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結婚記念日&誕生日 

11月24日は結婚記念日、26日はわたしの誕生日。
ってことで、2人で一日遊びました。

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帝国ホテルから出航の約1時間のクルーズへ。
なんと、わたしたち一組の貸し切りという贅沢!


船内でゆっくりお茶した後、デッキへ。

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あいにくお天気はイマイチでしたが
晩秋の大阪の川辺ってパリ(行ったことないけど)みたいで
けっこうロマンティックでいい風情なのです。


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船を降りた後はディナーの時間までぶらぶらショッピング。
そして予約したお気に入りのレストランへ。
食後は腹ごなしにカラオケ。

わたしの大好きな映画「恋人たちの予感」みたいな
普段着感覚のデートでした。
特別なイベントなんかなくても、
公園を散歩したり、お店を冷やかしたり、
とにかく2人でいるだけでめちゃくちゃ楽しい・・・

これって最高に贅沢でしあわせですよね。

結婚15年でこういうのって珍しいみたいですけど、
たぶん10年後も20年後もこんなデートしてるだろうな。
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by Gloria-x | 2006-11-29 23:19 | 夫婦の日常・おでかけ

そして、一粒のひかり/MARIA FULL OF GRACE '04(コロンビア)

c0008209_19594645.jpgコロンビアの田舎町。
17歳のマリアは家族の生活を支えるため生花工場で働いている。
夢も希望もない日々の中、
マリアは心から愛しているわけでもない
ボーイフレンドの子供を妊娠してしまい、
工場もクビになる。
祖母、母、出戻りシングルマザーの姉とその子供、家族は生活費をどうするつもりかとマリアを責める。
手っ取り早く稼ぐためにマリアが選んだのは麻薬を飲み込んで胃に収め、
飛行機でアメリカへ運ぶ仕事だった。

目を離せない力強さを持った作品。
マリア役のカタリーナ・サンディノ・モレノの無表情だが凛とした顔がいい。


麻薬の包みをスムーズに飲み込むためにブドウで練習するのだが、
現物の方がかなり大きいし、しかも50~60粒という数が衝撃!
飛行機のトイレで身体から出てきてしまった包みを、洗って再度飲み込んだり、
体内で包みが敗れてしまった仲間が体調悪くなったり、
包みを排出するためにモーテルの一室に軟禁されたり、
もう観ているだけでぐったり・・・

出戻って自分は働きもせず子供の薬代までマリアに出させる姉や、
それを当然とする母親には唖然。
わたしがマリアだったら家を出て一人で暮らすけどなぁ・・・
こういう家族の絆の縛りってラテン社会特有なのかも。
甲斐性なしのボーイフレンドは妊娠を知って一応結婚しようと言うけれど
部屋ひとつに10人くらい寝起きしている自分の実家で暮らすのが当然と思っているし、
マリアの八方塞な状況は悲惨としか言えないが
それを泣いたり嘆くより、とにかく前へ進むために行動するマリアのたくましさがいい。

それにしても理解不能なのが、
愛してもいないボーイフレンドの子供なのにアクシデントとは思わず、
迷いなく産む方向のみに突き進むマリアの選択。
これはマリアがカトリックだから?
生まれた子供も幸せになれそうにないし、
せっかく難関を突破してアメリカ入国できたんだから
身軽になって新しい人生をスタートさせればいいのに、と
他人事(しかもフィクション)ながら正直歯がゆかった。

'06 10 WOWOW ★★★★☆
監督:ジョシュア・マーストン
出演:カタリーナ・サンディノ・モレノ
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by Gloria-x | 2006-11-23 20:10 | 映画レビュー

べっぴんぢごく/岩井志麻子

美女と醜女が交互に生まれる女系家族の憎悪の歴史を描いた暗黒大河小説。

岡山の北の寒村に流れ着いた乞食の母娘。
母親が惨殺され、娘シヲは村一番の分限者の屋敷の養女となる。
ボロを脱がせて垢を落とすと、シヲは誰もが目を瞠る美形だった。

「ぼっけえべっぴん」と賞されたシヲだったが、
彼女が生んだ娘・ふみ枝は「牛蛙」と陰で笑われる醜女。
そして、ふみ枝が生んだ小夜子は男を狂わせる妖艶な美少女。

岩井志麻子の本領発揮という作品。
今まで読んだ中で最も完成度が高く読みごたえがあった。
「美女と醜女が交互に生まれる呪われた家系」という発想が素晴らしい。
どろどろした女の性、男女の愛憎を描きながらも
不思議に陰湿ではなくカラリとした空気を感じるのは著者の人柄か。
黒焦げ美人事件のもうひとつの真相が明かされているのも嬉しい。

