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謎の2万円消失事件 

ショックで頭がクラクラしてまだ立ち直れず
おまけに外はギラギラ残暑厳しい気温30.2度。
買い物にいかなきゃと思いつつ外に出る気力がないので
昨夜レイアウトが送られてきた原稿を一本やっつけた。

何がショックって?
まさかのミステリー、家の中で2万円が消えてしまったのだ!
日曜の夜遅くダーリンから10万円受け取り、
それはカードから来月落ちる分だったので
口座に入れるまでそのまま通帳と共に保管。

買い物ついでに銀行へ行こうと思ってさっき見たら
なんと!8万円しかない!
何度も何度も数えたけどやっぱり一万円札は8枚しかない。
キツネにつままれたような、というのはこんな気分を言うのだろう。

日曜からの行動をいくら思い返してみても
2万円だけ抜き取った覚えも必然もない。

すぐにダーリンに電話。
「ねえねえ、日曜の夜いくら渡してくれたっけ?」
「え?10万円やろ」
「それがさ~、今見たら8万円しかないねん」

「ええ~っ?渡す時、ちゃんと数え直したよなぁ」
「うん、わたしも数えたし。まさかと思うけど、
急に入用になって2万円抜いたってことないよねぇ?」
「ないよ~、グロリアがどこにお金入れてるかも知らんし、もし要る時はそう言うよ」
「そうやんねぇ、まさか泥棒?」
「泥棒やったら10万円全部持っていくやろ」
「そらそうやんねぇ・・・」

ショックでクラクラしてるわりには呑気な会話だ。
いったん電話を切り、その前の週からのレシートをすべて集計し、
スケジュール帳の行動と照らし合わせてみるが
やっぱりこの短期間に2万円ものお金を使ったはずがないのだ。

飲みにいったとか、買い物に行ったとかいうなら
知らない間に使ったのかな~と思えるけど
3連休は会社と家の往復だけで月曜にスパワールドに行っただけ。
これって神隠し?
呑気そうに書いてるけど、内心はかなり気持ち悪い。

どうも気持ちがすっきりせず、再度ダーリンに電話。
しかし状況が変わるわけもなく、しばらく話して
わたしは「疑ってごめんね」と虚しく切った。

ダーリンを尊敬するのはこんな時だ。
もし逆の立場だったらわたしはキ~ッと頭に血が上り
取り乱して彼のだらしなさを責めまくるはず。
しかし彼は絶対に怒ったりわたしをなじったりしない。

もし子供がいたら確実に疑ってるな、わたしは。
で、子供はダーリンみたいにやさしく対応してくれるわけもなく
親に疑われたことでキレれるかグレるか・・・・
ああ、子供がいなくてよかった・・・(関係ないけど)

今度こそきちんと家計簿つけようと何度目かの決意をしたのであった(T_T)
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by Gloria-x | 2005-09-30 15:01 | 夫婦の日常・おでかけ

悪女について/有吉佐和子 

何度読み返してもその度にぐいぐい引き込まれて
夢中で読んでしまう。
こんな本にはめったにめぐりあえないと思う。

富小路公子という一人の女について一章に一人、
計27人の人物が一人称で語るという構成。
そして、富小路公子本人は一度も登場しない。
27人それぞれの主観と語り口によって描写される公子の人物像は
同一人物とは思えないほどバラエティに富みながら、
不思議な一貫性を持ってリアルに浮かび上がってくる。
実際の富小路公子ははたして悪女なのか聖女なのか?

この構成の見事さ!
27人のキャラクター造型の緻密さと語り口の巧みさ!
これこそ一級のエンターテイメント作品だ。

'05 9(再読)★★★★★
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by Gloria-x | 2005-09-29 20:54 | ブックレビュー

リベンジ失敗 

三連休に休日出勤したので昨日と今日はお休み。
前回のリベンジのため昨日はスパワールドへ。
夏休みもとっくに終わったし月曜だし、
今回は子供もいないからゆっくりできると思ったのに・・・

WHY!?クソガキ、いやお子様たちが野放し状態!
「日本の小学校制度ってどうなってるの?」
「まさかこいつらみんな不登校児童?」
わたしの頭の中を疑問が渦巻く。

思わずマッサージの人に疑問をぶつけたところ
日曜が運動会でその代休という小学校が多いらしい。
チッ!盲点をつかれたね。
前回も書いたし、しつこいけどほんとに「ノーキッズデー」を設けてほしいワ・・・

サウナ内のTVは「徹子の部屋」でゲストはピーコ。
彼には前から好感を持ってたけど「ピーコ伝」を読んでさらに好きになった。

ピーコは若い頃、かっこいいゲイの先輩に初めて会うなり
「下手そう」と言われたことが今でもトラウマだと言ってた。
もともと容姿にコンプレックスがあったのに、
やってもいない人からも「下手」に見えるのかと激しく傷つき、
それが理由で恋愛に臆病なんだとか・・・

