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夏嫌いのマストアイテム

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毎年、お正月が過ぎると「ああ、またもうすぐ夏か・・・」と
心底憂鬱になる夏嫌いなわたし。

5月になると、いつ暑くなるかとビクビクしながら過ごし、
6月に入ると、「あと3ケ月の辛抱・・・」と腹をくくり、
7月からは、受刑者のように日々カレンダーに×印をつけて
秋までの日々をカウントダウンしてやり過ごします。

そんなわたしの夏の必需品のひとつがこれ。

一日何度も浴びるシャワーの際、
最後に使って流すだけでクールな爽快感が持続。
もうこれなしで夏は過ごせません!

ああ、早くコート&ブーツで
白い息を吐きながら歩く季節が来て欲しいです・・・・
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by Gloria-x | 2007-07-31 23:33 | 出来事・世間・雑感

記憶の棘/Birth '04(米)

c0008209_2224178.jpg10年前に突然夫を亡くしたアナ(ニコール・キッドマン)の
家に夫と同じショーンという名の10歳の少年が現れ
「僕はショーンの生まれ変わりだ」と言う。

肝心の少年ショーン役(キャメロン・ブライト)がミスキャスト!この一言につきる。
なんつーか「ぽっちゃり王子」なのだ・・・
おまけに顔立ちが妙にアクが強い。
バタフライ・エフェクト 
ウルトラ・ヴァイオレットにも出ていて、
個性が強く印象に残る顔だけどまったく可愛くない!

夫の死からやっと立ち直り、新しい恋人と婚約したばかりのアナの心を乱し、ついには
「2人でどこかへ逃げましょう。10年たったらあなたは21歳、結婚もできるわ」
とまで言わせるには無理がありすぎ!
作品を生かすも殺すもショーン役にかかっているのに、なんでこの子!?

単にわたしの好みじゃないんだけど、全然セクシーじゃないし、
母性本能をかきたてられもしないのでアナにまったく感情移入できず、引きまくり。
特に、アナが入浴しているバスルームにいつの間にか入ってきて服を脱ぎ、
下着姿でバスタブに入ってくるシーンは生理的に不快だった・・・

子役時代のリバー・フェニックスやデカプリオ、
今朝WOWOWでたまたま観た「小さな恋のものがたり」
(予想外の佳作でつい最後まで観てしまった)主役の
ジョシュ・ハッチャーソンなんかだったらもっと説得力あったのになー。
幼すぎるけどパーフェクト・ワールドのT・J・ロウサーでもいい。
とにかく、白人の男の子フェチの気があるわたしは大ブーイング。

監督はミュージシャンのプロモやCMを手がけてきた人らしく
映像が上質で、緩慢な展開ながら一種の催眠効果みたいに
つい引きこまれてしまう魅力があった。
ピーター・ストーメア、アン・ヘッシュ、ローレン・バコールなど脇役の存在感や
アナが暮らすマンハッタンのドアマン付き高級アパートメント、
雪が積もったセントラルパークなどN.Yの空気感もいい。

ニコール・キッドマンは長年嫌いな部類の女優だったが
ザ・インタープリターあたりで印象が変わり、
本作でもギラギラしたよけいな物がそぎ落とされた感じでよかった。

'07 7 DVD ★★★☆☆
監督:ジョナサン・グレイザー
出演:ニコール・キッドマン、キャメロン・ブライト
   ローレン・バコール、アン・ヘッシュ、ピーター・ストーメア
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by Gloria-x | 2007-07-29 22:24 | 映画レビュー

生ハムとメロン

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ワインショップで勧められた微発泡のイタリアワイン(白)が
青りんごのような爽やかな香りとすっきり夏らしい味わいなので
フルーツを使った前菜が食べたいなと思った。

