人生が顔に出る 

久しぶりに会った年下の男ともだちの変わりように軽くショックを受けた。
やつれたというか、老けたというか、くすんだというか・・・
「いったいどうしちゃったの~?何があったの?」と聞きたくなったほど。
どっちかというとルックスのいい男なので精彩のなさがよけい目立つ。

精神や生活の状態が容貌に現れてしまうのは男も女も同じだけど
メイクなどでごまかせない分、男は無残だ。
女同士の場合、相手が老けていたり、疲れて見えたり、
太ったりしていても口に出さないのがルール。
わたしもそうだけど、本人がいちばんそのことを痛感してるんだから。
そして、相手が男でもやっぱりそれは口に出せないものなのだった。
(無神経に口に出す奴もいるけどね)

逆のパターンもある。
ある男性は昔、わたしや女ともだちの間で失笑を買う存在だった。
それというのも、悪いほうにちょっと針がブレれば「気持ち悪い」タイプなのに
確実に自分はかっこいいと思い込んでいる言動なのだ。
その彼が、ある発言で一気に「最低男」の烙印を押された。
仕事で徹夜続きで家に帰れないとき、
自分の事務所がある雑居ビルの共同湯沸し室の流し台で股間を洗う、と
酒の合間の笑い話として語ったからだ。

ところが、その彼に何年ぶりかに飲み会で再会したところ、
人が変わったようにさわやかでいいオーラを出していて驚いた。
聞けば結婚して子供が生まれ、マンションを購入したばかりという。
わたしは人の長所や美点、自分が好感を持ったことは
本人にストレートに伝える性分なので、その時も思ったままを彼に伝えた。
「人生が充実しているオーラが出ていていい感じ」と。
やっぱり知り合いがおちぶれたり、荒んでいるより
よくなっているのを見るほうが気持ちいい。

まあ、人間生きていれば荒波にももまれるし
いつもいつもいいオーラを出してるわけにはいかない。
わたしだって「どうしちゃったの?」と思われてることも多々あるはず。
隠すことはできないとしても、
自分でそれをチェックして自覚する機能みたいなものは働かせておきたいな。
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by Gloria-x | 2005-01-27 15:09 | 出来事・世間・雑感