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酢を飲む毎日

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酢は苦手です。
酢の物も食べません。
なので、我が家にあるのはバルサミコ酢だけ。

しかし、最近巷ではちょっとした「お酢ブーム」。
スムリエなんて人がTVに出てたり、
デパ地下のビネガーコーナーが充実していたり・・・

なんでも、酢を飲むと脂肪を分解してくれるとか。
ほかにもいろいろカラダによさそう・・・

そこで、ビギナーが入門しやすそうなお酢を買ってきました。

数人の女性が小さなグラスの液体を飲み干し、
「嘘!」「嘘でしょ?」「これがお酢なんて嘘ですよね?」
と口々にもらすCMのあれです。

スプーン大さじ一杯くらいを水で4~5倍に薄めて毎朝飲んでいます。

CMに偽りなし、でした。
りんごの香りで「酢臭さ」がなく飲みやすいです。

最初は薬と思って息を止めて飲み干してたけど
最近では炭酸で割ってカクテルとかもイケるかも・・・と思うほど。

でも、ほんとに脂肪は燃えてるんでしょうか?
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by Gloria-x | 2007-04-30 20:36 | 食べる・飲む

幸せのポートレート/The Family Stone '05(米)

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片時も携帯電話を手放さないキャリアウーマン、メレディスは
恋人エヴェレットの実家でクリスマス休暇を過ごすことになる。

日本で言えば正月の里帰りですな。
わたしだったら食事&団欒で数時間の滞在が精一杯、
数日を相手の家に泊まって過ごすなんて正直罰ゲームでもパスしたい・・・

(注:ダーリンの家族がどうのこうのという意味はなく、です。念のため)

大学教授の父親と存在感のある母親が暮らす家に
各地から里帰りしてきたのは、ドキュメンタリー映画製作をしている弟のベン、
聴覚障害者でゲイの弟サッドとその恋人パトリック、
一人娘と共に帰省した姉のスザンナ、そして皮肉屋の妹エイミー。
休暇なのにスーツを着て髪をまとめ、神経質で堅苦しいメレディスは
リベラルな雰囲気のエヴェレット一家に溶け込めず、
家族もメレディスのことが気に入らない。

エヴェレット一家は和気あいあいを通り越して、
家族だけに通じる話題や愛情表現全開。
異様に結束の固いムードに居心地悪さを感じないほうがおかしいだろう。
とはいえ、サラ・ジェシカ・パーカー演じるメレディスも
堅苦しくて他人と打ち解けにくいかと思えば、
初対面の家族に、しかもみんなうんざりしているのに
自分の話をベラベラ喋り続けるという空気の読めなさすぎなところがあって変。
サラといえば「SATC」のキャリー役のイメージが強烈すぎるし
メレディスのキャラクターが誇張されすぎなこともあって
しっくりこないのだが、やはりメレディス側に立って観てしまう。

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ダイアン・キートン演じる母親は見た目的には恋愛適齢期の主人公風。
しかし中身はあの役より人間的魅力に欠け、メレディスに対しても
嫌っていることを態度ではっきり現すという手ごわさ。
こんな母親がいたら恋人とのつきあいそのものも見直すかも・・・

なんだかんだで居たたまれなくなったメレディスは
妹のジュリーにSOSを出して呼び寄せるのだが、
気さくでオープンなジュリーはあっという間に一家に気に入られてしまう。

ジュリーを演じるクレア・デインズがいい!
「ロミオ+ジュリエット」でのデビュー時から
ただの可愛いコちゃんじゃなくて好感が持てたが、
大人になって、自然体な中に知性が感じられてとても魅力的だ。
クレアはジョディ・フォスターと同じ大学出身で、
ジョディのことを姐さんと慕っているそうだが、納得である。

全員がメレディスに敵意を抱く中、唯一「兄貴の彼女、けっこういい女じゃん」と
温かく見守ってくれる弟ベンの妙なキャラがいい意味でちょっと気になった。

'07 4 DVD ★★★☆☆
監督:トーマス・ベズーチャ
出演:サラ・ジェシカ・パーカー、ダイアン・キートン
   クレア・デインズ
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by Gloria-x | 2007-04-26 15:54 | 映画レビュー