ちょうど冷蔵庫に生ハムがあったし、
ダーリンのママが持ってきてくれたメロンが食べごろだったので
初めて王道中の王道コンビネーションを実践。

鰻谷のイタリアン「A」の「宮崎産マンゴーと生ハム」
東心斎橋のビストロ「D」の「桃と真鯛と胡瓜のピューレ」など
最近もレストランで斬新な前菜に驚かされた。

フルーツ×肉、フルーツ×魚介の組み合わせって好きだ。

去年の夏はイチジクと生ハムだったっけ。
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by Gloria-x | 2007-07-26 21:02 | 食べる・飲む

あるいは裏切りという名の犬/36 Quai des Orfevres '04(仏)

c0008209_2323730.jpgジビエ料理と共に、ガツンと野性味強く
スパイシーで重く濃いワインを堪能したような後味。
無骨で華やかさ皆無だけど、噛めば噛むほど味わい深く
知らず知らず引きこまれていく
ずっしり見ごたえ十分なフィルム・ノワール。

パリ警視庁にかつて親友同士だった二人の警視がいた。
仲間からの信頼厚く、正義を信じるレオと、
権力志向が強く野心家のドニ。
二人は同じ女性を愛し奪い合った過去を持ち、
今は次期長官の座を競うライバルとなっていた。

まず日本語タイトルがいい!
昔、TVの洋画劇場で魅せられた
アラン・ドロンやジャン・ギャバン主演映画みたいでドラマがある。
実話を基にした物語らしいが、
パリ警視庁の面々といいギャングといい、
どいつもこいつも男の体臭ムンムンって感じで濃いー!
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比べるともなく、リュック・ベッソンがらみのフランス映画(けっこう好き)って
フランス料理でいえばヌーベル・キュイジーヌで
ハリウッド風のライトな味付けなんだなーってことを再確認するほど
フランス臭プンプンなのだ。

レオを演じるダニエル・オートゥイユ、
わたしはオヤジ趣味じゃないのでピンとこないけど、
後半出所して数年ぶりに一人娘に会いにいくシーンは
「こなれたチョイ悪オヤジ上級者」って感じでなかなか渋かった。
実の親子なのに年齢差のあるカップルに見えるところが
かっこよくもイヤらしいというか・・・
アジア人には絶対醸し出せないな、あの空気。

ジェラルド・ドパルデユー、ますます鼻が成長したのでは?
角度によっては特殊メイクかと思うほど。
ガタイの方も貫禄たっぷり、なのに目は妙につぶらで
悪役っぷりも含めジーン・ハックマンに似ているような気がした。

2人がかつて奪い合い、レオの妻になった女性を演じるのがバレリア・ゴリノ。
「レインマン」で好印象だったが、フランス語もできるとは意外だった。
でも、あの時代を無視したカーリーヘアと不幸な太眉はいただけない!

9割方男の映画とはいえ、けっこう重要な役柄の女刑事も
魅力的な役どころなのに鶏のササミみたいにカスカスした印象だったし、
この映画、ヘアメイクやスタイリストをケチったのでは?
いや、男を際立たせるためにわざと女を魅力的に描かなかったのか?

そういえば、レオもドニも私生活完全犠牲みたいなライフスタイルなのに
なかなかスタイリッシュな住まいだったのが意外。
パリ警視庁って思ったより高給なのねー。

'07 7 DVD ★★★★☆
監督:オリヴィエ・マルシャル
出演:ダニエル・オートゥイユ、ジェラール・ドパルデュー
    バレリア・ゴリノ
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by Gloria-x | 2007-07-24 23:09 | 映画レビュー

筒美京平トリビュート

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物心つくかどうかの幼い頃から、思春期に
「この歌好き!」と強く魅せられた曲の多くが
筒美京平作曲だったことを
大人になってカラオケに行くようになって知った。

筒美京平のヒット作12曲を
山崎まさよし、柴咲コウ、徳永英明、つんく♂、BONNIE PINK、
ET-KING、秋川雅史、島谷ひとみ、ゴスペラーズ、melody.、
草野マサムネ、クレイジーケンバンドがカバー。


トリビュートを買うつもりでネットで注文。
最初、間違えてオリジナルコンピレーションを発注してしまったのだが、
結果的に両方買ってよかった!

