気になる日本語

個人的に「寒っ!」はOK、「暑っ!」はわたしの場合「あっつ!(怒)」

ここ数日、ニュース番組で「日本語表現」に関する話題を目にした。
「若い人を中心に日本語がどんどん乱れている⇒嘆かわしい」
という論調が定番なのだけれど、こういう話題において

わたしは国語学者金田一秀穂先生の
柔軟なスタンスにいつも共感している。


今や乱れ言葉の代表とされている「ら抜き」言葉に対しても先生は肯定派なのだ。
わたしも常々「ら抜き」のどこが悪いの?と思っていたので
わが意を得たりの気分だった。

だって「見られる」「行かれる」って敬語表現とまぎらわしいし
口語的ではないし、全然なめらかではないと思いません?

「食べれる」はわたしは気楽な会話では使うけれど
「食べられる」のほうがいいという意識はある。

江國香織さんのエッセイにこういう一篇があった。
翻訳ミステリーの文庫本を読み始めてすぐ
強盗が食料品店に「押しこんだ」という表現が引っかかった。
しかも「押しこんだ」は刑事同士の会話になって何度も出てくるという。
江國さんは「押しこむ?押し入るの間違いでは?」と
気になって気になってそれ以上読み進められなかったという。
わたしも「押し入る」だと思う。(どちらも間違いではないらしい)

間違いではないけれど、個人的な感覚で引っかかる表現というのがある。
わたしは江國香織作品に度々出てくる
「思うさま」という表現に違和感を覚える。
わたしとしては「思う存分」もしくは「思いっきり」(口語として)だ。


あと、林真理子作品の電話のシーンに出てくる
「もし、もし」も毎回引っかかる。
「もしもし」のほうがスムーズだと思うけどなぁ・・・


ま、作家は作家でオリジナルな表現、
自分だけの言い回しというのを求めて日々苦労されているのだろうけど。
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by Gloria-x | 2011-09-18 14:38 | 出来事・世間・雑感