僕の双子の妹たち/ 白石公子 集英社

24歳の郵便配達人・直毅には、
実のり、穂のか、という20歳になる双子の妹がいる。
昔から可愛らしかった妹たちはきれいな女の子に成長し、
直毅にとってかけがえのない存在となっている。
ある日、両親が交通事故で亡くなり、残された3人のきょうだいは
隣に住む祖父と助け合いながら少しずつ日常を取り戻していく。

大島弓子が描くマンガを思わせるような世界。
こんなにお互いのことが大好きで仲のいいきょうだいってピンとこないし、
登場人物たちもエピソードもサラっとしすぎていて
生活感皆無できれいごと臭いな~と思うのだが、
祖父のキャラクターと、彼の作る料理が魅力的なので楽しく読めた。
「菜の花とタコの粒マスタード和え」「カブと黒豚の炒めもの」
「生地から手作りの薄いタイプのピザ」「牛すね肉のシチュー」
「黒豚とほうれんそうと大根の鍋」「南部地鶏の鶏団子鍋」etc・・・
読んでいるだけで食べたくなり、自分でも作ってみたくなる。

'05 1 ★★★★☆
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by Gloria-x | 2005-02-07 22:48 | ブックレビュー