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ラッキーナンバー7/LUCKY NUMBER SLEVIN '06(米)

ラッキーナンバー7/LUCKY NUMBER SLEVIN \'06(米)_c0008209_1040248.jpgなんでこんなに安易な邦題をつけたんだろう?
「スレヴン」に意味があるのであって、
ラッキーナンバー7ってあまりに短絡的・・・
日本人に通じにくいから変えたというなら、
まったく別のタイトルをつけるべきだったのでは?
この邦題とポスターデザインのせいで
軽妙なコンゲームっぽい映画かと思った。


と同時に、豪華キャストのわりに中身スカスカの
「オーシャンズ」シリーズみたいなつまらない映画かと危惧してもいたが
予想はいい方向に裏切られた。
とはいうものの、オープニングとクロージングはけっこう吸引力あるけれど、
真ん中はやや退屈。

ジョシュ・ハートネットってまったくそそられないなー。
眉と目の間隔が狭くて眩しげな目つきの男って
基本的にはわたしの好きなタイプなのに、
(例:C・イーストウッド、ジェフ・ブリッジス、ユアン・マクレガーetc・・・)
彼の場合、なんだかせせこましい、小賢しい印象なのよねー。
でも、彼の子供時代を演じた少年は可愛い!
ブルース・ウィリスが思わずホトケ心を出してしまったのも納得かも。

ルーシー・リューはもっと裏のある悪い女の役かと思ったら
意外にピュアで可愛い女だった。
ルーシーがジョシュに「あなたってまるで007みたい」と言い、
ジョシュが「007って言っても誰をイメージしてるかによるよな」とか言い出し
2人が「せーの」で俳優の名前を言うのだが、
わたしは断然007=ショーン・コネリーですな。
子供心にもあの色気と粋さは強烈に焼きついていて、
以後は誰が演じても「二番煎じ」的なニオイは否めないのよねー。

’07 8 DVD ★★★☆☆
監督:ポール・マクギガン
出演:ジョシュ・ハートネット、ブルース・ウィリス、ルーシー・リュー
   モーガン・フリーマン、ベン・キングズレー、スタンリー・トゥッチ

by Gloria-x | 2007-08-28 23:08 | 映画レビュー