人は歳と共にワガママになるのか?

何年ぶりかにクラブへ行った。
(キレイなおネエちゃんがいるほうの「クラブ」ではない)
ダーリンの知人がプロデュースしたイベントに夫婦で出かけたのだ。

「えー、もうクラブなんかしんどい、行きたくないー」と
最初は渋っていたわたしだが、それなりにおしゃれして行ってみると、
久々の夜遊び感覚が蘇ってきてまんざらでもない気分。

ドラッグクイーンコンテストやSMショーなど
いろんなパフォーマンス満載でなかなか楽しく、
女装のオカマちゃん、フェティッシュファッションの女の子など
お客さんも多種多様で人を見てるだけでもおもしろかった。

でも、さすがに歳ですな・・・立ちっぱなしはこたえます。
大の嫌煙家なのでタバコの煙&熱気ムンムンの空気にも耐えられず
イベントは朝まで続くらしいが、約2時間で退散。

昔はあんな空間で朝まで遊んでたのが信じられない。
ほんのさわりで夜遊びに満腹してしまうのは
若い頃、貪欲に遊んだから?


腹ペコだったので2人で遅い晩御飯することに。
時間も遅いし、疲れてるし、落ち着きたかったので、
深く考えずに何度か行ったことのある創作和食の店へ入ったのだが、
個室に通されて飲み物を注文してから激しく後悔!

実は、わたしは「閉所恐怖症」のケがあって
狭く、密閉された空間が苦手で
多少寒くてもできればオープンエアの席を選ぶタイプ。

「個室」流行りの近年、何度か使った店なのだけれど
その時はさほど気にならなかった狭い空間が
入った瞬間息苦しくて耐えられなくなり、
スタッフに部屋チェンジを所望。

わたしは飲食店で「あっちの席に移りたい」と言うことが多い。
どうせお金払って食事するんだから、
違和感のある空間で我慢したくないのだ。
ダーリンはわたしがなぜそんなにこだわるのか解せなかったようだが
最近は慣れてきたみたいである。

そこはいわゆる大手外食産業が手がける
コンセプトとハコだけ今風というお手軽な店。

こういうこと書くと、嫌味な女だなーと自分でも思うんだけど、
人並み以上の食道楽で、外食の機会には妥協せず
ちゃんとした店を厳選しておいしいモノを食べるので
舌がどんどん肥えまくってきたのか、
ほんの数年前まで「おいしくはないが、値段の割にはそう悪くない」
という位置づけで許容範囲だったこの手の店が
自分の中でことごとくNGになっているのに驚く。
これも大人になったということだろうか・・・・

さらに、自分でもちょっと極端だと思うんだけど
わたしは一回の外食が「ハズレ」だと、
ものすごーく損した気分になり、そこに行ったことを激しく悔やむのだ。
この傾向はここ数年顕著になった気がする。

これって人生における食事回数(しかも外食回数)の
残り少なさを察知するから?


一軒目のクラブはキタの茶屋町にあり、
和食屋もその近辺だったので完全なテリトリー外で落ち着かない。

たとえば東京の人なら銀座派とか青山派とか渋谷派とかあるんでしょうね、
大阪人にはミナミ派とキタ派があって、わたしは根っからのミナミ派。
いちばん落ち着くのは鰻谷~南船場近辺。
なんか流れている空気が違う気がする。
キタは田舎モノが多いというか、垢抜けてない感じ。

ミナミへ戻って心斎橋のヴィトンの前に降りたったとたん
「あーやっぱりミナミは落ち着くなぁ」と2人でうなずく。

この夜は自分自身についていろいろ新しい発見があった。
歳を重ねるということは、丸くなる一方、
どんどんワガママになることでもあるようだ。
それはたぶん、経験からくる回避行動と
残り少ない人生をできるだけムダにしたくないという本能ではないだろうか?


なーんてもっともらしく意味づけしてみました(;^_^A
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by Gloria-x | 2007-10-09 21:08 | 夫婦の日常・おでかけ