消されたヘッドライン/State of play '09(米)

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「ラストキング・オブ・スコットランド」の監督と知って納得。
手堅い演出というか、冒頭のツカミも謎の投げかけもうまいし、
サスペンスと人間ドラマのさじ加減も絶妙。
緊張感をキープしたままラストまで観客を引っ張って気持ちよく幕を閉じる手腕は見事。
主人公の職場である新聞社の描写もいい感じだし、(エンドロールの締めが◎!)
見ごたえ満点で得した気分にさせてくれる映画だ。
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ラッセル・クロウ太りすぎ!それにこのロン毛はなんのため?
作中でも「俺はデブだし」と開き直って言ってるけど、
その割には意外と身軽にヒラリと柵を飛び越えたり、走ったり・・・
でも、手や指まで丸々してちゃいかんでしょー。
「L.Aコンフィデンシャル」の頃と同一人物とは思えない(T_T)
とはいえ、演技力というか存在感はさすがに文句なし!
ラッセルっていつもこっちの見積もり以上の演技派なのだ。
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編集局長役のヘレン・ミレンが作品を渋く、かつキレイに引き締めている。
ジャーナリスズムと経営の板ばさみになる役どころなんだけど、
肩の力が抜けていて、辛口のユーモアもあって気持ちいい。
バリバリ働く大人の女のお手本みたい。
彼女の衣装で一枚仕立てのジャケット類が何着か出てくるけど、
軽くて着心地よさそうでキチンと感もあってよかった。
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ロビン・ライト・ペンはベン・アフレックの妻で、
ラッセル・クロウも交えて3人が大学時代からの親友という役どころ。
ロビンみたいなタイプに生まれたら何かと得だろうなーと思う。
強烈な個性はないけど美人で知的な感じもあり、誰からも好感持たれそう。
金髪って黒スーツ着ても地味になりすぎないのがいいよねー。
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ベン・アフレックはあまり好きな役者じゃないけど、
今回は複雑な内面演技もけっこううまく、陰謀の渦中にある熱血議員を好演していた。

駆け出し記者役のレイチェル・マクアダムス、こういう役どころにありがちな
嘘くささや甘ちゃんっぽさがなくてよかった。

'09 6 3 劇場 ★★★★★
監督:ケヴィン・マクドナルド
出演:ラッセル・クロウ、ヘレン・ミレン、ベン・アフレック
    レイチェル・マクアダムス、ロビン・ライト・ペン
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by gloria-x | 2009-06-03 22:38 | 映画レビュー