女王様と私/歌野晶午

43歳で引きこもりのロリコンオタク、
真藤数馬の冴えない人生は
12歳の「女王様」に出会った日から激変した。
「キモい、クサい!」と罵倒され、
「ロリオタは害虫だ、教育してやる」と呼び出され
高級フレンチや銀座の寿司屋で奢らされても
女王様の命令に抗うことはできない。

おもしろかった!
歌野晶午は当たり外れが大きいが、これは当たり。
「真藤数馬のめくるめく妄想」の章で
ネタバレしてるにも関わらず、ラストまでダレないのがすごい。
数馬が警察に捕まってから登場する脇役たち
(刑事、イケメン・ゲイのなんでも屋、その父である私立探偵)
のキャラクターやエピソードが秀逸。
ここまでかなり笑わせておきながら、
「真藤数馬のまぎれもない現実」はリアルな衝撃。

'06 4 ★★★★☆
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by Gloria-x | 2006-04-18 18:15 | ブックレビュー