'06 11 ★★★★☆
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by Gloria-x | 2006-11-22 00:13 | ブックレビュー

タコとズッキーニの焼きパスタ

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「お互いに前世はきっと地中海沿岸の人」とおっしゃるほど、
食の好みがとっても似ているafotoさんのメニューをマネて作りました。

afotoさんオリジナルの茄子を、わたしはズッキーニで応用。
ソースにからめるだけより、焼くとパスタが香ばしくて◎!
ワインに合うのは言うまでもないですね♪

***************************

オリーブオイルをガーリックと鷹の爪スライスで香りづけし、
タコ、ブラックオリーブ、薄切りズッキーニを炒め、
火が通ったら塩・ブラックペッパーで味を整える。

トマトソースと茹でたペンネを投入して全体をからめ、
耐熱皿に入れて溶けるチーズを乗せてオーブントースターで焼く。
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by Gloria-x | 2006-11-19 17:01 | 食べる・飲む

ワールド・トレードセンター/UNTITLED WORLD TRADE CENTER '06(米)

c0008209_21403087.jpg同じ9.11を題材にした映画としては
ユナイテッド93の方が断然よかった。
テーマに対するアプローチの仕方、
切り口、表現とすべて違うのだが、
胸に迫ってくる事実の重みや怖さ、
人の生命の尊さや家族愛についてなど
考えさせられ方が比較にならないのだ。


誤解を恐れず正直に言ってしまえば、
この作品は「あの9.11の実話」という大前提がなければ、
「アルマゲドン」「インディペンデンスデイ」「デイ・アフター・トゥモロー」etc・・・
今までに数多く作られてきたパニック&ヒューマンドラマと大差ない気がする。

あの日、TVのニュース番組でWTCに旅客機が突っ込む映像を観て、
多くの人と同様、わたしもパニック映画のワンシーンを観ているような錯覚に陥ったが
皮肉にもこの映画も過去に繰り返し観たようなシーンの連続なのだ。

元海兵隊の軍曹が「神の啓示があった」とか言って単身救助に駆けつけるが、
あの人物の描き方はすごく印象的でインパクトが強いけれど
なんというか「ミステリーゾーン」ぽくてちょっと違和感があった。

とはいうものの、自らの危険を顧みず人命救助に携わる人々の姿には
心の底から頭が下がる思いである。
ウィスコンシンかどこか遠くの州の消防隊が車体に
「We love N.Y」みたいな落書きをして
はるばる救助に来ているシーンにホロッときた・・・

「アメリカ万歳」「アメリカNo1」手放しの愛国ムード全開だが
(題材が9.11だけにそこには文句もつけられないけど)
ともあれ、上手く表現できないが、アメリカ人の根っこにある
「大らかさ、明るい健全さ、タフさ」みたいなものには理屈抜きで惹かれる。

奇跡的に救出された2人の男の、妻どちらもが
ストレッチャーに乗せられたいい歳したおっさんに
「ベイビー」と呼びかけていて、思わず「うちといっしょだわ」(笑)

'06 11 15 劇場 ★★★☆☆
監督:オリバー・ストーン
出演:ニコラス・ケイジ、マイケル・ペーニャ、
   マギー・ギレンホール、マリア・ベロ
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by Gloria-x | 2006-11-17 21:43 | 映画レビュー

犬も食わない・・・ 

揃って仕事がオフだったので、最近オープンした
なんばマルイ内のTOHOシネマズに
「ワールドトレードセンター」を観に行った。

我が家からは徒歩15分くらい。
北風の中、手をカップルつなぎにしてラブラブで出かけたのに
映画の後、ちょっとしたことで険悪なムードに・・・

オフの日にかぎって起きる仕事上のトラブルで
ダーリンは映画終了後ロビーで携帯にかかりっきり。
最初は物分りよく辛抱強く待っていたわたし。
彼の姿を目で追いつつ、離れた場所でブラブラしてたのだが、
電話を終えた彼が喫煙エリアに入る後姿を見て”ブチッ”とキレた!

ダーリンはわたしにはもったいない寛大な人格者で、
しかも日本人男性には珍しいほど口マメで
普段は「歯の浮くようなロマンチックなセリフ」を浴びせてくれるくせに
なぜかこういう時、自分から謝らないのだ。なんで!?