「昔の歌謡曲ってほんとにドラマがあっていいなぁ・・・」
としみじみ聴き比べ。


個人的にオリジナルの方が断然いいのは
庄野真代「飛んでイスタンブール」
平山三紀「真夏の出来事」
尾崎紀世彦「また逢う日まで」
稲垣潤一「夏のクラクション」

カバーが新鮮で魅力的なのは
柴咲コウ「ブルー・ライト・ヨコハマ」
山崎まさよし「さらば恋人」

甲乙つけ難いのは
大橋純子/徳永英明「たそがれマイ・ラヴ」
太田裕美/草野マサムネ「木綿のハンカチーフ」

あの頃のあんなことやこんなことが
いろいろ思い出されてセンチメンタルな気分に・・・
ああ、これって完全に子供の頃うっとうしくも理解不可能だった
「懐メロ」に酔う年寄りの心境ね・・・(-.-;)
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by Gloria-x | 2007-07-22 14:51 | 美術・芸術・音楽

明日の記憶 '06(日)

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いろんな意味で辛い映画だった。
どうしても、自分自身や夫婦の将来に引き寄せて観ざるを得ないテーマだから。

46歳で若年性アルツハイマーと診断された働き盛りのサラリーマン(渡辺謙)と、
夫を支える妻(樋口可南子)の日々を描いた感動作。

ほんとはこんなもんじゃない、と思う。
夫は大手広告代理店の部長で妻は専業主婦。
都内に一戸建て&3ナンバーの車(たぶん)を所有。
ひとり娘の結婚も決まって悠々の暮らし。
夫の病気が発覚しても、夫婦揃って
陶芸教室へ通うほどいろんな意味での余裕がある。

いよいよ病気が進行して夫が退職せざるを得なくなると、
妻は昔の友人を頼って職を得るのだが、
陶器のギャラリー&ショップでこれまた優雅。
けっして近所のスーパーでレジのパートなどではないのだ。

フルタイムで働き、家事も全部やり、
もちろんアルツハイマーで目を離せない夫の世話をしていても
妻も家の中も「家庭画報」のグラビアみたいに美しい。

最初はその「キレイごとっぷり」が気になったが、
観ているうちに逆にこれでいいのだと見方が変化した。

この映画が描きたいのは病人を抱えた悲惨な生活のリアルさではない。
誰もがこうなる可能性を持っていることを知らせ、
そうなった時にどう生きていくのかを
自ら問いかけ、考えさせるのが狙いだからだ。

現に、観る前は
「俺が(わたしが)アルツハイマーになったらちゃんとケアしてくれる?」
「当たり前やん、優しく世話するよ」
なんてじゃれあい気味の会話を交わしていたわたしたち夫婦も、
感傷後はどすーんとシビアな気分になり、軽口を叩く余裕ゼロ。

お互い、相手がもしそうなったら、
自宅で自分で介護しようなどと思わず、
しかるべき施設に入れて介護はプロに任せ、
その分頻繁に会いに行き、健康な時と同じように
愛情を持って楽しい時間を共有する、と決めた。

それこそキレイごとかもしれないけど、
ケアする側が、肉体的だけでなく精神的に
想像を絶するような地獄を見ることがわかったからだ。
それによって相手への愛情が壊れていくくらいなら、
過酷な部分は他人の手に委ね、
お互いは愛し合ったままでいるほうがいいというのが
今の時点でのわたしたちの結論。

