三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行j船/The Three Musketeers '11(仏・米・英・独)
わたし苦手なんです、歴史モノ。
歴史モノのくせにCGやらSFXやらを駆使したファンタジー仕立ても趣味じゃないし
3Dにも別に興味ないし、2時間サスペンスばりの長ったらしい副題もウザい。
個人的には完全スルーの1本ですね。
じゃあなぜ観たのか?
夫婦でおでかけした日、予定外に空き時間ができて
映画を観ようということになり、ダーリンの強い希望によってチョイス。
渋々観たわけですが、期待値が低かったおかげか予想外に楽しめました♪
「なんじゃこりゃ?」な娯楽作品だけど
役者陣がしっかりしていたのがポイント高かった理由。
特にクリストフ・ヴァルツ!
全然力まず楽~にこなしてる感じなのにさすがの存在感!
肝心の三銃士がちと弱い印象だったけど
アラミス役のルーク・エヴァンズ、控え目な優男でわたしの大好きなタイプ~♪
ミラ・ジョボヴィッチ、オーランド・ブルームのスター2人は「脇を固めた」って感じ。
それより若手が印象に残った。
ダルタニアン役と王妃の侍女役。
だいたいこういう役ってフレッシュさだけが取り得の
若手大根がキャスティングされてイライラするんだけど
ローガン・ラーマンもガブリエラ・ワイルドも意外にうまくて好感持てた。
ルイ13世、アンヌ王妃のキャラ設定が現代的で斬新なのも◎
フレディ・フォックスとジュノー・テンプル
ほとんど無名な若手だけど、嫌味なくイタくならない演技力に感心。
アトス役のマシュー・マクファディン
妙に顔がデカくて全身のバランスが悪いくせに
三銃士のセンター的存在なので
「二枚目なのか三枚目なのかはっきりせい!」って思いながら観てたら
「プライドと偏見」のダーシーだったんだ!全然気づかなかった!
'11 11 3 劇場 ★★★☆☆
監督:ポール・W・S・アンダーソン
出演:ミラ・ジョボヴィッチ、オーランド・ブルーム、ローガン・ラーマン
マシュー・マクファーデン、クリストフ・ヴァルツ
by Gloria-x | 2011-11-05 13:03 | 映画レビュー