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キンキーブーツ/Kinky Boots '05(米・英)

c0008209_18195716.jpg実話に基づくストーリーというのがいい。
社長の父親が突然亡くなり、優柔不断な若社長が
倒産寸前の老舗靴工場の起死回生をかけて
ドラッグクイーン専用のブーツ製作に挑む。

パイソン柄部分使いの真っ赤なエナメルブーツ、
豹柄ブーツなど、工場で作られるブーツたちはもちろん、
ミラノの靴ショーで展示され、
ランウェイを闊歩する華奢なミュールやサンダル・・・
靴フェチのわたしは観ているだけでいい気分!

ロンドンのゲイクラブの花形クイーンで、キンキーブーツデザイナーとして
靴工場を助けるローラ役のキウェテル・イジョフォーがすばらしい!
時には妖艶に、そしてキュートに、
温かな人間味あふれる魅力的なキャラクターで、
男優が演じるドラッグクイーン役につきもののクドさがなくとっても自然。
「ラヴ・アクチュアリー」「フォーブラザーズ 狼たちの誓い」にも
出てたらしいが、まったく気づかなかった。


c0008209_1820863.jpg最初の試作品のブーツを手にして思わず
「こんなヒールまっぴら!」と吐き捨てるローラ。
そりゃそうでしょー、
わたしも製作工程観ながら
「えー?こんな色気のないデザイン?」
って訝しく思ったもん。

それなのに、若社長の良き理解者である元女子社員が試し履きしたとき、
惚れ惚れした表情をするから変だなーと思ったのだ。
あれはブーツに惚れ惚れじゃなく、やる気を出した若社長の情熱にだったのね・・・

若社長役のジョエル・エドガートンは地味で記憶に残らない顔。
よく見るとちょっとサイコ野郎的な表情もあり、
わたしははっきり言って他の役者でも(の方が)よかったかも・・・

「フルモンティ」「ブラス!」「リトルダンサー」に通じる作風で、
ポジティブで優しい気分になれる。

’07 11 WOWOW ★★★★★
監督:ジュリアン・ジャロルド
出演:ジョエル・エドガートン、キウェテル・イジョフォー
   サラ=ジェーン・ポッツ
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by Gloria-x | 2007-11-29 18:21 | 映画レビュー

計算か偶然か

会社の近くで見かけた60歳代の女性。
小柄で白髪8割、化粧っ気なし。
エコバッグだけをぶらさげているところからして
近所にお住まいで買い物に出かける途中とおぼしき様子。

彼女の装いにハッと目が留まった。
濃い紫のカーディガンに水色のタートルネックセーター、
スカートはニット素材で茄子紺みたいな色。
タイツがスカートと同じトーンのやや濃い紺で、
さらに濃い紺色のドライヴィングシューズ。

寒色系のグラデーションが同じトーンでまとまっていて
ものすごく新鮮でキレイ!


60歳~70歳代の方でも、現役・元に関わらず
広告業界やアパレル関係のひとはすぐわかる。
たとえスッピンでも発する空気が違うのだ。
でも、彼女にそんなニオイはない。

デザイン的にはごくフツーのアイテムだし、
いわゆる「おでかけ」的な装いではない。
雰囲気的には「そこらにあったものを着てきただけ」って感じ。
しかし、この色合わせはただ者じゃない!

この装い、計算?それとも偶然?

計算だとしたら自然体すぎるし、
偶然だとしたら奇跡の組み合わせだ。
紫がこの秋冬の流行色なのも気になるポイント。

もしかすると、
高度な偶然というものかも・・・


高度な偶然とは、元々センスがいいため、
何も考えず家にある服を合わせただけで、
まるで計算したようにセンスのいい
コーディネートに仕上がってしまうというもの。
(と、わたしは考えている)

ああ、やっぱりおしゃれなひとを見るのは楽しい!

