イヤな女に成り下がる瞬間 

「仕事とわたしとどっちが大事なの!?」
このパターン化されたセリフ、他人の口から発せられると
「ケッ、この低レベルなバカ女め」って呆れるんだけど
いったん自分の身に同様のことが起きると
「冷静になれ」という理性のささやきも耳に入らず
口から同じようなセリフが出てしまうのは女の性か・・・
「まだまだ修行が足りん」と思うのはこんな瞬間だ。

昨日土曜日、ダーリンと「シンデレラマン」を観にいく予定で
先月からチケットも予約していた。
それなのに!突然ダーリンの会社でトラブル発生!
急遽彼が駆けつけなければならなくなった。

「ええ~っ!なにそれ~?」
次の瞬間、わたしの口からは恨み節のオンパレード。
「なるべく早く解決するから、間に合ったら次の回観よう。
ムリやったら日を変えて行けばいいやん」
わたしの機嫌を直そうという彼の言葉も耳に入らず
わたしはどんどん不機嫌になり、やさぐれて
「日を変えてなんかアテになれへん、それならレディスデーに一人で観にいく!」

そして、理性がブレーキをかけているのについに禁断の一言が・・・
「だいたい、いっつも仕事優先やん!」
自分がイヤな女に成り下がったのを確信する瞬間だ。

もしわたしが男だったら
「うるさい!仕事やから仕方ないやろ!ワガママ言うな!」と
とっくにキレているのに、彼はやさしく
「ごめんな、行ってくるな。また連絡入れるから」と
スイートな微笑みを残して出て行った。

そして2時間後、ダーリンから携帯に連絡。
「なんとか解決しそうやから、最終回観にいこ」
心から己を恥じたわたしは「さっきはごめんね」
しかし彼は「いいよ、さっきは可哀相にな」
ひえ~!なんて器が大きいの?
やっぱり彼はわたしのお釈迦様だ~!

無事、わたしたちは「シンデレラマン」を観ることができた。
待ち合わせ場所に駆けつけたダーリンの爽やかな笑顔を見て
心がとろける反面「もっと大人にならなきゃ」と自分を戒めたのだが、

よく考えると子供時代のわたしは
親にワガママ言ったり、甘やかしてもらった経験なし。
だから大人になってダーリンに甘やかされて初めて
心のバランスが取れてるんじゃない?と思うのは調子よすぎだろうか?
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by Gloria-x | 2005-10-02 21:33 | 夫婦の日常・おでかけ