イタリア男 

わたしはイタリア男。
飛行機で日本に到着したばかりである。
実は、恋愛問題に疲れて遠く離れた東洋の国にやってきたのだ。

陽光まぶしい御堂筋をぶらぶら歩いていると、
ガイドブックに載っていた老舗イタリアンレストランを発見。
ちょうどお腹も空いていたので入ることにした。
ランチタイムのピークが引けたところで、
広い店内には食後のエスプレッソを楽しむ数組の客のみ。

店に入ると白髪のベテランらしい老ウェイターが
2つの席のどちらがいいか希望を聞いてくれる。
店内は重厚で年代を感じさせ、やや薄暗いが落ち着く雰囲気だ。
わたしは手に持っていた本の続きを読みたかったので
落ち着く隅のテーブルを選んで腰を降ろす。
テーブルに置いた本は厚いハードカバーで、
トレーシングペーパーみたいな半透明のカバーがかかっている。

さきほどの老ウェイターがランチコースの説明をしてくれる。
デザートはハチミツのアイスクリームと数種のケーキで、
デザートだけはセルフサービス形式で
店の中央にあるカウンターまで好きなだけ取りにいくスタイルだという。

料理が運ばれてくる前にデザートを見てみる。
ケーキはどれもかなり手の込んだものでおいしそうだ。
わたしはデザートの分もお腹を空けておこうと考えた。

昨夜、こんな夢を見た。
いったいどういう脳の回路が自分のことを日本に着いたばかりの、
しかも恋に倦んだイタリア男という設定にするのだろう?
夢って不思議だ・・・
[PR]

by Gloria-x | 2005-06-18 11:07 | 出来事・世間・雑感