世間の人はどう切り抜けているの?

先日、微妙に困惑する出来事があった。
仕事帰り、地下鉄でバッタリ同じマンションに住む人と出くわしたのだ。

混んだ車内や離れた場所なら
気づかないふりでやり過ごすか、
挨拶だけでスルーもできる。
ところが車内はガラ空きで、
真正面の席でバッチリ目と目が合ってしまったのだ。

うちは子供もいないし近所づきあいは皆無で
マンションの人たちとも挨拶オンリー。

ところが、その人とは以前同じスポーツクラブの会員同士だった。
わたしは気づかなかったが、スポクラで
彼女の方から「同じマンションですね」と話しかけてこられたのだ。
以来「今日は暑いですねー」「もう(エクササイズ)終わりですか?」
程度の会話をする間柄に・・・

その程度なら困惑することなどないのだが、
なぜか彼女は挨拶+αの会話に加え、
唐突に断片的に個人的な事柄を話すのである。

たとえば自分の夫の職業や人柄、自分の仕事、嫌いな動物etc・・・

赤の他人にいきなりそんなことを話すからといって
陽気で開けっぴろげな感じでもない。
美人なせいもあるが、なんとなくとっつきにくいオーラもある。
わたしと彼女の間に親密度が増す要素もないので
会話もふくらまず、モヤモヤと気まずい空気のまま別れるのみ。

わたしは自他共に認める「社交上手」である。
フリーライターという長年の職業柄もあるのか
初対面のどんな相手とも瞬時に打ち解けて
円滑に会話を進行させる術が習い性になっている。
さらに友人・知人によると、とてもフレンドリーな人物に見えるらしい。

自分では人見知りで「気ぃ遣い」(関西弁ニュアンスの)だと
思っているのだが(誰も信じちゃくれないが)
演技も長年やってると実像になってくるらしい。

というわけで社交に関しては海千山千のわたしだが、
申し訳ないが彼女と共有する数分は苦手・・・
自分がそう感じている=たぶん相手も同じはず。
彼女も悪い人ではないので、
きっと気を遣うあまり、要らぬ個人的な話までしてしまうのだろう。
そう思ったわたしはある日エレベーターで会った際、
あえて挨拶だけして無言で階数表示を眺めていた。
すると、彼女はまたもとってつけたような話を振ってきたのである。
でも、話は弾まない・・・ものすごーく苦痛・・・

その日も、地下鉄2駅分と、駅からマンションまでが永遠に感じられた。

こういうシーン、世間の人たちはどう切り抜けているのだろう?
挨拶だけ交わして、後は携帯メールをチェックするフリ?
もしくは「急いでますので失礼」と用もないのに早足になるのか?

お互いに今のマンションに住む限り、
これからも思わずバッタリ会うだろう。
そういう時、気まずくならず、自分もしんどくならず、
大人でスマートな切り抜け方があったらぜひ教えてください。
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by Gloria-x | 2007-07-13 22:53 | 出来事・世間・雑感