デイ・アフター・トゥモロー/ THE DAY AFTER TOMORROW '04(米)

まったく期待せず観たせいか意外におもしろかった。
けっこうツッコミどころ満載なので、家で誰かと観るのがおすすめ。
「京都議定書にサインもしないくせに、あつかましくこんな映画作れるね~」
とわたしたち夫婦もチャチャ入れながら観た。

c0008209_1649450.jpg地球温暖化が深刻化し、世界各地で
急激な異常気象が起きる。
気候学者のジャックは数ヶ月前に学会で注意を呼びかけていたが
経済優先派の合衆国副大統領は事態の深刻さを理解せず彼の警告を無視。
やがて地球の気温が急激に下降し始め、北半球は氷河期に突入してゆく。

アメリカからメキシコへどっと難民が押し寄せたためメキシコは国境を封鎖。
リオグランデ川を泳いでメキシコへ密入国するアメリカ人続出という皮肉には笑えた。

c0008209_16494421.jpgジャックの息子が「高校生クイズ大会」出場のためN.Y滞在中にマンハッタンが津波に飲み込まれ
大雪に閉ざされる。息子と友人たちは
「絶対に助けに行く」というジャックの言葉を信じて
図書館に避難。本を燃やし暖を取って待つ。


そしてジャックは一面の大雪原と化した都会を幾多の危機を乗り越え、
仲間の命を犠牲にしてまで息子の救出に向かう。
これがストーリーの主軸でけっこうハラハラするのだが
途中でダーリンが発した「親父がN.Yに無事着いたからってどうなんの?」
というツッコミが的を得ていてハッと我に返った。
「アルマゲドン」や「インディペンデンスデイ」と違い、
主人公が困難を乗り越えて目的地に到着したところで
異常気象を食い止める術はないのである。ただ父子再会があるのみ。
しかし、そこはハリウッド製娯楽映画なので
ご都合主義とはいえ一応納得のいく着地点が用意されている。

恐ろしいのは、ここに描かれている異常気象の数々について
ごく近いうちに「あの映画が現実になったなぁ」と言う日が来そうな気がすることだ。
凍りついた自由の女神像は「猿の惑星」に次いで地球の未来に警鐘を鳴らすシーンかも。

'05 5 DVD ★★★☆☆
監督:ローランド・エメリッヒ
出演:デニス・クエイド、ジェイク・ギレンホール、イアン・ホルム
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by Gloria-x | 2005-05-13 16:57 | 映画レビュー