誰が見ても「おしゃれしてます」ではなく、
見る目のない人にはわからず、
一見どうってことないように見える人の
おしゃれ魂やセンスに気づくのが嬉しい。

わたしもいくつになっても
「おしゃれなひと」と言われるようになろうっと!
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by Gloria-x | 2007-11-27 21:24 | おしゃれ・美容・運動

家風の違い

家風の違いというと大げさだけど、
わたしとダーリンの育った家は対照的といってもいい。

ダーリンは両親と弟の4人家族。
全員穏やかな性格で、物静かで、
激しく自己主張したり声を荒げたりなんてあり得ない。
男の子が2人いる家の主婦なんて
想像しただけでイライラしてキーッとなりそうだけど、
ダーリンのお母さんにそんな様子は皆無。
お父さんもいつもニコニコしていて、
機嫌が悪い顔を見たことがないとダーリンも言う。

なにより驚いたのは、
ダーリンが両親に
一度も叩かれたことがないってこと!


親は子供を叩いたり怒鳴ったりするのが当たり前と思っていた
わたしには想像もつかない世界だ。
(こう書くと、すごい家庭に育ったみたいで恥ずかしいけど・・・)

わたしの家は両親、娘3人に末っ子長男。
全員自己主張が強く、よく喋る。
おっとり控えめに構えてたんじゃ生き残れないって感じで
一触即発の気配が漂っていた。
ひとの話をさえぎって自分の意見をかぶせるなんて当たり前。
今でも家族が集まって食事するとイタリア系ファミリーみたいである。

両家の違いについて、最近あらためて実感することがあった。

先日ダーリンのお母さんが入院し、
お義父さんとわたしたち夫婦で病院へ行った時のこと。

ダーリンと両親のやりとりは
まるで小津安二郎映画。


とにかく全員セリフが少ない!
会話の間の取り方が長い!
そして、少ない言葉のやりとりで意思疎通ができている(らしい)

会話はないけど両親は嬉しそうだし、ダーリンもリラックスしている。
すごく不思議な光景。

実はわたしの両親も今年相次いで入院したのだが、
我が家の場合、病室にどれだけ大量の言葉が飛び交ったか・・・

子供時代をふりかえると、わたしはいつも戦々恐々としていた気がする。
自分の家なのに、ゆったり寛ぐって感覚はなかったなぁ・・・
とにかくしんどくて、早く大人になって自由になりたかった。
ダーリンと暮らすようになって、
少しずつ彼の影響でのんびりリラックスできるようになったけど、
育った環境って人格形成にすごい影響を与えるなぁと
あらためてつくづく思ったのであった。
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by Gloria-x | 2007-11-25 16:27 | 夫婦の日常・おでかけ

男と女/Un homme et une femme '66(仏)

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初めて観たのはTVの洋画劇場。
まだ小学生だったが一発でヤラれた・・・
何にヤラれたか?この映画が醸し出すお洒落で大人な空気にである。

ドーヴィルの冬の海、パリの街並み、
カラーとモノクロを使い分けたアンニュイな映像、
セリフを極限まで省いた演出、
フランシス・レイの音楽、
そしてアヌーク・エーメの美しさ、すべてに魅了された。

DVD特典の監督インタビューによると、
カラーとモノクロ混在は、予算不足で全編カラーが不可能だったからとか。
破産寸前に追い詰められた時期に、
早朝の海辺を散歩する女性を見てこの映画のアイデアを思いついたという。

これ、設定が冬だからいいのよねぇー。
澄んだ空気、コートや毛皮に身を包んで
白い息を吐きながら歩き、見つめあい、物思いにふける・・・
監督も「恋が生まれるのは冬の寒さの中だ」と言い切っている。

カーレースのシーンは必要以上に長く感じられ、
妙にドキュメンタリータッチなのが映画全体のトーンから
浮いているなぁと思っていたが、
監督と主演のトランティニャンがチームを組んで
実際にモンテカルロラリーに参加して撮影したものらしい。
そこまでするとカットしたくなくなるのも納得だけど、かなり退屈。

トランティニャンの魅力はわたしにはさっぱりわからないけど、
アヌーク・エーメには釘付け状態。
驚異的に美しいのはもちろんだが、髪型もメイクもファッションも
40年経ってもまったく古臭さを感じさせないのがすごい。