赤い長靴/ 江國香織

ものすごく恐ろしい物語である。
メルヘンチックなタイトルの意味するところがわかったとき、
恐ろしさは一気に増幅する。


もちろん作者は江國香織だから、ホラーやサスペンス小説ではない。
結婚10年で子供のいない、どこにでもいそうな夫婦の
平凡な日常を綴った連作短編集だ。

日和子は自分の言葉がどうして夫の逍三に通じないのか不思議でならない。
彼女が何か話しかけると、夫は「ああ、うん」と生返事をする。
イエスかノー以外の答えを求める質問であっても同じ。
話題が自分に直接関係のない内容、
日和子の友人についてや、職場でその日あったことの場合、
夫は、まったく返事をしないか、
「へえ」「ふうん」と気のない相づちを打つだけである。
だから日和子は自分自身で話題を締めくくり、くすくす笑って
「逍ちゃんっておかしいのね」と楽しげな声を出す。

日和子が久しぶりに独身時代の友人と会う日、
何週間も前からその予定を伝えていても
逍三は当日の朝からこの上なく不機嫌になる。
全身から不機嫌さを発散させ、すべての行動でそれを表現する。
そして、日和子は友人たちと会うことを億劫に感じ始める。
家にいて夫に機嫌よくしてもらう方が簡単だからだ。

テニススクールでのレッスン中や、外で友人と会っている時間、
日和子は早く家に帰りたいとそればかりを思いつめている。
一刻も早く家に帰って逍三に会いたいと。
そして、忽然と理解する。
「逍ちゃんのいるときより、いない時のほうが、
わたしは逍ちゃんを好きみたいだ」と。

夫が帰ってくると、家の中はとたんに賑やかになる、と日和子は思う。
大音量でつけっぱなしにされるテレビ、パソコンから流れる電子音、
脱ぎ捨てられた服、乱暴に放り出されるカバン、
返事をしない夫に話しかけ続ける自分の声、
それは幸福なことだと日和子は思い、楽しげにくすくす笑う。
そして日和子は思う、笑うことと泣くことは似ていると。

スウィート・リトル・ライズ
DV夫とその妻の共依存関係を描いた恐ろしい物語だった。
この小説では夫が暴力をふるうわけではないし、事件らしい事件も起きない。
だからこそ、この夫婦の問題の深刻さに鳥肌が立つ思いになる。
2人の間の些細な齟齬や違和感が一話ごとに大きくなり、
夫の逍三がモンスターのように不気味な存在に思え、
日和子が「くすくす笑う」度に、彼女がいつ精神の均衡を乱すのか、
いつ取り返しのつかない事態になるのかとハラハラし続ける。

こういうタイプの夫を持つ人は少なくないと思うが、
どこかの時点で立ち止まって徹底的に問題解決するか、
あるいは子供なんかできちゃって引き返せなくなる前に
夫婦であることを降りるほうが精神衛生上健全な人生ではなかろうか?

'07 4 ★★★★☆
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by Gloria-x | 2007-04-25 17:57 | ブックレビュー

キーマカレーの温泉玉子添え

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実験的レシピで作ってみたキーマカレー。

新たまねぎをじっくり炒めて甘味を出しておく。
玉ねぎを取り出したフライパンで合挽き肉を炒める。
クミン、ターメリック、ガラムマサラなどのスパイスを加えて炒め、香りを出す。
トマト缶(カットしたもの)と炒めておいた玉ねぎを加える。
ローリエを入れて煮込む。
(蓋はしないこと!水分が足りなければ適量加える)
火が通ったら味を調整しながら市販のカレールーを適量加える。

ご飯は炊飯器で炊いたバターライス。
お米にブイヨン、バター、レーズンを入れて普通に炊く。

バターライスにキーマカレーをかけ、温泉玉子をひとつ乗せる。

スプーンで温泉玉子を潰して混ぜながら食べる。

実験大成功!

新たまねぎとトマトの甘味、スパイスの香りと辛さを
温泉玉子がマイルドに調和させて
めっちゃおいしかったー♪
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by Gloria-x | 2007-04-22 22:30 | 食べる・飲む

東京タワー オカンとボクと時々オトン '07(日本)

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息子って可愛いんだろうなぁ・・・
わたしは三姉妹+末っ子弟の4人姉弟で、母はわたしが子供の頃から
「男の子がこんなに可愛いなんて想像もしなかった。娘とは全然違う」と言い切っていた。
わたしは母とあまり相性がよくなく、子供の頃は天敵とさえ思っていたが、
それを聞いて弟に嫉妬するなんてことはなかった。
ただ、母親の息子に対する愛情というものに好奇心をそそられたのは確かだ。
今でも母は話題が弟のことになると顔がパッと輝いて生き生きし、
その半分、いや十分の一でも父に向けてあげたらと思うほど・・・

