イップ・マン2/ 葉問2 '10(香港)

今度の敵は白人だ!「序章」より感動薄いがエンターテイメント色強し

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イップ・マン序章」に続いて続編を鑑賞。
やはり「序章」⇒「続編」の順に観て正解。
「続編」は「序章」に比べエンターテイメントとしての完成度は高いが、
ドラマ部分の描写はあっさりなので感動は薄い。
人物像や人間関係を把握せず、いきなり続編を観ると
「なんのことやら?」って感じだろう。

日本統治下の広東省から香港へ逃げてきたイップ・マン一家。
貧しい暮らしの中、イップ・マンは武道場を開く。
やがて香港武道界のドンと友情を結んだイップ・マンは
中国人のプライドをかけて英国人ボクサー・ツイスターと闘うことになる。


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「序章」の日本人と同じく、英国人は絵に描いたように傲慢で卑劣。
線香を焚く習慣を馬鹿にした英国人にイップ・マンはこう言う。
「常に謙虚であるという中国人の精神の表現だ」
え?!現代の中国人には全然あてはまりませんよね~?

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サモ・ハン・キンポーってこんなに濃い顔だっけ?
香港武道界のドンで子沢山という設定。
娘6人はスレンダーで可愛いのに
唯一男児の末っ子がすっごいデブ&ブサイクなのが笑える!

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イップ・マンが道場を開く雑居ビルの屋上が
レトロで風情があってすご~く好み♪


ところでイップ・マンの奥さんに同情するわー。
佛山時代は何不自由ない奥様だったのに戦後は爪に火をともす生活。
命からがら香港へ逃げてきても貧乏は変わらず・・・
二人目の出産なんて夫の知らぬ間に他人の家で産んでるし・・・
いくら高潔な精神を持つ武道の達人でも
生活力のない夫ってねぇ~。(-_-;

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「序章」では道場荒らし⇒山賊という悪役ながら
なぜか憎めないキャラで強烈な印象を残したルイス・ファン。
「続編」ではすっかりいい奴になって登場。

サイモン・ヤムはこのシリーズでは「笑っているのに怖い」凄みを封印。
流転の人生が哀れだがやはり存在感は強い。



'11 6 DVD ★★★★☆
監督:ウィルソン・イップ
出演:ドニー・イェン、サモ・ハン・キンポー、ルイス・ファン、サイモン・ヤム
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by gloria-x | 2011-06-17 16:13 | 映画レビュー