オープンウォーター/OPEN WATER '03(米)

c0008209_2284849.jpg1998年、オーストラリアのグレート・バリア・リーフで
ダイビング中に置き去りにされ行方不明となった
ローナーガン夫婦の実話を基にした作品。
サンダンス映画祭で評判を呼び、低予算映画としては
予想外の大ヒットを記録したサスペンス・スリラー。

世間の評価はイマイチのようだけど、わたしは充分楽しめた
(というより真剣に怖かった!)
柳の下のドジョウのように続々出てくるホラー映画なんか
よりよっぽどリアルな恐怖だ。

ダイビングにはまったく興味ないし、わたしは一生やらないと言い切れる。

昔、知人がグアムかどこかでダイビング中に行方不明になった。
その時いっしょに潜っていて九死に一生を得て生還した人は
「たぶんもうダイビングはできないだろうな」というわたしの予想を
あっさりと裏切り、翌年からまた潜りに行っていた。
その是非を問うわけではまったくなく、その感覚には心底驚いた。
海の底ってそんなに魅力があるんだろうか?

海の真ん中に置き去りにされた2人。
最初は不安と恐怖を打ち消すようにわざと軽口を叩きあう、
やがて体力の消耗と時間の経過と共にお互いに責任をなすりつけあう、
そして襲ってくる鮫の恐怖と戦いながら、お互いを守ろうとし、
心から「愛している」と言う。

このあたりの描写がリアリティがあって共感できるし、
映画として引っ張りすぎず、78分でコンパクトにまとめているのも◎
ただし、ラストはかなり後味悪い・・・

ところで実話の方、あんなずさんな管理をしていたダイビングツアー業者は
どんな賠償責任を問われたのかすごく気になる。

'06 5 DVD ★★★☆☆
監督:クリス・ケンティス
出演:ブランチャード・ライアン、ダニエル・トラヴィス
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by Gloria-x | 2006-05-20 22:30 | 映画レビュー