悲しき習性

長年、コピーライター、ライターをやっていたゆえの習性がある。
TVCM、雑誌や新聞広告、カタログなどのコピー文に
心の中でチェックを入れて修正してしまうのだ。

広告コピーだけでなく、小説を読んでいても
「てにをは」の間違いや句読点の箇所を直しながら読んでしまう。
それも、ほとんど無意識にやっているのだから恐ろしい。

広告コピーは日本語として多少おかしくても、
コンセプトやら狙いやら斬新さとやらのせい、と無理やり納得できなくもない。
しかし、小説などの「読み物」だと、間違い箇所の違和感が
靴に入った小石のように気持ち悪く、気になって仕方ない。

立派な作家さんでも、信じられないような初歩的なミスをしていることがある。
本人の推敲不足もあるだろうけど、それを見過ごした担当編集者にも呆れる。

「そういうお前は何様だ!?」と言われそうだが、
あくまでもわたし一人の心の中でひっそりと添削しているのだから許されるだろう。

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ところで、最近気になって仕方がないCMがある。
エ〇ラ焼肉のタレのCMだ。

若い男の子たちが海辺でバーベキューしていると、
小さな女の子を連れた若いママがやってきて平然と言う。

「すみません、タレ貸してもらえませんか?」

どあつかましい!貸したら返してくれるんかい?

とツッコミたくなる。
ここは「タレ、少し分けていただけませんか?」だろうが!
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by gloria-x | 2008-08-11 20:33 | 出来事・世間・雑感