理由/Just Cause '95(米)

c0008209_22313418.jpg最近気づいてショックだったのだが、わたしは自分の中で「とてもよかった」「大好き」に分類している映画でさえ、ストーリーなど細部まであまり覚えていないようだ。これで映画好きと言えるのだろうか・・・
自分にとって印象的なシーンやセリフは記憶に残っているが、内容については「だいたいこんな感じ」という漠然とした記憶しかないことが多い。
「大好き」な作品でもそうだから「おもしろかった」程度だと観たか否かさえはっきりしない映画も多い。これもそのひとつ。

フロリダ、死刑反対論者の大学教授(ショーン・コネリー)を黒人の老婦人が訪ねてくる。10歳の少女に対するレイプ殺人罪で投獄されている孫を助けてほしいというのだ。
孫のボビー・アール(ブレア・アンダーウッド)はコーネル大卒で、貧しい黒人のくせに生意気だと黒人嫌いの保安官に目をつけられ、拷問によって自白させられ、無実の罪で死刑が確定しているという。

人種差別の激しい土地での事件、囚人は冤罪なのか?真犯人は?という内容から
ジョン・グリシャム原作だったかな?と思っていたら原作はジョン・カッツェンバック。
黒人嫌いの保安官にローレンス・フィッシュバーン、
猟奇的連続殺人犯にエド・ハリスという豪華キャスト。
特にエド・ハリスは圧倒的な存在感!
怖いもの見たさで彼の役柄と、両親にまつわるエピソードをもっと膨らませてほしかった。
途中まで「これ観てなかったわー」と思いつつ真剣に物語に引き込まれ、
エド・ハリスの登場で、やっと観たという記憶がよみがえった。
とはいえ、結末もすっかり忘れていたのでまっさらな気分で楽しめた。

フロリダの蒸し暑そうな空気、閉鎖的な土地の重苦しい恐怖、
陰惨な事件の謎と真相、そしてキャストと素材はいいのにやや物足りない。
というのも、エド・ハリス扮する連続殺人犯とボビー・アールとの
「契約」と「理由」という肝心な部分をきっちり説明してないから。
(わたしの理解力不足なのかもしれないけど・・・)

ショーン・コネリーの娘役がなんとスカーレット・ヨハンソン!
まだほんとに幼くあどけない表情は一見の価値あり。
後年あんなエロさを滴らせるようになるとは・・・

ブレア・アンダーウッドの顔は好き。

'07 9 DVD(再鑑賞)★★★★☆
監督:アーネ・グリムシャー
出演:ショーン・コネリー、ローレンス・フィッシュバーン
   ブレア・アンダーウド、エド・ハリス、スカーレット・ヨハンソン
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by Gloria-x | 2007-09-28 22:32 | 映画レビュー