サンダーボルト  

雷がゴロゴロ鳴り、稲妻がピカっと光るとわくわくする。
子供の頃からずっとそうだった。

13階の我が家のリビングからは180度以上空が見渡せるので
雲の間から刺す閃光がはっきり見える。
花火なんかより「おお~っ!」と見惚れてしまう。

やがて空からバリバリ、ドーンと音が降ってきて
不穏な黒い雲がみるみるうちに近づき、
激しい雨が叩きつけるように落ちてくる。
それを部屋の中から眺めているのが大好きだ。

女性の中にはすごく大げさに(とわたしには感じる)雷を怖がる人がいるけど、
大草原の小さな家にいるならともかく、
あちこちに避雷針が立ってる都会でなんで怖いのか不思議。
でもまあ、こういうのは理屈じゃないからね。

わたしは嵐の真夜中に生まれたらしい。
母に言わせると、病院の廊下の窓がきちんと閉まらず
バタンバタン強風にあおられる音が病室まで響いてたとか。
そんな夜に生まれたからきっと雷が好きなんだと思う。

わたしは11月の終わり生まれなので、
一年のうちで晩秋から冬にかけてがいちばん好き。
理屈抜きで精神的にやすらぐというか、しっくりくるのだ。
夏の間は「どーにでもなれ」と万事投げやりに生きていたのが
しゃきっと前向きで建設的な気分になる。

8月生まれの妹はやっぱり真夏がいちばん好きで、
夏が終わりに近づくと物悲しくなるという。

人間って自分で思う以上に生まれたときの季節や天候に
深く影響を受けているのかもしれない。
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by Gloria-x | 2005-09-11 10:15 | 出来事・世間・雑感