レイヤー・ケーキ/Layer cake '06(英)

c0008209_204090.jpgスタイリッシュである。
特に映像センス、
視覚から脳に伝わる快感のさじ加減がいい。
ファーストシーンからラストシーンまで
小気味いいほどピシッとキマっていて
思わず拍手したくなるほど。

そろそろ引退を考えていた麻薬ディーラーが、
ボスの謀略で窮地に追い込まれ、
持ち前の機知と度胸で切り抜けるが・・・

ダニエル・クレイグってポーカーフェイスで飄々としているかと思えば
突然キレたり、女に見惚れてボーっとしたり、けっこう可愛い。
シンプルな長袖トップスにネイビーの軽いコートジャケットを羽織ったり、
カジュアルな服の着こなしがおしゃれ上級者!

わたしはこういう複雑な犯罪モノを観ると、
誰と誰がどう組んでいて、どんな罠がどう仕掛けられていたかなど
実はあまりよくわかってないことが多い。
鑑賞中に疑問点を突き詰めて考えるととストーリーを見失うし、
映像や作品の空気を堪能できないので
「ま、それはいいか」と手放してしまうのだ。
この映画もはっきり言うとよくわからないことだらけだったが
充分堪能できたからいいのかも?

意外性のある粋なラストがよかった。
ダニエルのカメラ目線とあのBGM、かっこよすぎ!
DVDの特典映像で別バージョンを観たが、
隠密で撮ったというこのラストで正解だ。
特典の「監督とクレイグの解説入りボツ映像集」がおもしろかった。

シエナ・ミラーは「アルフィー」の時の方が華があったように思う。

'07 2 14 DVD ★★★★☆
監督:マシュー・ヴォーン
出演:ダニエル・クレイグ、シエナ・ミラー
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by Gloria-x | 2007-02-19 20:16 | 映画レビュー