スルース/Sleuth '07(米)

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マイケル・ケインとジュード・ロウ、新旧「アルフィー」の演技対決である。

初老の推理作家と、妻の愛人である若い俳優が
お互いのプライドを賭けて巧妙な心理戦を繰り広げる密室サスペンス。

予備知識なしで観たのだが、もとは舞台劇で、
'72年の映画化オリジナル版はローレンス・オリビエとマイケル・ケイン共演。
旧版では若い愛人役をマイケル・ケインが演じたらしい。

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ジュード・ロウ、今回は魅力全開!ただし、男としてというより役者としての、である。
役者冥利につきる役なんだろうなぁ・・・
喜怒哀楽、すべてのシーンを嬉々として演じてる感が伝わってきた。

マイケル・ケインもさすが大御所。
顔と首が一体化しすぎてガマ親分みたいだったけど
一瞬で人格さえ激変したような見事な演技には思わず唸った。

てことで、観ていてストーリーに引き込まれるというより、
俳優2人の熱いバトルにばかり気をとられるのは
映画としていかがなものか?という複雑な思いもあり。
ま、もとは舞台劇だから仕方ないのか・・・

古城をモダンアートの美術館さながらに改築した豪邸は
リモコン操作で照明が変化し、壁が開いて別の部屋が現れ、
オブジェみたいなエレベーターがありと見ごたえあり。
地下要塞みたいでインテリアは正直あまり趣味じゃないけど、
妻の衣裳部屋はうらやましかった!

ところで、この設定をもっとエンターテイメント的にした映画があったような・・・
舞台は山荘で、作家役はやっぱりマイケル・ケインだったような・・・
と、観ている間ずっと思っていて、調べたら「デストラップ」でした。

'08 4 16 劇場 ★★★☆☆
監督:ケネス・ブラナー
出演:マイケル・ケイン、ジュード・ロウ
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by gloria-x | 2008-04-17 21:03 | 映画レビュー