実はわたしも喉元まで「下手」と出かかったことがある。
最初はあまりに下手すぎて驚き、逆に手の込んだマニアかと深読みしたが
その人は何度やってもほんとの下手だったのだ。
本人はちっとも気づいてないようだし、
このままほっとくと一生下手なままで可哀相だし、
ストレートに言ったほうが本人のためかと思ったが
さすがに「下手」とは言えなかった・・・

でも、あれほどセンスや遊び方や教養を磨いてきたピーコでさえ
大昔に「下手そう」と言われたことを未だにひきずってるなんて
やっぱり男に「下手」は禁句中の禁句なんでしょうな。
女が「ブス」と言われるのと比較にならないほどなのか。

あ、なんだか話が妙な方向に流れてしまいましたね。
それもこれも、ひとときの癒しを求めて訪れた
スパワールドに二度も裏切られたショックのせいだわ・・・(T_T)
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by Gloria-x | 2005-09-27 12:04 | 出来事・世間・雑感

アレックス/IRREVERSIBLE '02(仏)

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実験的手法というか、監督は斬新なつもりでやってる構成と
手持ちカメラ(?)で不安定な映像(マジで気分悪くなる)は
中身がからっぽなのをごまかすためとしか思えない。
ていうか、とりあえずこの手法で映画撮りたかっただけ?
(「メメント」に触発されたと堂々とバラしてるというのがなんだか・・・)

レイプは絶対に加害者が100%悪い。
でも、街娼と間違われても文句言えない格好で
深夜にあんな地下道を通るヒロインも危機管理能力なさすぎ!


フランス人は男女共ペラペラよく喋るし、しかも内容が理屈っぽいので
映画を観ていて時にものすごくイラつくけど
この映画の地下鉄のシーンはその代表かも。
本筋とはまったく関係のないセックス論みたいなのを
延々聞かされてかなりうっとうしかった。

'05 9 DVD ★☆☆☆☆
監督:ギャスパー・ノエ
出演:モニカ・ベルッチ、ヴァンサン・カッセル
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by Gloria-x | 2005-09-26 11:52 | 映画レビュー

リベンジ

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「LOOK」からカカオ味がなくなって
がっかりしていたら
ヒロトさんが教えてくれたのがこれ。

さっそくダーリンが買ってきてくれた。

4種類のナッツクリームが絶妙!
ナッツそのものじゃなく、
あくまでもナッツクリーム
ってとこが大人だ。
う~ん、満足・・・(*^-^*)
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by Gloria-x | 2005-09-23 22:07 | 食べる・飲む

私小説/岩井志麻子 講談社 

愛人に会うために毎月ベトナムへ通う著者。
2人の関係をほとんどそのまま小説に仕立てた短編集。

ひとつのネタでこれだけ小説が書けて稼げれば、
毎月ビジネスクラスでベトナム通いして
高級ホテルに泊まっても十分モトが取れてるよな~(妬みではなく)
後半には韓国の愛人も登場するのがすごい!
ここまで私生活をさらけだせるなんて・・・

(しつこいようだが)「チャイ・コイ」の時点では
起こった情事のことを勢いで書いただけという感が否めなかったが
この短編集では小説としてかなり完成度が高くなっている。

'05 8 ★★★★☆
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by Gloria-x | 2005-09-23 21:04 | ブックレビュー

神の子どもたちはみな踊る/村上春樹 新潮社

阪神大震災のあと、地震とは直接まったく関係がなく、
年齢も住むところもバラバラな6人の身の上に
どんなことが起こったか・・・それぞれ作風の違う連作短編集。

個人的に好きなのは「タイランド」
小説としておもしろかったのは「神の子どもたちはみな踊る」と
「かえるくん、東京を救う」

'05 8 ★★★★☆
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by Gloria-x | 2005-09-23 20:59 | ブックレビュー

苗字あれこれ 

※もし文中に出てくる姓の方がいらっしゃったら、
  他意はないのでお気を悪くなさらないでください。

後藤田元副総理死亡のニュースを観て思った。
もしわたしがこの姓だったら
「後藤」か「藤田」かどっちかになりたいと思うだろうなぁ。

わたしが知っている岩本とか岩田という姓の人は女性でも
例外なく「ガンちゃん」と呼ばれている。
「山本」「山川」は「ヤマちゃん」、「渡辺」は「ナベ」と呼ばれる確率が高い。
わたしだったら最初にそう呼ばれた瞬間に拒否するな。

高校の時「仲垣内」というコがいて、出席を取る度に各教師が
「なかがいと?なかがいち?」と聞くので、最初は「なかがいちです」と
答えていたのが「ち、です」になり、ついにキレたように「ち~!」と叫んでいた。
読み方が複数あったり、難しい読み方の姓じゃなくてよかった・・・・

「津田」⇔「須田」、「岩佐」⇔「湯浅」、「斎木」⇔「佐伯」など
聞き間違えされやすい姓も毎回イライラしそう。

「真田」という人が電話で「写真の真に田んぼの田」と
名前を説明しているのを聞いて「?」と思った。
「写真の真」より「真実の真」の方がわかりやすくない?

