家風の違い

家風の違いというと大げさだけど、
わたしとダーリンの育った家は対照的といってもいい。

ダーリンは両親と弟の4人家族。
全員穏やかな性格で、物静かで、
激しく自己主張したり声を荒げたりなんてあり得ない。
男の子が2人いる家の主婦なんて
想像しただけでイライラしてキーッとなりそうだけど、
ダーリンのお母さんにそんな様子は皆無。
お父さんもいつもニコニコしていて、
機嫌が悪い顔を見たことがないとダーリンも言う。

なにより驚いたのは、
ダーリンが両親に
一度も叩かれたことがないってこと!


親は子供を叩いたり怒鳴ったりするのが当たり前と思っていた
わたしには想像もつかない世界だ。
(こう書くと、すごい家庭に育ったみたいで恥ずかしいけど・・・)

わたしの家は両親、娘3人に末っ子長男。
全員自己主張が強く、よく喋る。
おっとり控えめに構えてたんじゃ生き残れないって感じで
一触即発の気配が漂っていた。
ひとの話をさえぎって自分の意見をかぶせるなんて当たり前。
今でも家族が集まって食事するとイタリア系ファミリーみたいである。

両家の違いについて、最近あらためて実感することがあった。

先日ダーリンのお母さんが入院し、
お義父さんとわたしたち夫婦で病院へ行った時のこと。

ダーリンと両親のやりとりは
まるで小津安二郎映画。


とにかく全員セリフが少ない!
会話の間の取り方が長い!
そして、少ない言葉のやりとりで意思疎通ができている(らしい)

会話はないけど両親は嬉しそうだし、ダーリンもリラックスしている。
すごく不思議な光景。

実はわたしの両親も今年相次いで入院したのだが、
我が家の場合、病室にどれだけ大量の言葉が飛び交ったか・・・

子供時代をふりかえると、わたしはいつも戦々恐々としていた気がする。
自分の家なのに、ゆったり寛ぐって感覚はなかったなぁ・・・
とにかくしんどくて、早く大人になって自由になりたかった。
ダーリンと暮らすようになって、
少しずつ彼の影響でのんびりリラックスできるようになったけど、
育った環境って人格形成にすごい影響を与えるなぁと
あらためてつくづく思ったのであった。
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by Gloria-x | 2007-11-25 16:27 | 夫婦の日常・おでかけ