おかげで険悪なままお茶を飲みに行き、
さっきの話を蒸し返した挙句、マルイ店内で喧嘩別れ。
追いかけてきてくれるかと思ったのに、
エスカレーターで上下に別れてしまったまま・・・

モヤモヤを解消するため高島屋でウィンドショッピングしていると
「あら、まさにこういうのを探していたのよ!」
というバッグに出会ってしまった。
そこで筋書き通りの衝動買い。

カードを2回払いで切るだけの理性は残っていたけど・・・

買い物のおかげで多少は気持ちが軽くなり
急に寒くなった夜道を
「帰ったらとりあえずお風呂に入ろう」と思いながら帰ると
先に帰宅したダーリンが気持ちよさそうに
ラベンダーのアロマオイルを入れたお風呂に入っていた。

殺してやりたいほど憎らしく思っていても
彼の顔を見ると氷が溶けるように許してしまうわたし・・・


お湯の中からダーリンが「メール見てくれた?」と言うので
携帯をチェックすると、絵文字入りの謝罪メールが入っていた。

ほんと、犬も食わないってヤツですよね、すみません・・・(-.-;)
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by Gloria-x | 2006-11-15 20:19 | 夫婦の日常・おでかけ

月と菓子パン/石田千

ちょっと幸田文か向田邦子を読んでいるような錯覚が起きる、
昭和の匂いが郷愁を誘うエッセイ集。
著者のことを知ったのは角田光代の対談集。
角田さんが「本を読んでもっと年上の人かと思っていた」と
言っていたとおり、'68年生まれの人とは思えない世界だ。

質素というかシンプルというか、著者のライフスタイルは
現代の東京に暮らす30代女性とは信じがたいほど。
古い町並みを散歩し、商店街のコロッケ屋で買い食いし、
銭湯にいき、豆腐屋めぐりをし、野良猫にエサをやり、古着屋が好きで、
最近流行りのではなく正真正銘の立ち飲み屋で一人熱燗を飲む。

自分とはまったく違うタイプのひとだなあとつくづく思うが、
酒飲みで日々の食事を大事にしているところに親近感を持った。

~夏のあいだじゅう、夕暮れになると、
  水元の枝豆でビール、と思いつめて家路を急いだ。~

わたしもしょっちゅう「合鴨でカベルネソーヴィニヨン」とか「海老でシャルドネ」と
思いつめて自分を励ましながら仕事してるので、同類だ、と嬉しくなった。

著者の祖母とその姉妹が毎年末に集まって餅をつくる「まるいおもち」
酔って帰る途中、小学校の前にゴミとして出されていた木の椅子を
もらって帰る「春雨泥棒」が好き。

'06 11 ★★★★☆
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by Gloria-x | 2006-11-13 20:11 | ブックレビュー

パーフェクトワールド/A Perfect world '93(米)

c0008209_18102726.jpgメッセージはいたってシンプルで
「子供を(肉体的にも精神的にも)虐待するな」。
イーストウッド監督作品でいちばん好きかもしれない。
何年ぶりかに最観賞して、
監督としての手腕を再確認すると共に、
気持ちよく感動の涙を流すことができた。

脱獄犯と、人質となった8歳の少年の心の交流、
彼らを追う警察署長と犯罪学者の葛藤を描いた作品。


ケヴィン・コスナーはあまり好きじゃないが、
この作品ではアメリカの男のひとつの理想像を体現していて好感度大。
彼が演じるブッチという人物は確かに犯罪者だが、
生まれ育った環境で不可抗力的に道を外れてしまった男で、
知能も高いし生まれ持った人間性や品性は悪くない。
そのことが特によく現れているシーンが2つある。

ブッチといっしょに脱獄した凶悪で粗暴で卑劣な男が
人質の少年の下着の中を覗き「貧弱だな」。
おもしろ半分に少年を傷つけるための言葉だった。
こういう人間いるよね~、意図的に言葉で毒を盛る奴。
後でそれを知ったブッチは「その歳でそれならたいしたもんだ」
と少年のトラウマを未然に防いでやるのだ。

もうひとつは、立ち寄った食堂のウェイトレスの誘いに乗って
メイクラヴしている現場を少年が目撃。
車の中で「あの女の人を愛してるの?」と聞かれたブッチは
「ああ、愛してるよ」と答えるのである。

これってすごいことだと思う。わずか8歳の少年でも漠然とながら
2人がゆきずりの関係であり、愛なんかないことは感じている。
でも、それを「もちろんただの遊びだよ」なんて言わないところで
ブッチが人間としても男としても上等だということがわかる。

人質として行動を共にするうち、ブッチに信頼を抱くようになる
少年フィリップ役のT・J・ロウサーが可愛い!それに上手い!

