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ひとごろし/明野照葉

怖かった!男性が読めばさらに怖いのではないだろうか。

「愛しているから」という理由を錦の御旗のごとく掲げ、
男の行動すべてを監視・把握し、留守中に部屋を調べ、
「離れていると不安で気が変になりそうなの」
「(セックス)しているときがいちばん安心できるわ、抱いて」と
真綿で首を絞めるように男を追い詰めていく女。

はかなげで控えめでおとなしい外見からは想像もできない
水内弓恵のモンスターぶり!
彼女に比べると「危険な情事」のグレン・クロースが可愛く思える。

デビュー作「輪廻RINKAI」も読んだ。
この著者の作る登場人物のキャラクターや
物語の空気感は好きじゃないが
ストーリテリングと緻密な構成、読者を引き込む力はすごい。

'06 4 ★★★★☆
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by Gloria-x | 2006-04-28 16:42 | ブックレビュー

ハンバーグ

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男の人ってハンバーグ好きですよねぇ。

ふだん、我が家の夕食メニューは100%わたしの独断ですが
たま~に、ふとホトケ心を出して「今日、なに食べたい?」なんて聞こうものなら
永遠のボクちゃん体質であるダーリンは「ハンバーグ!」と即答・・・・
その瞬間、リクエスト聞いたことを後悔するわたしですが、
めったにないことなのでお応えしてあげます。

挽き肉は牛豚合い挽き。
ブラックペッパーとナツメグをたっぷり入れます。
こねる作業がめんどくさい、というか手が脂まみれになるのがイヤだけど
重い腰上げてやってみると、誰にでもできる簡単メニュー。

ハンバーグを焼いた肉汁の残ったフライパンで
新じゃがいもといんげんを炒め、その後、ソースも作ります。
赤ワイン、ケチャップ、とんかつソース、マスタードを各適量。

よく考えるとフライパンひとつでメイン、つけあわせ、ソースまでできて
実は手軽な料理なんですね~
赤ワインにも白いごはんにも合うし、おいしいです♪
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by Gloria-x | 2006-04-26 21:42 | 食べる・飲む

料理写真 

最近、このブログにアップしている料理写真をほめられた♪

いつも訪問させていただいているみなさんは
わたしなんか足元にも及ばないくらい料理写真が上手なので
コメントで写真をほめていただくと
嬉しい半面、気恥ずかしくて複雑な気分だったけど、
信頼できる筋から合格点をもらったので一安心・・・

わたしは料理作ったら即食べたい派なので
撮影前にあれこれセッティングしたり
下手な「小細工」は一切してないのだけは自慢できるかも。
完成→ 盛り付け→ 即撮影、しかも2カットのみ!

習うより慣れろと言うが、
長年、ライターとして数々の撮影現場に立ち会ったのが
知らず知らず身に付いていたのかも。

何年か連載を担当していた
某超人気雑誌「O」の料理撮影では
東京のキッチンスタジオで毎回目からウロコの体験。

それに、長年いっしょに撮影の仕事をしたのが
「上手くて早い」カメラマンだったので影響を受けたようだ。

たまに下手なカメラマンといっしょに仕事すると
イライラするほど撮影に時間をかけ、
挙句に被写体の料理をいじくりまわしすぎて
お世辞にもおいしそうには見えない悲惨な状態に・・・
で、そういう奴ってセッティングや後片付けもノロいし
あらゆる意味で仕事やりにくい!


でも、これって持って生まれたセンスなんでしょうねえ。
センスのある人は写真だけじゃなく会話とか
人とのコミュニケーションも上手だし、
下手な人って何をやらせても・・・・・(>_<)


あ、わたしがセンスあるってわけじゃありません。

ま、正直言うと全然センスないとも思わないですけど・・・すみません(^_^;
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by Gloria-x | 2006-04-24 21:12 | 出来事・世間・雑感

翻訳夜話/村上春樹・柴田元幸

海外の小説を翻訳することが好きで好きで仕方のない二人が、
翻訳に対する愛情やこだわりなどを思い切り語り明かした本。

わたしは子供の頃から母の影響で
英仏の古典文学を読みふけって育った。
中学生でサガンに心酔、高校生くらいからは
サキ、カポーティ、ロス、ダール、
英米ミステリやスウェーデンの警察小説などなど
ジャンル不問で手当たり次第に読み、
大人になってからは一時期アーウィン・ショーにハマった。

