梔子・ガーデニア 

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くちなしは英語でガーデニア、またはケープ・ジャスミンというらしい。
香りがとてもいいし、白い花と濃いグリーンのコントラストが爽やかでいい。

先日、実家に行く用があって、母親の誕生日が近かったので
ちょっとしたプレゼントにくちなしのブーケを添えて持っていった。
わたしが帰ると父はいっしょにお酒が飲めるので喜んでくれる。
3人で夕食を摂ったところまではよかったのだが、
父が犬の散歩に出かけて母と2人になったら
いつの間にか会話の雲行きが怪しくなり、口喧嘩になってしまった。

あの険悪なムード、イヤ~な空気、渦巻く憎しみ・・・
一瞬、デジャブみたいな気がしてクラっとしたが
子供の頃から母との間で数え切れないほど繰り返してきて
すっかりおなじみの感覚だった。
怒りや争いのエネルギーって体力・気力を激しく奪う。
大人になってからこんなに激しく人と憎み合うことなどないので
久々の毒気にぐったりしてしまった。

で、つくづく実感した。
「このひとって、ほんとにわたしの何もかもが気に入らないんだなぁ」と。
たぶん、母には「理想の娘像」というものがあって
生まれたわたしが理想像と似ても似つかないのが許せないのだろう。
「ほんとに可愛げがない」「性格が屈折してる」「趣味が変わってる」
などと子供の頃からず~っと否定され続けてきたのだ。

実の母親に「可愛げがない」と言われ続ければ可愛く育つわけがない。
何十年の恨みがつのってそう言ってやった。
後日、心理学の勉強をしている友人にこの話をしたら
今度そんな場面になったら言い争わず
「そういう風に言われたらわたしはすごく傷つくし、悲しい」と
言ってみたらとアドバイスしてくれた。
子供の頃にそう言ってたとしたらわたしたち母娘の関係は変わってたのかな?

最近、事件などで親子間の確執がクローズアップされてるけど
問題にされている子供の気持ちもわからなくはない。
(もちろん、あくまでも心理面で一部共感できるというだけだが)

作家の森瑤子も母娘間の確執を書いていて共感した覚えがあるが
血がつながっていてもしょせん人間なので相性ってあるのだろうし
母がわたしのことを気に入らないのは理屈抜きなのだろう。

くちなしの花は大好きだったけど
イヤな記憶に結びついてしまったかもしれないのが残念・・・・
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by Gloria-x | 2005-06-27 21:39 | 出来事・世間・雑感