初めて観た時、早く大人になりたいと思った。
願わくばアヌーク・エーメみたいな女のひとに。
小学生の時点で、近い未来であるピチピチのハイスクールガールや
若いだけでチヤホヤされる20代をすっ飛ばして
人生の酸いも甘いも知り尽くした大人の女に本気で憧れたのだ。
(そのせいで若い頃はけっこう損したけど・・・)

アヌーク・エーメの足元にも及ばない現実は置いといて、
彼女の顔アップのシーンでDVDを一時停止して
眉とアイラインの描き方をじっくり研究。
鉄は熱いうちにとばかり即応用レッスンしたのは言うまでもない。

'07 11 DVD(再鑑賞)★★★★★
監督:クロード・ルルーシュ
出演:ジャン・ルイ・トランティニャン、アヌーク・エーメ
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by Gloria-x | 2007-11-21 17:50 | 映画レビュー

ハイオク

我が家の車はハイオクガソリン仕様である。
ガソリン代高騰が気になる昨今、
レギュラーを入れちゃダメなのかダーリンに聞いたら呆れられた。

ついでにずっと気になってたことを聞く。
「ハイオクのオクって何?」
「オクタンカ」
次の瞬間、わたしの頭の中に浮かんだのは

億単価

そういえば、電卓についてるデシマルという数学用語(?)
を聞くたび、頭の中には

弟子丸

そして、百人一首に出てくる蝉丸みたいな姿を想像するのだ。

違うってわかってるけど、理屈抜きに浮かんでしまうんだもん・・・
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by Gloria-x | 2007-11-19 20:47 | 出来事・世間・雑感

わたしのキャッチコピー

TVでやってた自己紹介工場というのをやってみた。
名前を入力するだけで、
自己紹介の時にぴったりのキャッチコピーが出てくるというもの。

グロリアでやってみると

「欲望に負ける修行僧、なグロリアです」

ものすごく的を得てる気がする・・・(-_-;

本名でやってみると

「冷蔵庫の中は
化粧品しか入っていない〇〇〇〇です」


こっちもなんとなく納得。
しっかりシャンパンとワインも常備してますが、
冷蔵庫に化粧水を入れてるのは当たり!

名前だけなのに、不思議と本人に的外れなコピーじゃないとこがすごい!

ささ、みなさんもどうぞ♪
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by Gloria-x | 2007-11-17 20:18 | 出来事・世間・雑感

ザ・シューター 極大射程/The Shooter '06(米)

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マーク・ウォルバーグにまたまた惚れ直し!
「このミステリーがすごい!」で一位になったベストセラー小説の映画化。

米海兵隊特殊部隊のスワガーは
2キロ先の標的を1発で射抜く凄腕スナイパーだが、
アフリカで偵察任務中に
米軍に故意に置き去りにされ、相棒を亡くして除隊。
世間と縁を切り山の中で愛犬とひっそり暮らしていた。

俗世と縁を切った元特殊部隊の男が
国家の陰謀でやむを得ず任務に駆り出されるという設定は
シュワルツネッガー主演作なんかにもあったようで目新しくはない。
逃亡中、死んだ相棒の妻の家にかくまってもらい、
2人の間に恋愛的な感情が芽生えるのもお約束どおり。
でも、とにかくマーク・ウォルバーグがかっこいいのですべてオッケー!
彼の顔と頭の形&髪質も大好き♪

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わたしは主人公が自らの肉体のみで戦うアクションが好きで、
武器モノ、特に軍事モノというジャンルは好みではないが、
スワガーの狙撃の腕前にはそんな嗜好も吹っ飛んで釘付け!
途中、彼の弟子になるヘタレFBI職員の
マイケル・ペーニャもいい味出している。

でも、ひとつだけツメの甘さを感じた点。
傷を負ったスワガーをかくまった亡き相棒の妻だが、
彼が出て行った後、いずれ人質にされるのは明々白々。
わたしが彼女でも「わたし危ないやん!」って気づくだろう。
数々の修羅場をくぐってきたスワガーともあろう人物が
身を隠させもしないのはおかしい。
まあ、それが後半の山場につながるんだけど、
隠れていたのに拉致されたってことにすればいいのに。