とにかく翻訳小説ばかり読んでいたので、日本文学よりも
その空気に馴染んでいるし、スムーズに世界に入っていける。
しかし、翻訳小説は訳者がダメだととても読めたものじゃなく、
そのせいで途中で読むのをやめた小説もたくさんある。

同じ作品でも訳者によってこんなに印象が変わるのだと
いうことをあらためて明確にしてくれたのが
村上春樹がポール・オースターを、
柴田元幸がレイモンド・カーヴァーを、
お互いの既翻訳作品を訳して読み比べする「海彦山彦」。

ハーヴェイ・カイテル主演の「スモーク」の原作が
オースターだったとは恥ずかしながらまったく知らず、
しかもかなり以前に観た映画だったので
読みながら「この話、どこかで・・・」と気がついていく
過程の感覚が妙に気持ちよかった。

'06 4 ★★★★★
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by Gloria-x | 2006-04-22 21:43 | ブックレビュー

海老マヨ

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海老大好き!
ロブスター、伊勢海老、車海老、ブラックタイガー、
甘海老、小海老・・・・とにかく海老ならなんでも。

ブラックタイガーの殻を剥き、
酒、塩、コショーで下味をつけ、小麦粉を軽くまぶす。
きめ細かく泡立てた卵白を海老にからめる。

フライパンに油を熱し、海老を投入。
火が通ったら、豆板醤+マヨネーズを全体にからめる。

わたしはオリジナルでゆでたブロッコリーと
小口切りにしたセロリをプラス。
おいしい~♪これ、すっごいおすすめです!

キリっと冷えたソーヴィニヨンブランと共に・・・
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by Gloria-x | 2006-04-20 23:04 | 食べる・飲む

女王様と私/歌野晶午

43歳で引きこもりのロリコンオタク、
真藤数馬の冴えない人生は
12歳の「女王様」に出会った日から激変した。
「キモい、クサい!」と罵倒され、
「ロリオタは害虫だ、教育してやる」と呼び出され
高級フレンチや銀座の寿司屋で奢らされても
女王様の命令に抗うことはできない。

おもしろかった!
歌野晶午は当たり外れが大きいが、これは当たり。
「真藤数馬のめくるめく妄想」の章で
ネタバレしてるにも関わらず、ラストまでダレないのがすごい。
数馬が警察に捕まってから登場する脇役たち
(刑事、イケメン・ゲイのなんでも屋、その父である私立探偵)
のキャラクターやエピソードが秀逸。
ここまでかなり笑わせておきながら、
「真藤数馬のまぎれもない現実」はリアルな衝撃。

'06 4 ★★★★☆
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by Gloria-x | 2006-04-18 18:15 | ブックレビュー

パニッシャー/THE PUNISHER '04(米)

c0008209_2003694.jpgトーマス・ジェーンかっこいい~!

今までいろんな映画で見かけては
「きゃっ好きなタイプ!誰?」と名前を調べるけど、
そんなに印象が強くないので(顔も名前も)
すっかり忘れて、また他の映画で
「わ~好きな顔!誰?」の繰り返しだった。
「ポワゾン」「ドリームキャッチャー」などなど・・・

しかし今回は違う。初めて彼を目当てに映画を観たのだ。
(彼が主演じゃなかったら絶対観てない)

マフィアに家族を皆殺しにされた元FBIの復讐劇。
愛する妻子を失い、自らも九死に一生を得て
心身ともにボロボロで安アパートで飲んだくれる姿、
思いを寄せてくる女に「俺は君が求めている男じゃない」と
きっぱり断って孤高を保つ姿、
「俺には失うものはない」と言い切って
淡々と残酷で非情な制裁を加える姿、どれもめちゃいいが
最後にトラボルタに復讐するシーンの立ち姿が最高!

映画としてはまったく期待せず観たが
脇役のキャラクター設定も手を抜いてないし、
アクションとドラマの配分もバランス取れてるし、意外な拾い物だった。

'06 3 WOWOW ★★★★☆
監督:ジョナサン・ヘンズリー
出演:トーマス・ジェーン、ジョン・トラボルタ
   ロイ・シャイダー
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by Gloria-x | 2006-04-17 20:07 | 映画レビュー

久々に二日酔い・・・ 

自他共に認める大酒呑みのわたしだが、
「酔い潰れることはあっても二日酔い知らず」が自慢だった。

それなのに、ああ、やっぱり年齢には勝てないのか・・・
今朝は久々の二日酔い。
ムカつく胸とガンガンする頭を抱え、
トマトジュースと頭痛薬を飲んで
もう一度昼過ぎまで寝る。