わたし自身は子供を持たないと決めているが、
ふと、ダーリンのレプリカみたいな息子だったら欲しいかもなぁと思うこともある。
しかし現実には夫の遺伝子だけを受け継いだ子供を産むのは不可能だし、
たとえ容姿も性格も夫にそっくりの息子が生まれたとしても、どう育つか保証はない。
仮に息子がものすごく可愛くて、夫への愛情が息子に移ってしまうのもイヤだ。

世間を見渡してみると、羨ましい息子を持つ母親ばかりではない。
他人事ながら「こんな息子なんて最悪!」と気の毒にさえ思うケースもある。
ところが、他人から見れば災難のような息子でも、
その母親にとっては愛しくてたまらないようで、
母と息子の関係ってますます未知の世界である。

リリー・フランキーの原作は、猫も杓子も「泣いた」「号泣した」の大合唱に
半信半疑の構えた姿勢で読み始めたら、ほんとに号泣!
もともとリリーさんのことはけっこう好きだったが、
これを読んで、人間的な面ではさらに好感度が上がったものの、
男性としては残念ながらかなり引いてしまったという複雑な結果に・・・

映画の公開がらみのインタビューでリリーさんが
「女の子と話してて、わたし母親とは仲が悪いから、とか言うコがいるけど
その時点でもうダメですね。そんな女とは絶対つきあえない」
みたいなことをおっしゃってた。
作家なのに想像力欠如だなぁ、と思った。
母と娘って根本的に母と息子のわかりやすく美しい関係とは違って
男には思いもよらないどろどろした確執ってものがあるんですよ・・・
ま、そんなデリケートなところに思いが及ばないほど
筋金入りのマザコンなんでしょうね。ある意味羨ましい。
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肝心の映画はどうだったかというと、予想に反してまったく泣けなかった。
オダギリジョー、樹木希林、内田也哉子、小林薫らの演技は見事だし
映像の質感や当時を再現したセットも素晴らしい。
ところが、わたしにはどうも「ほら、泣けるでしょ?」「ここが泣きポイントですよね?」と
これでもか的な演出に思えて逆にどんどん冷静になっていくのだった。
とはいえ、映画の出来が悪いわけではないし、
役者たちの演技に「泣かそう」という不要な意図を嗅ぎ取ったわけでもない。
いっそ原作を読んでいなければダイレクトに琴線に触れたかもしれない。

樹木希林はすごい!
オカンが乗り移った、いや、本人そのものとしか思えない存在感である。
オカンの若い頃を演じる内田也哉子(樹木希林そっくり!)の演技は初めて観たが
妙にアンニュイな色気が漂っていてよかった。
この2人が演じるオカンを観て、あらためてオカンの魅力がわかった。
夫は一家の主の自覚ゼロ、息子は母親のスネをかじり続けと
2人の男のために苦労の連続なのに、
オカンにはいわゆる演歌の世界風な哀しさや湿度がなく、
時に飄々と、時には悟りきった境地さえ感じる。
女にありがちな、自分で自分の不幸に酔いしれる
ヒロイン願望的要素がみじんもないのだ。
だからこの物語が基本的に誰もがマザコンだという世の男性だけでなく、
同性に厳しい女性の心も掴んだのだろう。


そして、小林薫よかったー!
現実にあんな男が父親や夫だったら大迷惑だが、
彼が演じるオトンはひたすら魅力的である。

オダギリジョーのリリーさんを彷彿とさせる着こなしも◎。
中高校生時代を演じた冨浦智嗣が仔犬ちゃんみたいで可愛かった♪

'07 4 19 劇場 ★★★☆☆
監督:松岡錠司
出演:オダギリジョー、樹木希林、内田也哉子、小林薫、
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by Gloria-x | 2007-04-20 19:59 | 映画レビュー

ゆれる '06(日本)

c0008209_17125072.jpg温和で真面目な兄、
父と折り合いが悪く
故郷を飛び出して好きな道に生きる弟、
基本は古今東西よくある設定。
兄は独身で女に縁がなく、
家業のガソリンスタンドを継いでいる。
弟も独身だが東京の売れっ子カメラマンで女には不自由したことがない。

