ソーシャル・ネットワーク/The Social Network '10(米)

たとえ億万長者になっても、屈折した性格悪い男はモテないよね

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世界最大のソーシャルネットワーキングサイト「Facebook」創設者で
最年少億万長者となったマーク・ザッカーバーグの半生を映画化。
ツカミからテンポよくハイテンションで突っ走り、感情移入させ方もうまい。

冒頭からザッカーバーグの「イヤな奴」パワーが全開!
いちいち恋人の揚げ足を取って突っかかるシーンにイライラ。
「オタクだからモテないと思い込んでるんでしょうけど、性格が悪いからよ!」と
ついにズバリ指摘されてフラれてしまう。

こういうめんどくさ~い男っているよねー。
妙に理屈っぽくて変なこだわりが多い。
そして、そんな自分を「ひと味違って個性的」と勘違いしてる奴。
当然モテないので屈折に磨きがかかり、ますますモテなくなるという悪循環。
やっぱり男は素直&誠実に限ります!


最後、女性弁護士がザッカーバーグに
「あなたはイヤな奴じゃないわ。そう振る舞ってるだけよ」と言うんだけど
このセリフはモデルとなったご本人に対するサービスでしょうね。

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「Facebook」共同創設者・エドゥアルド役のアンドリュー・ガーフィールドがよかった!(↓左)
この役、難しいと思う。下手すると
「いいトコ持っていかれた要領の悪い可哀想な奴」という印象になりかねないところを、
育ちも性格もいい真面目な男の子で
友人と始めたビジネスを大事に考えていて
健全な野心で一生懸命がんばっている・・・という
誠実で真摯な感じをうまく出して共感を誘っていた。

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A・ガーフィールドとは対照的なのがジャスティン・ティンバーレイク(↓右)
こういう奴もいるよねー!
口が達者ではったりかますのが上手くて、
ある意味カリスマ性を備えてるもんだから
ひっかかる者も多く、人心をがっちり掌握して
世の中をスイスイ渡っていく・・・
だけど浮き沈み激しく綱渡り的な人生。
うさんくさい役を好演してました。

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ほんとの双子俳優かと思ったらボディダブルだったらしいアーミー・ハマー(↓左)
資産家の息子で容姿端麗、双子兄弟揃ってボート部の花形選手。
人生で初めて思い通りにならなかった「Facebook」の件で
アイデア盗用だと訴訟を起こす。
庶民なら諦めて負け犬の遠吠えをするのが関の山なのに
しっかり訴訟を起こし、それなりの見返りを得るところは
親が資産家でハーバード大生で勝ち組だからでしょうね。

双子の腰巾着みたいなインド系がウザかった~。(↓右)
小沢柾悦を思い出した。役どころも。
(この写真では石原良純に似てるな)

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主役のジェシー・アイゼンバーグはあえて言うまでもなくうまかった。
イカとクジラ」の息子役だったのね。


'11 1 16 劇場 ★★★★★
監督:デヴィッド・フィンチャー
出演:ジェシー・アイゼンバーグ、アンドリュー・ガーフィールド
    ジャスティン・ティンバーレイク
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by gloria-x | 2011-01-17 12:53 | 映画レビュー