しかし、それを実現するためには・・・

「やっぱり最終的にはお金やね」
思わずつぶやいた超リアリストのわたしに、
ロマンチストのダーリンが若干引いたようで気になるけど・・・


樋口可南子がこんなに演技の上手い女優だとは知らなかった!
わたしがアカデミー賞選考委員だったら絶対に主演女優賞をあげるだろう。
(日本アカデミー賞とかは受賞しているのかもしれないけど)
最近の日本映画に多い「難病モノ」にありがちな
若い俳優たちの薄っぺらな泣かそう演技ではなく、
複雑な感情を豊かに映す見事な表情演技に思わず泣かされた。

同時に、自分は天地がひっくり返ってもこんな妻にはなれない、
でも、男だったらこんな奥さんが欲しい、と痛感した。

医師役の及川光博もうまい。

'07 7 DVD ★★★★☆
監督:堤幸彦
出演:渡辺謙、樋口可南子、坂口憲二、吹石一恵
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by Gloria-x | 2007-07-16 20:58 | 映画レビュー

世間の人はどう切り抜けているの?

先日、微妙に困惑する出来事があった。
仕事帰り、地下鉄でバッタリ同じマンションに住む人と出くわしたのだ。

混んだ車内や離れた場所なら
気づかないふりでやり過ごすか、
挨拶だけでスルーもできる。
ところが車内はガラ空きで、
真正面の席でバッチリ目と目が合ってしまったのだ。

うちは子供もいないし近所づきあいは皆無で
マンションの人たちとも挨拶オンリー。

ところが、その人とは以前同じスポーツクラブの会員同士だった。
わたしは気づかなかったが、スポクラで
彼女の方から「同じマンションですね」と話しかけてこられたのだ。
以来「今日は暑いですねー」「もう(エクササイズ)終わりですか?」
程度の会話をする間柄に・・・

その程度なら困惑することなどないのだが、
なぜか彼女は挨拶+αの会話に加え、
唐突に断片的に個人的な事柄を話すのである。

たとえば自分の夫の職業や人柄、自分の仕事、嫌いな動物etc・・・

赤の他人にいきなりそんなことを話すからといって
陽気で開けっぴろげな感じでもない。
美人なせいもあるが、なんとなくとっつきにくいオーラもある。
わたしと彼女の間に親密度が増す要素もないので
会話もふくらまず、モヤモヤと気まずい空気のまま別れるのみ。

わたしは自他共に認める「社交上手」である。
フリーライターという長年の職業柄もあるのか
初対面のどんな相手とも瞬時に打ち解けて
円滑に会話を進行させる術が習い性になっている。
さらに友人・知人によると、とてもフレンドリーな人物に見えるらしい。

自分では人見知りで「気ぃ遣い」(関西弁ニュアンスの)だと
思っているのだが(誰も信じちゃくれないが)
演技も長年やってると実像になってくるらしい。

というわけで社交に関しては海千山千のわたしだが、
申し訳ないが彼女と共有する数分は苦手・・・
自分がそう感じている=たぶん相手も同じはず。
彼女も悪い人ではないので、
きっと気を遣うあまり、要らぬ個人的な話までしてしまうのだろう。
そう思ったわたしはある日エレベーターで会った際、
あえて挨拶だけして無言で階数表示を眺めていた。
すると、彼女はまたもとってつけたような話を振ってきたのである。
でも、話は弾まない・・・ものすごーく苦痛・・・

その日も、地下鉄2駅分と、駅からマンションまでが永遠に感じられた。

こういうシーン、世間の人たちはどう切り抜けているのだろう?
挨拶だけ交わして、後は携帯メールをチェックするフリ?
もしくは「急いでますので失礼」と用もないのに早足になるのか?