とはいえ、全体的には文句なし。
完璧に勧善懲悪のラストもカタルシスがあって爽快だ。

'07 11 DVD ★★★★★
監督:アントワーン・フークア
出演:マーク・ウォルバーグ、マイケル・ペーニャ
   ダニー・グローバー
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by Gloria-x | 2007-11-15 11:45 | 映画レビュー

心の美容液くんとデート

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わたしが「心の美容液」と呼んでいるMくんと久々のデート。
Mくんとはかれこれ10年近いつきあい。
わたしより8歳年下で正真正銘のハンサムである。
知り合った頃はジャニーズ系だったが、
年齢と共に垢抜けて余分なものが削ぎ落とされ、
ますますいい男になった感じ。

前回会ったとき「誰かに似てるなー」と思ったら
なんとジュード・ロウだった!
(いろんな意味で特に「アルフィー」の時の)

その時、わたしの中で腑に落ちるものがあった。
ジュード・ロウは大好きだが、恋愛対象的な感情は一切わかない。
わたしにとってのMくんも同じなのだ。

「異性のともだちでこんなに本音を話せる相手はいないよねぇ」
お互いにいつもしみじみ言い合うのだが、
他人に対するちょっとイジワルな観察眼や批評眼、
ファッションや美容の話も下手な女性以上に通じるところなど
わたしにとって「ゲイの友人」的な存在かもしれない。

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大好物のフォアグラのソテー。至福の味わい・・・

「ねえねえ、若く見られるのをいいことに、痛い若作りになってたり
手を抜いてる感が漂ってたら、ちゃんと注意してね」とわたしが言えば
「大丈夫!オーラは健在だし、出会った頃と変わってない」と
心の美容液を注入してくれる。

「歳取った元アイドル的な哀しさが出てたら手加減せず教えてね」と
彼が言えば、わたしも
「まったく大丈夫!逆に若い頃よりかっこよくなってるよ」と
心のプラセンタエキスをお返しする。

他人が聞いてたら呆れる会話だが、
お互いに既婚者でこの年齢でほんとに貴重な関係である。

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鱸のソテー、ポルチーニとドライトマトのソース。
有機栽培の京野菜が滋味たっぷりでおいしかった。
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by Gloria-x | 2007-11-11 14:25 | 食べる・飲む

デパートのサービスに思う

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何気なく観ていたTVでIKKOさんがメイクのワンポイントテクを語っていた。
偶然にも、わたしが知りたいと思っていた技術だったので、
すかさずおすすめコスメの品番をメモ。

翌日、梅田に所用があったので阪急百貨店に寄った。
めざすコスメブランドのショップでその品番を所望すると、
「申し訳ありません。ただいま品切れ状態でして、
次に入荷するのが早くても12月末なんです・・・」とのこと。
「やっぱり・・・」と落胆するわたし。

TVを観た翌日にショップに行くミーハーだということはバレバレなので、
正直に話すと、お姉さんはにっこり笑って
「昨夜の放送直後から電話の問い合わせもすごかったんですよー」
恐るべしIKKOさんの影響力!

目当てのモノはゲットできなかったが
せっかくなので鏡の前に座ってお姉さんにメイクしてもらった。
たまにはこうやってプロにメイクしてもらうもんですな、
自分では絶対選ばない色のアイシャドウを塗ってもらうと
意外に似合うことを発見。
自分流でうまくできなかったことや疑問だったポイントも
わかりやすく教えてもらった。

その後、ずーっと「これぞ」と思うモノに出会わず
探し続けていた地下鉄カード入れと印鑑ケースもゲット。
「こういう感じのモノを探してるんですけど・・・」と
売り場の人に話すと、いろいろと探してくれたのだ。
数年前に香港で作った水晶の印鑑、
やっとぴったりのケースにめぐりあうことができてハッピー♪

