事実は小説より・・・

先日、図書館でなにげなく一冊の本を手にしたら
見返しの部分にびっしりと文字が。
以下、その一部を記憶により再現。

~わたしは○○組(いわゆるヤ○ザ)の○○と申します。
 現在、重罪を犯してサツに追われ逃亡中の身です。
 組から持ち出した逃走資金もそろそろ底をつき、
 わずか100万円となりました。
 こうなったら女でも抱いて、数日でこの金を使い切って
 パッとこの世からおさらばしようと思っています。
  ナンバ○○ホテルにて、○○○○~

書架の前でわたしは軽くエキサイトした。
ミナミの裏ぶれた安ホテルの一室で、やさぐれた表情で
ペンを走らせる男の映像が浮かぶ。
それを演じるのは寺島進。
(北野武作品や缶コーヒーのCMでおなじみ)

金を使いきるため夜のミナミに出かけ(なぜか雨)、
出会った女は鈴木砂羽あたり。
この女も因果を背負った身。
ふたりは愛欲の果てに地獄への逃避行を共にする・・・・

筋はありきたりだけど、かっこよく撮れば
仏のフィルムノワールかウォン・カーウァイ作品みたいになるかも、と
わたしの空想はどんどん膨らんだ。

いつ書かれたものか不明だが、
本自体がここ2~3年に出版されたものなので最近と思われる。
彼はその後どうなったのだろう?
まあ、言葉どおりパッと潔くこの世から消えた確率は低いと思うな・・・・

いい女にも会えず、金だけずるずる使い果たし、
ホームレス同然でケチな窃盗を起こして足がついたか、
組関係の追っ手に始末されたかというところだろうな。
第一、寺島進みたいにシブい男のわけないし・・・・

現実はそれほどかっこよくはいかないしね。
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by Gloria-x | 2005-11-04 12:53 | 出来事・世間・雑感