お互いに今のマンションに住む限り、
これからも思わずバッタリ会うだろう。
そういう時、気まずくならず、自分もしんどくならず、
大人でスマートな切り抜け方があったらぜひ教えてください。
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by Gloria-x | 2007-07-13 22:53 | 出来事・世間・雑感

傷だらけの男たち/傷城 CONFESSION OF PAIN '06(香港)

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待ってました!のアンドリュー・ラウ作品、しかもトニー・レオン&金城武主演。
もう期待度200%って感じで観たのだけど・・・
どうしてもインファナル・アフェアシリーズの水準を求めてしまう。
比べちゃいけないが、小粒感は拭えない・・・

香港警察の刑事ヘイ(トニー・レオン)と、彼の部下ポン(金城武)
ポンは恋人の自殺という悲劇の後、警察を辞めて
私立探偵となり、アルコールに溺れる日々。
そしてヘイは富豪の娘と結婚し幸せな新婚生活を送っていた。
ところが、ヘイの妻の父親が自宅で惨殺され、
ヘイの妻はポンに父の事件の捜査を依頼する。

トニーが八嶋智人に見えたのはわたしだけ?
(八嶋さんは好きだけど)色気なさすぎ!
華様年華 2046の滴るような色気も
「インファナルアフェア」シリーズの哀愁もない。
役柄としては悲しい業を背負った凄みのある男なのに、
ただただ地味ーな印象で終わってしまったのが残念。
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個人的には「2046」のトニーがベスト。
映画としては「華様年華」がベストだが、トニーのキャラクターとしては
人妻マギーとの許されぬ恋を経て、
持ち前の色気に凄みさえ加わった「2046」がたまらない!
ああ、それなのに今回のトニーときたら・・・

一方、金城武。
おすぎが「大人になった金城クンに会えます!」と
声を震わせていたけど・・・
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あいかわらずかっこいいけど、アル中演技は正直言って中途半端。
あと、これは演出の問題かもしれないが
金城クンは最初からトニーが犯人だと見抜き、
(殺人現場を訪れた金城クンに、殺害シーンの映像を
モノクロでリンクさせる演出は見ごたえあり。
なので、観客は当然ここで見抜いたものと思ってしまう)

見抜いた上で気づいてないふりで捜査しているのかと思っていたら
後半、そうでもないことがわかって「ええー?」

事件の謎解きか、登場人物の背負う宿命や葛藤か、
どっちが主なのかあいまいでボヤけた印象なのが残念。
登場人物もそんなに多くないのに、
途中で「これ誰?」(病院のベッドで意識不明の男)が出てきたり、
トニーが妻の父親と初めて会う場面で、
同席して食事までしている執事の男を紹介しないため、途中まで
「こいつはいったい誰?」とモヤモヤしたままになるなど
全体的に整理できていない感じだった。

トニー夫婦、妻の父、どちらの住居のインテリアもよかった!
モダン・オリエンタルというのだろうか、
いいホテルの客室みたいですっごく好み。
模様替えのイメージトレーニングの参考になってよかった。

スー・チーはやっぱり華があって魅力的。
トニーの妻役の女優は地味だけどリアルな存在感があり、
女優が2人共嫌味がなく、浮いてないのがよかった。

'07 7 11 劇場 ★★★★☆
監督:アンドリュー・ラウ
出演:トニー・レオン、金城武、スー・チー 
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by Gloria-x | 2007-07-11 22:38 | 映画レビュー

秘密の暗号

わたしとダーリンの間には2人にしか通じない
暗号や符丁やジェスチャーが山のようにある。

それらはほんのちょっとしたきっかけで生まれる。
バカバカしすぎて、具体的には恥ずかしくて書けないほどだが、
わたしたちはほぼ毎日そういうものを生み出して遊んでいるのだ。

それらにも流行り廃りがあって、
お互いにお気に入りの時期には日に何度も使ってキャッキャと大笑いする。
そして、いつの間にか次のお気に入りと世代交代するが、
何年かたって忘れた頃に、どちらかがふと思い出して使うと
「懐かしいー!」ってことでブーム再来になる。

トム・クルーズ主演の「MiⅢ」で、
イーサン・ハントと妻の間にも2人にしか通じない符丁があった。
たしか「新婚旅行で行った湖の名前は?」だったと思うが、
覚えにくいややこしい名前で、妻は間違えていたほど。
やがて突然妻が拉致され、悪者からハントに電話がかかってくる。
受話器の向こうで「助けて」と言う声が聞こえるが、
本物の妻か罠かわからない。
その時に2人は例の符丁を交わすのである。