母親の一周忌で久々に弟が帰省したことから、2人の人生を激変させる事件が起きる。

ガソリンスタンドには兄弟の幼なじみの女が勤めている。
兄は密かに彼女に好意を寄せているが、女にモテないと自覚しているので
下手に告白などして傷つくのが怖く「いい人」を演じ続けている。
兄を演じる香川照之が見事!
ルックス的にはまったく好きな要素がないが「上手い役者だなー」といつも感心する。
東京で華々しく活躍する弟に比べ、自分の人生は価値がないと卑下しながらも
いい人であることをやめられない不器用な男。
法事の席で親戚に気を使って座を盛り上げ、かいがいしく後片付けし、
ちんまりと正座して洗濯物をたたみ、上目遣いに弟や好きな女の表情をうかがい、
目が合えば人の良さそうな満面の笑顔を見せる。
香川照之の小柄であまり垢抜けないルックスが切ないほどマッチしている。

弟は弟で、自分はいつも何かから逃げてばかりのいいかげんな生き方だと思っていて、
真面目な兄にすべてを押し付けたことに後ろめたさを感じている。
兄と女の息の合った仕事ぶりを見た弟は、軽いいたずら心で女を誘惑し、
未来も希望も見出せない田舎暮らしの閉塞感と焦燥を持て余していた女は
東京の空気をまとって見違えるようにかっこよくなった弟に身を任せてしまう。

c0008209_1713610.jpgオダギリジョーを嫌いという女性はまずいないと思う。
もちろんわたしも好きですが、
仮にわたしが山田優みたいなルックスの持ち主だとしても彼とつきあいたいとは思わない。
まあ、山田優みたいなボディだったら一回くらいメイクラヴするかもしれないけど、

なぜか彼にはあまりセックスアピールを感じないのである。(何様発言で恐縮です・・・)

弟が退屈しのぎにどうでもよさそうに女を誘惑する時の掴みどころのない態度、
そしていったん目的を達した後の冷淡さ、
たぶんオダギリジョー本人も女性に対してこうなのだろうなと思うほどリアルで、
この捉えどころのなさと、他者より自分に対する関心が強そうに見えるところが
オダギリジョーの魅力でもあり、
好きだけどつきあいたくはないと思わせる点でもあるのだろう。

弟と女に何かあったことに気づきながら、気づいていることをおくびにも出さない兄、
弟との関係を脱出へのきっかけにしようとする女、
兄への後ろめたさと、女の予想外の重さに辟易する弟、
兄が日々渇望しても手に入れられないものを
弟は遊び半分であっさり手に入れ、すぐ嫌になって放り出そうとする。
この3人が峡谷を訪れるシーンはそれぞれの思惑が渦巻いて息苦しいほど。
美しい自然と重く不穏な空気の対比が見事である。

そして、古い吊り橋から女が落下。
兄は自分が女を突き落としたと自白して殺人罪で逮捕される。
唯一の目撃者である弟は兄を救うために弁護士である伯父に裁判を依頼する。
蟹江敬三演じる伯父は伊武雅刀演じる父親の兄であり、
ここにも都会へ出て自由に生きる兄、田舎に残った弟という兄弟間の確執がある。
やがて裁判が始まり、事件の真相を探る過程で
兄と弟がお互いに巧妙に隠していた本音が顕になっていく。
温厚だった兄が鬼気迫る表情で感情を剥きだしにし、
クールな弟が内面の弱さを露呈する。
このあたりの主役2人の迫真の演技に引きこまれる。
検事役の木村祐一、ガソリンスタンド従業員役の新井浩文など脇役陣もすごくいい。

'07 4 16 DVD ★★★★☆
監督:西川美和
出演:オダギリジョー、香川照之、伊武雅刀、真木ようこ、
   蟹江敬三、木村祐一
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by Gloria-x | 2007-04-18 17:25 | 映画レビュー

海辺のカフカ/村上春樹

村上春樹お得意のパラレルワールド。
わたしはファンタジーは大の苦手だが、
なぜか彼の作品だと突拍子もない設定や展開も
比較的抵抗感なく受け入れてしまうのが不思議。

15歳の誕生日に家出した田村カフカと名乗る少年と、
猫と喋ることのできる知的障害者の老人ナカタさん。
別々に進行する接点のない2人の物語がやがてひとつにつながっていく。