わたしはふだん、家の近所ということで
デパートとえば高島屋を利用しているのだけど、
阪急の方が品揃えもサービスも格段にいいことを再確認。
ネイルサロンの場所を尋ねただけで、
その場でサロンに電話して予約を取ってくれたのだ!
コスメショップの場所を聞いた時も
「ご案内いたします」と先導してくれたし・・・

正直言って、今までデパートってそんなに好きじゃなかった。
ちょっと見ているだけなのに「何かお探しでしょうか?」と
寄ってこられるのもうっとうしくて、
いつもそそくさと目当てのモノを買っていた。
個人的には海外のデパートやアウトレットみたいな
ほったらかし、放し飼い感が好みなのである。

でも、うまく利用するとデパートってけっこういいかも・・・
デパートも生き残りを賭けて様々な工夫を凝らしているというが、
昨日はまさにそれを実感した。
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by Gloria-x | 2007-11-08 18:26 | おしゃれ・美容・運動

スリングブレイド/SLING BLADE '96(米)

c0008209_19531125.jpg何度観ても泣ける映画の一本。
そのくせ、押し付けがましい「感動モノ」の
衣をまとっていないところがいい。

実の母親とその不倫相手を惨殺した知的障害者カールは
精神病院を退院し、25年ぶりに故郷の町に帰る。
実の父親にも見捨てられ天涯孤独なカールは、
彼にまったく偏見を持たず、まっすぐに好意を示す
少年フランクと深く心を通わせ、純粋な友情を育てていく。


フランクは母親と二人暮らし。母親は偏見のない温かな女性だが、
男運が悪いというか、男を見る目がなさすぎというか・・・
酒癖が悪く暴力的なろくでなしを家に入り浸らせている。
フランクは精神的には母親やその愛人よりはるかに大人で、
一人の男として母親を守らなければという使命感がある。
しかし現実には彼は子供で、自分の保護者である母親と男の関係を止める力はない。
そして、その精神的な大人度ゆえ、ろくでなしから目の敵にされている。

フランクがカールに母親とその愛人や自殺した父親について、
そして彼らに対する感情を語るときの明晰さ!
カールもまた、知的障害者でありながら物事の本質をクリアに捉えている。
そんな二人の会話はまったくムダというものがなく、
気持ちいいくらいストレートで直球である。
「その喋り方が大好きだ」
「お前の喋り方もいい」
「君は世界でいちばん大事なともだちだ」
「俺も君が大好きだ」
こんな感じ。

こんなこと言ったら誤解されるかも、とか
相手の反応を見ながら、とか一切なし。
まるでテニスの試合のように見事に言葉のボールを打ち合っている。
「共鳴」「共感」とはまさにこのこと。
生の感情をむきだしにして喋るのだけど、
淡々とした演出なので全然恥ずかしくない。

これって、二人の関係が悲しくも短く終わってしまうからこそ、
お互いに無意識の本能的なもので、
ムダを省いて一気に濃密に心を通じ合わせたのかもしれない。

フランクのように賢くて健全な心を持っていても、
環境や大人の勝手な都合といった不可抗力によって
人生を破壊されてしまうことは少なくない。
フランクに自分の人生を重ね、
彼を救うためにカールが下す決断の重さは悲しすぎ・・・

c0008209_2021581.jpgビリー・ボブ・ソーントンを初めて知ったのがこの作品だったので、後に他の映画で観て
「えーっ!ほんとはこんな顔&容姿だったの!」
この変身ぶりはデニーロ以上だ。
その後も彼の出演作はほとんど観ているが、
役柄によってセクシーになったり、薄気味悪くなったり、印象が激変するので毎回楽しみである。
フランク役のルーカス・ブラックもいい!

'07 11 DVD(再鑑賞)★★★★★
監督:ビリー・ボブ・ソーントン
出演:ビリー・ボブ・ソーントン、ルーカス・ブラック
   ドライト・ヨーカム、J・T・ウォルシュ
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by Gloria-x | 2007-11-05 20:06 | 映画レビュー