英国王のスピーチ/ The King's speech '10(英)

期待以上の作品。コリン・ファースもよかったけど
ジェフリー・ラッシュの演技が凄すぎ!オスカーあげてほしかった~!


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英国王ジョージ6世(ヨーク公アルバート)の隠された真実のドラマ。
子供の頃から吃音に悩むヨーク公は内気で人前に出るのが苦手。
過去に何人もの言語聴覚士の治療を受けたが吃音は治らない。
妻エリザベスは愛する夫のために
スピーチ矯正専門家ライオネル・ローグを訪ねる。


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観たい観たいと思ってたが、期待をはるかに上回る感動作。
この実話素材を見つけ出した脚本家もすごいし
その脚本にピンときて息子に勧めた監督のお母さんもすごい。

吃音の原因が精神的なものというのは察しがつくが
幼児期にあんなひどい目にあってたなんて可哀想・・・
ラストのスピーチシーンはこっちまで息をつめて、祈るような気持ちで見守ったわ。

コリン・ファースがうまいのは言うまでもない。
いろんな人がほめまくっていると思うので割愛。

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今まであまり好きじゃなかったヘレナ・ボナム=カーターが意外によかった!
昔、顔の印象から「なんか品がないなー」と思ってたら
曽祖父が元英国首相という上流階級の出と知って驚いたことがある。

夫を深く愛する妻の繊細な気遣いがすごいの!
彼のため家族のため、そして英国民のためにも
吃音を治して人間としての自信を取り戻してほしいのだけど
妻の自分が無理強いしたり熱心になりすぎてもダメ。
心配しすぎても夫のプライドを傷つける。

なだめたり、すかしたり、おだてたり、
ビミョーな押し引きで夫をうま~く転がしていくテクニックには脱帽!

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ジェフリー・ラッシュうまいわ~!!!!
ほんのちょっとした目の動き、立ち方、座る姿勢だけで
あんなに雄弁に感情表現できるなんて!
最後のスピーチ本番でジョージ6世の正面に立って
王を導き、鼓舞するシーンの表情変化は感動的だった。
この役が他の俳優だったら、きっとこんな感動作にはなってないはず。

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王位を捨ててシンプソン夫人との結婚を選ぶエドワード8世にガイ・ピアース。
王族にしてはちょっと野卑な顔立ちね(特に口元)
ま、オーストラリア人だしねと思ってたら意外に英国生まれなのね!
逆にジェフリー・ラッシュのほうが英国人だと思ってたわー。

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シンプソン夫人役はイヴ・ベスト。
わたしがハマってる海外ドラマ「ナース・ジャッキー」で
ハイソで高飛車でファッショナブルな外科医・Dr・オハラ役。
余談だけどこのドラマの彼女のファッションが大好き♪


'11 3 6 劇場 ★★★★★
監督:トム・フーパー
出演:コリン・ファース、ジェフリー・ラッシュ、ヘレナ・ボナム=カーター
    ガイ・ピアース、イヴ・ベスト
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by gloria-x | 2011-03-07 17:48 | 映画レビュー