カフカが寝泊りさせてもらう「甲村図書館」が非常に魅力的な場所である。
物理的に快適な空間であることももちろんだが、
彼を無条件に温かく受け入れ、しかも必要以上に詮索せず、
そのうえかなり高度な知的刺激を与えてくれる人物までいる。
自分自身の思春期~若い頃を振り返ると、精神的にハードだった時期に
あんな場所でひっそりと過ごせたらよかったなぁと羨ましい。

ナカタさんを車に乗せてやったことがきっかけで
高松での不思議な日々を共に過ごす星野という青年のキャラクターがいい。
腕のいいトラック運転手だが、漫画雑誌くらいしか読まない無教養な彼が
なんとなくトリュフォーの映画2本立てを観たり、
ふらりと入った喫茶店で聴いたベートーヴェンにハマったり、
知的な覚醒をしていくあたりがエキサイティングでおもしろい。

カフカと図書館の責任者・佐伯さんの関係がこの小説のメインストリームなのだが、
正直言って読んでいて生理的に心地よくないし好きではない。
佐伯さんという女性のキャラクターはいかにも村上春樹らしい女性である。
それにしても、村上春樹ってほんとに博学ですなぁとやや鼻につくほど感心。

'07 4 ★★★☆☆
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by Gloria-x | 2007-04-16 12:48 | ブックレビュー

2週間ぶりに

土曜日、きっかり2週間ぶりに出社した。
休みすぎて頭がボケて仕事にならないのでは?と不安だったけど
仕事はかなり忙しく、右から左へこなしているうちに
いつもの調子を取り戻した。

わたしが休んでいる間の人事異動の顛末や、
早期希望退職(という名目のリストラ)社員の
退職金の額(予想より多くてびっくり!)など
みんながさっそくいろんな情報提供してくれる。

適度な頭脳労働と、気心の知れた仲間とのおしゃべりでリフレッシュ。
やっぱり家にこもってるより働いてるほうが性に合ってるなー

で、2週間ぶりにワインを解禁♪
久々なので控えめにしようと思いつつ、
一人でシャルドネ1本空けてしまい、
さすがに酔っ払って早めにベッドへ直行。

そして今朝は久々の二日酔い・・・・
爽やかないい天気なので気分転換に
ビデオ屋とちょっと遠い大型スーパーへお出かけ。

二日酔いにも関わらず性懲りもなくフラフラと
ワインコーナーに行き、ボーっと棚を眺めていたら
「○○ちゃん!」と声をかけられて我に返る。
元スポクラ友のEちゃんだった。
Eちゃんは今日もスポクラ帰りとのことですっきり美しく、
一方わたしは隠遁生活上がりでしかも二日酔い・・・(-.-;)

Eちゃんとは同じくスポクラで知り合ったKちゃんと3人で
定期的に美味しいモノ食べに行く仲で、
わたしの大酒呑みっぷりもとっくに承知なのに、
野菜や輸入食材コーナーではなく、
よりによって酒コーナーで見つかったことに妙にうろたえてしまった。

さすがに今日は呑まないつもりです。
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by Gloria-x | 2007-04-15 17:40 | 出来事・世間・雑感

いつか晴れた日に/Sense and Sensibility '95(米・英)

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原作はジェーン・オースティンの小説「分別と多感」。
18世紀の英国、一家の主を亡くした女家族の
対照的な性格の長女と次女の結婚問題に
当時の上流社会の慣習や人間模様をからめて描く。

主演のエマ・トンプソンが脚本を書いているのだが、
アカデミー脚色賞を受賞しているだけあってお見事!
一見古臭く退屈そうな話なのに、巧みな心理描写を駆使した軽妙かつムダのない展開にぐんぐん引きこまれていく。

当時の英国では、女はとにかく若いうちに財産がある男性に見初められて
生活の安定を確保することこそが命題って感じでしんどそうー。
でも、女の適齢期は短く、好条件の男がゴロゴロいるはずもなく、
「分別」の長女(エマ・トンプソン)が恋心を隠してためいきまじりに家事に専念したり、
「多感」の次女(ケイト・ウィンスレット)が情熱を持て余して
見渡す限りの丘陵に立ち尽くすシーンの心情を察すると
あのブロンテ三姉妹がそろって生涯独身だったのもうなずける・・・

エマ・トンプソン×ヒュー・グラント、ケイト・ウィンスレット×アラン・リックマン。
エマ×ヒューって見た目には絶対エマが年上だと思うんだけど
実際にはどうなのだろう?
ラヴ・アクチュアリーではヒューの妹役という設定で、
「えー!どう見ても姉やろ、姉!」と違和感覚えたものだが、この作品でも
ヒュー扮するエドワードがエマ扮するエリノアを「妹のように大切に思っている」という
表現が出てきてこれまた「姉のように慕ってる、ちゃう?」と心中でツッコミを入れた。