白人の少年フェチ傾向があるわたしにとって(アブナイものではありません(^_^;)
大人はわかってくれないのジャン・ピエール・レオーかT・Jかって感じ。
今も俳優を続けてるのか、どんな若者になってるのか興味があって調べたが
出演作は'93年「母の贈り物」'95年「沈黙の大地」のみ。
前者はキャシー・ベイツ、エドワード・ファーロング、後者はトム・ベレンジャー、
ジェームス・コバーンと共演らしいので機会があったら観てみたい。

警察署長役のイーストウッド、犯罪学者役のローラ・ダーンも◎で言うことなし!

'06 11 BS ★★★★★
監督:クリント・イーストウッド
出演:ケヴィン・コスナー、クリント・イーストウッド
   ローラ・ダーン、T・J・ロウサー
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by Gloria-x | 2006-11-09 18:18 | 映画レビュー

アッコちゃんの時代/林真理子

バブルの時代、金と権力を持つ男たちを虜にした究極の小悪魔”アッコ”。
地上げの帝王と言われた男の愛人を経て、キャンティ御曹司の妻になり
伝説となった実在の人物をモデルにした長編小説。

バブルという時代を知識としては知っているが、
情けないことにほとんど実体験として知らないので
バブルをテーマにした小説を読むと、毎回
「へえ~、あの頃のことかぁ」と再学習する始末・・・

当時、わたしはバイトしながらコピーライター養成講座に通っていた。
コピーライターが花形職業だった時代なので、卒業したものの就職できず
いきなり名刺を作ってフリーで手当たり次第仕事をするという
無謀な道の荒波に漕ぎ出した頃で、いちばん貧乏だった時代。
同世代でもその時代に女子大生や企業のOLだった人たちは
たっぷりとバブルの恩恵を受けたらしいが、
その話題になると浦島太郎か外国人のような気分になるのが哀しい・・・

時代そのものの記憶はあるが、実体験が伴わないので
新鮮でもあり、同時に悔しい思いでいっぱいになった。
そして、この作品にも著者自身の一貫したテーマである
「東京で美人に生まれて得な人生を送る女に対する」
憧憬と嫉妬の入り混じった感情が作品に色濃く出ている。


タイムマシンであの頃に戻れるなら、
わたしももっと賢くバブルの恩恵に預かりたいものだ。
あ、でもその前に美人に生まれ変わることが先決か・・・

'06 10 ★★★★☆
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by Gloria-x | 2006-11-08 10:07 | ブックレビュー

ほぼベジタリアン?

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肉ならなんでも大好き、大の肉食動物のわたしですが
ふだんの食事は野菜料理中心。

最近、N.Yのベジタリアン関連の本を読む機会があり、
ベジタリアンにもいろんなレベルがあることを知りました。
最も厳しい「ビーガン」という人たちは
魚介の出汁やバター、ミルクもNGとか・・・
それでいて添加物たっぷりのジャンクフードや
甘いものは平気で食べるらしいので
かえって身体に悪いのでは?と矛盾を感じました。

ま、わたしは絶対ベジタリアンにはなれませんけど、
ライトなベジタリアン風に肉料理なしメニューはありです。


きのこのバルサミコ煮
しいたけ、しめじ、まいたけ、マッシュルームなどを
オリーブオイルで炒め、白ワインとバルサミコ酢を加えて煮詰めます。
このまま前菜として、オムレツ、パスタ、焼き飯の具として、
一度に大量に作って常備しておくととっても便利。

ほうれん草のチーズ焼き
ほうれん草をバターで炒めて塩・コショー、
ガーリックパウダーで味付けし、
溶けるチーズを乗せてオーブントースターで加熱。

豆のサラダ
大豆、ガルバンゾー、レッドキドニー、
きゅうり、プチトマト、ハム。
味付けはマヨネーズと粒マスタードで。

ワインはチリ産のカベルネソーヴィニヨン。
最近は休みの前日のみ解禁で、週2本程度の酒量に減りました~♪
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by Gloria-x | 2006-11-05 17:58 | 食べる・飲む