フラガール '06(日本)

c0008209_22211787.jpg誤解を恐れずに正直に書けば
予告編の方が「泣けそう度」高かったかも・・・。

閉鎖間近の炭鉱娘たちがフラダンサーとなって
起死回生をはかる実話モノという予備知識があるので、ジェイク・シマブクロのウクレレによる
心地いい感傷に満ちた主題曲と、凝縮された
ハイライトシーンだけで充分感動した感じ。



とは言うものの、
松雪泰子と蒼井優のソロダンスシーンは文句なしに見ごたえ満点!
特に松雪泰子はこの作品で女優として一皮も二皮もむけて
貫禄さえ感じる存在感だった。
彼女の役のモデルとなった女性が80歳代になった今も現地で
ダンサーの育成に励んでいるという事実が嬉しい驚きだ。

富司純子を映画で観るのは初めて。
娘を先に知っているからよけいそう思うのか、美人だなーと思う。
骨格美人とでもいうのだろうか、原型の造りが美しい。
こういうタイプは歳を取って肉が落ち、肌の張りがなくなっても得だなぁ・・・

ラスト近く、豊川悦司がスローモーションで炭鉱に下りていくシーンで
「うわ、死ぬんだ、きっと」と思ったが、ハズれてよかった。

ストーリー展開については定石通りだし、やや情緒過多。
なので、タイトにうまくまとまった予告編に比べ
凡庸な印象が否めないのだろうか。

予告編の方が泣けそうといえば
東京タワー オカンとボクと時々オトンもそうだった。
たぶん、これはわたし個人の嗜好によるもので、
「泣かそう」演出のさじ加減への反応が人より辛口なのだろう。

'07 6 WOWOW ★★★☆☆
監督:李相日
出演:松雪泰子、蒼井優、山崎静代、豊川悦司、富司純子
[PR]

by Gloria-x | 2007-06-25 23:08 | 映画レビュー