いっきりネガティブなのだが、

わたしにとっては
大好きな季節の到来を告げる
歓喜の歌なのである。


コートにブーツで
落ち葉を踏みしめながら公園を歩くと風に木々がそよぐ。
澄んだ冷たい空気を胸いっぱいに吸い込む。
ああ、しあわせ~♪ って感じの歌なのだ。

でも秋は短い。
年々夏がしつこくなっているせいでさらに短い。
冬も好きだからいいけど、
年が明けてバタバタしてると
あっという間に春がきてしまうしなぁ・・・

やっぱり一年のうち11月、12月がいちばん好きだな。
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by gloria-x | 2009-11-04 22:46 | 出来事・世間・雑感