エマ・トンプソンは女としての魅力は感じないが演技面では言うことなし。
手堅いというか、彼女の名前がキャストにあるだけで信用度アップという面で
わたしの中ではローラ・リニー、グレン・クローズと同列。

アラン・リックマンは卑劣で冷酷な役も上手いが、こういう不器用で誠実な役もいい。
枯れかけた大人の抑えた色気が漂っていた。
残念ながらわたしは年下好きなのでピンとこないけど、こういう
お金持ちの年上の男性に優しく守られる結婚生活って女にとって理想だろうなー。

ケイト・ウィンスレットも上手いねー。
華のある美人なのに大地に根ざしてる安定感があって
体温とか汗や涙がリアルに感じられる女優だ。

ヒュー・グラントって猫背?
立ち姿が、服の衿を後ろから引っ張り上げられてるように不細工だったけど・・・・

そして映像が素晴らしい!アン・リー監督はこの作品が欧米進出一作目とか。
ブロークバックマウンテンの時も感心したけど、台湾人とは信じられないほど
自然にイングランドの田舎の空気感を伝えてくれるし、
室内シーンは構図や光線がちょっとフェルメールの絵画を思わせる。
余談だけど、アン・リーって名前は発音的に欧米人にも馴染みやすくて
いいんじゃないかしら?(女性名みたいだけど)

こういう話は役者の技量にかかっていると思うが
主要キャストは安心して観られる実力派だし、脇役も芸達者揃い。
個人的にはジェニングス夫人役の「あんなおばちゃん、日本にもいるいる!」
と笑わせてくれる「表情小芝居」が気に入った。
みなさん、ほんのわずかな表情の動き、声のトーンで、
胸の内やその場の空気を的確に表現してくれるので
けっこうややこしい人間関係や現代の基準では理解しにくい状況もすんなり納得。

'07 4 10 WOWOW ★★★★☆
監督:アン・リー
出演:エマ・トンプソン、アラン・リックマン
   ケイト・ウィンスレット、ヒュー・グラント
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by Gloria-x | 2007-04-12 16:38 | 映画レビュー

日にち薬

「外科は日にち薬」とNOVAさんがコメントくださいましたが、ほんとですねー。
手術した部分はまだ抜糸できず、ガーゼを当てて毎日薬を塗っています。

術後数日は包帯でがっちり固定されていたので、
包帯を外したときは固定していた部分が内出血して
殴られた痕の痣みたいになってるわ、傷跡も生々しいわで
「ほんとにこれがキレイに治るの?」と不安でしたが、
痣はほぼ消えて傷も少しずつ乾いてきています。

今回の手術は局所麻酔だったので、
痛くはないけれど、何をされているかある程度わかる状態。
「あ、今切ってる」「すごく引っ張られてる」「縫ってるな」
などなど・・・

かなりの量の冷たい液体が流れるのを感じ、
「消毒の薬かな?」と思った数秒後、自分の血だと気づいたときの驚き!


あまりショックを与えない程度にダーリンに話してあげると、
おもしろいほどの怖がりよう!
「同じ手術しても女性の方が肝が据わってるし痛みにも強いねぇ」と
ドクターもおっしゃってましたが、ほんとですねー(笑)


痛みにも血にも弱い男がどうして戦争するのか、あらためて疑問です。


抜糸までお風呂も自分で洗髪するのも禁止なのがいちばん辛い・・・
2~3日に一回ダーリンにシャンプーしてもらっています。
初回は痒いところに手が届かない感じだったのが
2回目には嘘みたいに上達していてびっくり!
思わず「あ~気持ちいい~」と何度も声が出るほどでした。

毎日こんなにダラダラしていて大丈夫か?と不安になるけれど、
長年フリーランスだった身なので、生まれて初めて
休んでいても給料がもらえる「有給休暇」のありがたみを実感。
抱えている仕事もないし、スケジュール調整の必要もないし、電話もFAXもこないし、
カラダは不自由だけど精神的にはものすごーく楽でほんとに天国!
今さらながらライター辞めてよかったなーとしみじみ実感しています。
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by Gloria-x | 2007-04-10 12:25 | 出来事・世間・雑感