トニー・レオンのミッドナイト・エクスプレス 黒獄断腸歌之砌生猪肉 '97(香港)

 1960年代の香港、警察と黒社会の癒着や不正を暴き続ける新聞記者(トニー・レオン)はある日、汚職警部に麻薬所持の濡れ衣を着せられて刑務所へ。
そこで彼を待っていたのは地獄のような3年間だった。

 原題の字面がすごい!黒獄、断腸はともかく生猪肉とは・・・
(香港で猪肉は豚肉のこと)
麻薬所持の冤罪で投獄という内容から「ミッドナイト・エクスプレス」と
邦題をつけたのだろうけど、むしろ香港版B級「ショーシャンクの空に」って感じ。
刑務所を仕切っている黒社会の親分衆をはじめ受刑者の面構えが強烈。
新入りイジメの方法も洋画ではお目にかかれない独特のもので意表をつかれる。
そして屈辱的なイジメや百叩きの刑に耐えるトニーの表情がいい!
嗜虐的な気分がそそられるのだ。

ところで、お約束のようにトニーはゲイの親分に犯されそうになり、ギリギリセーフになる。
その後「囚人服が擦れて尻が痛い」なんて発言しているので
てっきりヤられたと思っていたら
最後に親分が冗談めかして「犯しそこなった」みたいなことを言っててこれまた意外。
ティム・ロビンスでさえ何度もレイプされたのに、トニーが無傷なんてありえない!
トニーの恋人のクラブ歌手がブスで興ざめ(低予算だから?)
まあ、それでもなかなかの珍品として楽しめるってことで★3コはおまけ。
しかし既に大スターのトニー・レオンがなんでこんな映画に出たのか不思議だ。

'04 7 3 ビデオ 5段階評価★★+★(おまけ)
監督:?
出演:トニー・レオン
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by Gloria-x | 2004-12-07 22:37 | 映画レビュー