超訳 ニーチェの言葉/フリードリヒ・ニーチェ 編・訳:白取春彦
ものすごく売れてるらしいですね。
実際手に取ってみるとベストセラー納得です。
こういう風にピックアップしてくれると
読みやすいし、スポンジが水を吸収するように入ってくる。
寝る前、ベッドで少しずつ読んでいます。
わたしのお勧めは
一日の終わりに反省しない
一日を振り返って反省なんかするとろくなことにならない。
なぜなら単に疲れているからだ。さっさと寝るにかぎる。
シンプルで気持ちいい!
始めるから始まる
とにかく始めなければ始まらない、まず動け。
ほんとにその通り!
そこから意外な展開に転がったりするもん。
必要な鈍さ
こちらが気を遣っているふうには決して見せない。
相手よりも鈍い感じでいる。
これらは社交のコツであるし、人へのいたわりともなる。
わたしも実体験からずっと同じことを考えてました!
「真にすごい人ほどすごそうに振る舞わない」と。
力を入れすぎない
自分の力の四分の三ほどの力で、作品なり仕事なりを
完成させるくらいがちょうどいいものができあがる。
実際にわたしのモットーです♪
何事につけ、力みすぎは押し付けがましく暑苦しいもんね。
人のことをあれこれ考えすぎない
あの人はどうのこうのといつまでも考えないこと。
実はこれが難しいんだな、課題ですね。
満足が贅沢
エピキュリアンの語源となった哲学者エピキュロスが
快楽を追求してたどりついた満足の頂点は
小さな庭、数本のイチジクの木、少しのチーズ、3~4人の友達。
これだけで充分に贅沢に暮らすことができた。
すごく共感する!理想の人生です。
他にも鋭いフレーズがいっぱい。
読む時の自分の状態によって、心に響く言葉が違うのも◎
by gloria-x | 2010-11-05 13:41 | ブックレビュー