ハンナ/ HANNA '11(米)

シアーシャ&ケイト、女の生身感希薄なところが◎

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ラップランドの森の中で、元工作員の父から英才教育を受け
外の世界を一切知らずに育った少女ハンナ。
最強の殺し屋として成長したハンナは16歳になった時
自らの意思で外界に出て行き自身の出生の秘密を知る。
そして、その秘密を葬るために仕掛けられた陰謀に立ち向かう。


予告とストーリー概要の印象では
ただの殺人マシーンとして育てられたモンスター的な少女の話かと思っていたら
ちゃんと16歳の少女的な繊細な感情も持っている役だった。
とにかくシアーシャの魅力ありきの作品。
アクションもちゃんとこなせるし、役の幅が広がってさらに将来楽しみ♪

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戦闘能力、サバイバル能力だけでなく
あらゆる学問的知識や何ヶ国語も自由に操れるなど
ハンナの潜在能力もすごいけど、育てた父親がすごすぎ!
16年も森の中の山小屋で自給自足生活なので
髪もヒゲも伸び放題、動物の毛皮を着てるのに
いざとなると散髪してスーツに着替えて出て行き
現代都市社会にすぐ溶け込めるとこはさすが元工作員!

ハンナは原始人みたいな風貌の父親しか見たことないくせに
小ざっぱりしたスーツ姿を見て特に驚かないのねー。
あと、いつ外へ出ることになってもいいように
スーツは定期的にその時代のモノを調達してたのだろうか?
些細なことだけどすっごく気になるのよー。

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ケイト・ブランシェットも適役だった。
一部の隙もない着こなしと身だしなみと
鬼気迫る歯磨きシーンが印象的。
あのパンプスにはナイフが仕込まれてるのかと思ってたんだけど(笑)

ケイトが狼の口から出てくるシーンはまさにグリム童話の魔女!

シアーシャもケイトも植物的というか
女の生々しさをあまり感じさせないタイプなので
見ていて暑苦しくなくていい。
舞台が北欧やドイツで、寒く冷たい風景の空気感にフィットしていた。

ラストの決めセリフ、個人的にはよかったのか悪かったのか決めかねる・・・
トンネルのシーンで「あ、あれ言うぞ」ってわかるのでダメ押し的な気もするし
あれでパチッと決まって気持ちいいとも言えるし・・・


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エリック・バナはいつ観ても苦手~。
顔が辛気臭くて華がないのよねー。

'11 8 31 劇場 ★★★★☆
監督:ジョー・ライト
出演:シアーシャ・ローナン、ケイト・ブランシェット、エリック・バナ
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by Gloria-x | 2011-09-04 15:44 | 映画レビュー