バレンタインデー/ Valentine's Day '10(米)

豪華キャストで欲張りすぎ、詰め込みすぎ?目まぐるしくて上滑り・・・

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ラブ・アクチュアリー」のアメリカ版だろうなーと予想していた。
あちらは「単なるデート映画だろうなー」くらいに思っていたら
期待以上のいい出来で、ホロリとさせられ、音楽もよくて、今でもたまに観るほど。
なので、こっちも期待してたのだが・・・

キャスト陣は魅力的だし、各エピソード間の相関図もよくできているし、
おもしろくてハートウォーミングで、楽しめる作りなんだけど
いかんせん詰め込みすぎでそれぞれの話が薄っぺらだし
上滑りしてる感じでしんどかった。

人物やエピソードを絞り込み、
不要なものは心を鬼にしてバッサリ切り捨て
生かしたものをもっと深く肉付けすればよかったのに・・・


観ている間、ずっと小っ恥ずかしいような、
ノリきれなくてしんどいような・・・そんな感覚。
これ、何かに似てるなぁと思ったら

「THE 有頂天ホテル」(三谷幸喜監督)を観た時と同じ感覚ではないか?

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唯一落ち着いて観られたのがこの2人のパート。
ブラッドリー・クーパーの最後のオチもよかったし
エンドタイトルでジュリアがリムジンの中で言うセルフパロディなセリフも◎!

残念だったのはこの2人!
ヘクター・エリゾンドが出てるなら・・・と期待したのに
なんだか安っぽいホームドラマみたいな気色悪い「心温まり感」
野外上映会のシーンもクサくて観てられなかったわ・・・
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そういえば「SATC2」のキャリーにも同じこと感じたけど
なんでわざわざ言わなくていい告白するの!?(シャーリー・マクレーン)
それを言って誰が幸せになる?
この感覚、日本女性にはないと思うけど、キリスト教的なものかしらん?

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この男の子のエピソードも狙いはわかるが浅い浅い。
ハリウッド映画の小器用な感じだけが伝わってきましたぞ。

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何がしたいのかよくわからず、しんどかったのがこのパーティーがらみの話。
ジェイミー・フォックスの「I will survive」弾き語りは「おっ♪」と思ったけど
シーン全体がグダグダなので効果半減で残念だった。

アン・ハサウェイの副業がらみの話もしつこいし
ハイスクールのくだりも要らないと思う。
って、なんだか悪口オンパレードみたいですみません!
いや、惜しいな~って思ったのでついつい・・・

でもアシュトン・カッチャーはしっかりいい味出してたし
ジェニファー・ガーナーも(幸薄い顔だけど)好感持てた。

要するにわたしとは相性が合わなかったってことでしょうね。


'10 9 DVD ★★★☆☆
監督:ゲイリー・マーシャル
出演:ジュリア・ロバーツ、ブラッドリー・クーパー、アシュトン・カッチャー
    ジェシカ・アルバ、ジェニファー・ガーナー、パトリック・デンプシー
    アン・ハサウェイ、トファー・グレイス、ヘクター・エリゾンド、シャーリー・マクレーン
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by gloria-x | 2010-09-07 21:19 | 映画レビュー