リチャード・ニクソン暗殺を企てた男/THE ASSASSINATION OF RICHARD NIXON '04(米)

c0008209_193102.jpg1974年、ワシントン・バルチモア国際空港で起きた事件とその犯人が残したテープを基に製作された作品。

サムは別居中の妻子との生活を修復しようと再就職し、
必死で努力するが、それがすべて裏目に出てしまう。
彼が精神的に追い詰められ、個人的トラブルを政治や
社会のせいにすり替えて狂気の行動に走っていくプロセスは「タクシードライバー」「フォーリングダウン」
の主人公を思い出す。とはいうものの・・・



娯楽的要素が皆無で、退屈なほど淡々と悲劇に向かって進行していくのみなので
観ながらどんどん重い気分に陥るしカタルシスもなくしんどかった・・・

ショーン・ペンの演技力と感情表現力にはあらためて感心したけれど
この役のように陰気臭くてオドオドして冴えない彼はあまり見たくない。
彼の顔が大好きで、個人的には「ギター弾きの恋」「月を追いかけて」
みたいな役がもっと観たいのに、
最近なんか重苦しい映画にばかり出てるのが不満だ。

サムが撮影した子供たちの写真と愛犬のエピソードが悲しい。

'06 5 DVD ★★☆☆☆
監督:ニルス・ミュラー
出演:ショーン・ペン、ナオミ・ワッツ、ドン・チードル
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by Gloria-x | 2006-05-08 19:39 | 映画レビュー