昨夜(正確には今日)は2時まで
ミナミでとっても楽しい飲み会。
解散の後、ともだちが「餃子を買って帰る」というので
わたしもつきあった。

タクシーで帰宅すると、ダーリンがすやすや眠っていたが
「餃子買ってきたから食べよう~」と起こす。
ところが、彼が小皿や箸を用意してくれたとたん、
急激に酔いが回ってきて
箸でつまんだ餃子を置いてベッドで爆睡。

ああ~、まるでおっさんのようだ・・・
寿司折りぶらさげて酔っ払って帰宅し、
寝てた子供を起こして無理やり寿司を食べさせる親父・・・
(すっごくアナクロな図)

ダーリンが半分置いといてくれた餃子、
昼過ぎに起きて焼きなおして食べたけど、
二日酔いもケロっと治るおいしさだった。

畳屋町の「南平」絶品です。
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by Gloria-x | 2006-04-16 16:26 | 出来事・世間・雑感

手術成功でした 

みなさま、父の入院・手術によせてご心配&励ましなど
たくさんの心のこもったメッセージありがとうございました。
お礼の言葉ばかり重なっちゃうので、
いただいたコメントへはそれぞれお返事させていただいてます♪

母から手術無事成功の電話がありました。
とはいえ、術後3週間くらいは
マッサージ用のベッドみたいに
顔の部分をくりぬいたベッドにうつぶせに寝たきりとか・・・・
トイレや食事の時も絶対に顔を上げてはいけないんだそうです。

これって拷問に近いですよねぇ~

手術そのものは想像したより怖くなかったそうですが、
父によると「今まで見たこともないような光がいっぱい見えた」らしいです。

どんな光なのかちょっと興味あります。
とはいえ、目の手術なんか絶対したくないですけどね。
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by Gloria-x | 2006-04-13 20:53 | 出来事・世間・雑感

父の入院 

父が突然、網膜剥離の手術をすることになり、
しばらく入院するので母といっしょにつきそった。

最近、新築移転したばかりの某大病院は映画やドラマの舞台みたい。
見晴らしのいい病室は明るく清潔で
トイレやシャワーなどの設備も新しく、ちょっとした保養所みたい。

父は今まで幸運なことに入院も手術もしたことがない上に
繊細な性格なので家ではかなりナーバスになっていたらしいが、
今日は思ったより元気そうで安心した。
病院ってもちろん医療技術が第一だけど、
ハコそのものが新しくてキレイだというだけでも
患者や家族への心理的プレッシャーは軽いと思う。


同室の40代くらいの男性は陽気な人で、
「よろしくおねがいします」と挨拶したのをきっかけに、
初めての入院で勝手がわからないわたしたちに
あれこれ親切にレクチャーしてくれる。

ご本人も「退屈で退屈で・・・」と言ってたが
母とわたしが荷物を整理していると
「お、○○書店のブックカバーってことはお近くですね」など
もう興味津々って感じ。
入院中って新しい同室者が来るだけでも
ちょっとしたイベント感覚なのかも。


実は、両親に会うのは10ケ月ぶり。
去年の母の誕生月にプレゼントを持っていったが、
ちょっとしたことで長年の母娘の確執がまたもや再燃。
子供時代に戻ったように大泣きして帰って以来、
父には会いたかったけれど、母と会うのがイヤで避けていたのである。

昨夜、たまたま観た「エイプリルの七面鳥」というアメリカ映画が
まるでわたしと母の話のようだった。

エイプリル(ケイティ・ホームズ)は子供の頃から
母親と相性が悪く、家族とは何年も会っていない。
(母を演じるパトリシア・クラークソンがYOUにそっくり!)
ところが母親が癌で余命わずかと知り、感謝祭に家族を招く。

両親、弟、妹、痴呆症の祖母が車でN.Yへ向かう道中と、
エイプリルが感謝祭の準備に奮闘する様子の合間に
この母娘の確執と最悪な相性が明らかになっていく。

いつも思うことだけど、実の親子だからって
ひとりの人間として相性が合うとは限らないからやっかいだ。
でも、やっぱり家族だからずっと避け続けるわけにはいかないし・・・

入院手続きを待つ間、他愛ないおしゃべりをしているとき、
またもや母がいつもの癖を出して
わたしのキャラクターについてジャブ程度に因縁をつけかけたが、
軽くかわすことができた。
その後、病院のカフェで2人でお茶を飲み、
久々に友好的に過ごすことができてよかった。

明日の父の手術が成功しますように・・・
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by Gloria-x | 2006-04-12 20:23 | 出来事・世間・雑感