それを観ていたダーリンが
「俺らももしもの時のために決めとこう!」と張り切った。

「初めてキスした場所は?」
「初めてドライブした場所は?」とか言うのだが、
お互いの記憶が食い違ってたりするし、
いかにもありきたりなので却下。

2人でさんざんブレストした結果、
斬新で、オリジナリティにあふれ、しかも
わたしたち2人にしか絶対にわからない符丁が生まれたのである。
(当然ここには書けないけど)

さらに、先週は目の前にいる人物が味方か悪者かを
さりげなく知らせるサインまで作った。

「よーし、これでいつグロリアが悪い人にさらわれても大丈夫!」とダーリン。

いい歳して、しかも結婚15年も経って
真剣にこんなことやって遊んでいる夫婦ってわたしたちくらいなのか?
いや、外ではビシッとかっこいい大人っぽい夫婦も
家では似たようなものだと思うんだけど、どうなんだろう?
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by Gloria-x | 2007-07-06 23:10 | 夫婦の日常・おでかけ

キスキス,バンバン/KISS KISS,BANG BANG '05(米)

c0008209_173283.jpg大好きなイギリス映画キス*キス*バン*バンのリメイク?と思ったら全然無関係。
「極上のミステリーはKISSで始まりBANGで終わる」とキャッチコピーがあったけど、
英語では誰でも知ってる慣用句みたいなものなのだろうか?

ハードボイルド小説の世界をパロディにしたバディムービー。笑いのセンスが大好き!期待以上に楽しめた。

N.Yのチンケな泥棒ハリー(ロバート・ダウニーJr.)が警察に追われて逃げ込んだ先が映画のオーディション会場。
なぜか「完璧なメソッド演技だ!」と合格してL.Aでスクリーンテストを受けることになる。ハリウッドで俳優デビューして人生を変えようと思ったハリーは役作りのために通称ゲイ・ペリー(ヴァル・キルマー)という私立探偵に弟子入りするのだが、2人揃ってミステリアスな殺人事件に巻き込まれることに・・・
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主演の2人が肩の力を抜いて気楽に演じている風なのがよかった。
ダウニーJr.はあいかわらずお目々パッチリ、若い頃よりガタイがかっしりしたようで○。ヴァル・キルマーって男前じゃないくせに二枚目役をやるのがなんだかなぁーだった。
「セイント」では、デカい顔でロン毛の詩人に扮し、暖炉の前に寝そべるシーンで爆笑したものだが(映画はあくまでも真面目)、実はコメディセンスがあったのね。この役は中途半端さを払拭するきっかけになったのでは?
特に好きなのが股間に隠した小さな銃で悪者を撃つ↓のシーン。
この後、ダウニーJr.がボソっと「ゲイはアレで弾を撃てるのかとびっくりした」とつぶやくのもいい。ダウニーJr.がトイレで死体に驚いておしっこをとんでもない方向に飛ばすシーンや、ハリウッド好みのハッピーエンディングを皮肉って、死んだ人間がゾロゾロ病室に入ってくるシーンも好き。
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ヒロインのミシェル・モナハンっていわゆる「ヤンキー美人」だなーと思う。
(アメリカ北部人という意味ではなく、日本におけるヤンキーの意味)
全盛期の飯島直子的な、品や知性はないが男好きする色気があり、
手の届きそうなおネエちゃんという感じ。
サンタのコスプレミニドレス姿も可愛かったけど、
キャバクラのクリスマスイベントみたいな風情が漂っていたような・・・

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'07 7 WOWOW ★★★★☆
監督:シェーン・ブラック
出演:ロバート・ダウニーJr.、ヴァル・キルマー、ミシェル・モナハン
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by Gloria-x | 2007-07-04 16:35 | 映画レビュー