姓名の読み方(ふりがな)は戸籍に登録されないらしい。
中田、山崎、中島などは濁音になる人とならない人がいるけど
わたしだったら自分で勝手に濁音を清音に変えると思う。

「太井」とか「肥田」という姓じゃなくてよかった・・・・(-.-;)
逆に「細井」でも皮肉だけど・・・

姓で呼ばれるタイプの人と、名前で呼ばれるタイプの人がいる。
わたしは子供の頃から名前で呼ばれるタイプ。
自分で言うのもなんだが三姉妹揃って可愛い名前なのだ。
ところが2人の妹たちは小学校時代、姓をアレンジした呼び名だった。
(たとえば島田なら「シマ」という風に)
自分の姓が大嫌いだったわたしは
「よくあんな呼び名で平気でいられるなぁ」と不思議だった。

アメリカ在住の妹は旧姓のままだが、
電話で名前を名乗ると「イタリア系?」と言われるらしい。
たしかにイタリアっぽい発音である。
子供の頃、それに気づいていたら少しは姓が好きになってたかなぁ・・・
いや、字面が気に入らないからやっぱりイヤだな。

そう、わたしは結婚による改姓に一発逆転を賭けていたのだ。
もし結婚できなかったら、作家か漫画家として有名になり、
ペンネームで通そうとまで真剣に考えていた。

その思いが通じたのか、現在の姓は大好き。
字面も音もキレイなので発音しても気持ちいいし、
名刺交換すると「きれいなお名前ですね」とよくほめられて嬉しい。
「芸名みたい」「宝塚みたい」と言われることも・・・・

わたしがなんとなく好きな姓は
夏木、青山、浅野、有栖川、葉山、秋山、永瀬、朝比奈、一ノ瀬、真野(まや)・・・

今まで出会った珍しい姓の方々は
天女目、百目木、阿志賀、猿渡、勅使河原・・・
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by Gloria-x | 2005-09-21 13:02 | 出来事・世間・雑感

血と骨 '04(日)

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梁石日の自伝的小説の映画化。
1932年、韓国済州島から大阪・生野へ渡った金俊平の
モンスターのような凶暴さと強欲さ、
その犠牲になる妻子や愛人たちの姿を息子の視点から描く。

この映画を観て、自分がなぜ最近の「韓流ブーム」に
まったく興味をそそられないのか腑に落ちた。



舞台の大阪・生野はわたしの出身地。
小・中学校時代、クラスの半数は在日コリアンで、
初めて好きになった男の子も、小学校時代の親友も在日だった。
在日というと差別問題が切り離せないが、
半数がコリアンという現実では状況は変わる。
わたしたち日本人の子供よりコリアンの子たちのほうが
いろんな意味で力があって大きな顔をしていたし、日本人の子供たちも
彼らが身近にいる状態を当たり前のこととして育った。
でも、根底では自分と彼らとの違いははっきり意識していた。
(N.Yとかで育った人もこういう感覚なのかも?)

ここに描かれている在日コリアン世界の空気は
わたしには理解を超えた部分、言い換えれば皮膚感覚でなじみがある。
わたしにとっての韓国とはこういう感じなのだ。
だから、世間が騒いでいる韓流とやらにはどうも違和感を覚えるのである。

ビートたけしの存在感はすごいが、彼が演じる金俊平という人物が
まさに単なる「怪物」にしか感じられなかったのが残念。
松重豊、オダギリジョー、田畑智子がよかった。
鈴木京香は中年以降「こんなおばちゃんいっぱいいる~!」と
思わず目を見張るほどオモニになりきっていた。

'05 9 DVD ★★★★☆
監督:崔洋一
出演:ビートたけし、鈴木京香、オダギリジョー
   田畑智子、松重豊、國村隼
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by Gloria-x | 2005-09-19 20:29 | 映画レビュー

シクロ/CYCLO '90(仏・ベトナム・香港)

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ずいぶん昔に観たことをすっかり忘れていた一本。
悲惨な内容とは裏腹な美しく退廃的な映像は、
全編を通して水のイメージ。

水上生活の家族が洗顔し、煮炊きするすぐ横に上から流れ落ちている水、
シクロ引きの少年はペットボトルのわずかな水で汚れた足を洗い、
美しい姉は着衣のまま女衒に髪を洗ってもらう。
娼婦たちは室内で水をかけあって遊び、
濡れたままねそべって熱帯の果実を食べる。
ただでさえ湿気の多い国なのに、と
映像の美しさはさておき、生理的不快感がつきまとって離れなかった。

ああ、ベトナムに生まれなくてほんとによかった。
拭っても拭っても流れ落ちる汗、汗で張りつく髪や衣服、
サウナの中にいるような高温多湿な街では
生きてるだけでいっぱいいっぱいになって
物を考えることさえ億劫になりそうだ。

シクロ引きの少年、その姉、祖父役がよかった。
まだ若いトニー・レオンは中川家・兄みたいで
非情な女衒役にちょっと無理があったような気が・・・

'05 9 ビデオ(再観賞)★★★★☆
監督:トラン・アン・ユン
出演:レ・ヴァン・ロック、トニー・レオン
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by Gloria-x | 2005-09-17 15:31 | 映画レビュー